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貴族って短気なやつ多いよな

えー前回のあらすじ、のじゃロリ鍛冶師を欲しい変態貴族を殴って喧嘩になった

あとあけおめ〜

よしどうしよっか!意気揚々と敵対したのはいいけど人数が多すぎて最悪店壊れるぞー

壊してもいいか聞いてみるか


「ねえ、レイドさん店壊れそうなんだけどどうしたらいい」


「ん?んなもんは思いっきりぶち壊しちまえばいいんじゃ!どうせ店の入口が吹き飛びそうなんじゃろならすぐ直せる気にするな」


よーし前なら壊していいのね了解

使いたかったスキルが使えるぞー


「まずは剣術「ブレイク」」


俺が言葉を口にし盾を構えている兵士に木刀を振ると兵士の持っている盾が割れ兵士に木刀が届いた

え?つよ防御無視かよでもこれ強度差あるやつはこっちがぶっ壊れそうだなあ

ちなみにこれで熟練度6の技だ


「なんじゃお主木刀で手加減しておるのか」


「いんや実験したいことがあるから簡単に倒れられると困るんだよ」


「カカカ!こやつらもお主の練習台にされておるとは微塵も思わんじゃろうて」


そう言いつつも兵士を既に5人もなぎ倒してるレイドがいた....バケモンかよ


「次は雷魔術「スタン」」


「が!!」


「おお一時的に痺れさせるのか多重で発動させたら面白そうだ」


雷魔術の熟練度1で覚える魔術だといっても連発なんてしたら魔力が持たないだろうが

だって今ので魔力が10も減った多分超人のステータスは運動能力関連が増加しやすいのだろう


「これだったらどうかなっと!!」


俺は魔力を木刀に纏わせ兵士に対して叩き込むと一人が吹っ飛びそれに巻き込まれ

数人吹っ飛んだ


「これ木刀でも魔物殺せるだろ「魔術使い」て名前嘘だろこれ」


「カカカ!よう吹っ飛んだの結構な人数お主の方に行くから儂も戦いやすくていい」


「そりゃどうも!」


とりあえず木刀のお陰で人は殺さずに済む

正直殺人は殺した後が面倒くさい

と、そんなこと言ってたら魔術師共がなんか詠唱?し始めたな


「ありゃフレアじゃな」


「フレアかなら止めといた方がいいな」


「できればそうしてくれ店が燃えたら商売できなくなるからの」


「了解」


俺はそう言いつつ水魔術「アクア」をだし魔術師たちのフレアに対して打った


「お、熟練度1でもしっかりと止めれたな」


「というかもうあの魔術師達で最後じゃないかの?」


「周りにいる兵士も含めるならあいつらで最後だな」


えーもうそろ疲れてきたので最後まで残った方々には理不尽を体験していただきます

次元魔術「空間転移」熟練度2で覚えるスキルだ


「次元魔術「空間転移」短距離の空の旅へご招待〜」


「お主もなかなかえげつないことをするのう」


「固まってる奴らが悪い」


俺がやったことはシンプル、「空間転移」の術式をギリ骨折の範囲に収まる位置に設置した

そして上から落とす、ね簡単でしょう


「さーて後は領主だけだな」


「じゃな」


「ひ、ひゃあ!や、やめてくれ!金なら払うから!」


「うーんじゃあ3つ選択肢を上げるから選んで」


「なんじゃつまらんのどうせなら4択ぐらい寄越してやればよかろうて」


「面倒」


「そうか」


「えーまず1つ目、死ぬ、2つ目、戦って死ぬ、3つ目、爵位の返上」


「ど、どれも同じじゃないか!?」


「え?何文句あるの?」


「お主、儂の予想以上に鬼畜じゃったわい」


「せ、せめてもう一つくらい選択肢があってもいいじゃないか!?」


「おうふこのガキ未だに自分が選ぶ権利あると思ってるよ、全部同じようなものなのにさ」


「は、はあ?」


「こいつまだわかってないのか?爵位の返上それすなわち現状死と同義だろお前は給金を使用人とかに雇ってるなら渡さないと行けないけどお前は爵位の返上後のお金の稼ぎ方をしらない借金してでも渡してその借金を自分自身で返せそれができないなら死ねってこと」


「まあ、要するに借金が増えるだけじゃがお主は働く方法を知らんから死ぬよなって話じゃ」


「語彙力なくてすまん」


「ひ、卑怯だぞ!わ、私がこの街の領主でなくなるとこの街は一気に瓦解する!お前らはそれでもいいのか!」


「いいんじゃない?お前がいないときの方がみんな明るかったけど一般的な人間ってお金が厳しくても楽しければいいんでしょそれにお金にも困ってなかったみたいだしギルマスが先導してやれば安定するんじゃない?意外と、ギルマスは仕事量に圧殺されるけど」


「まあ、あの食えんハイエルフは一度痛い目にあって欲しいからいいなじゃないかの」


「あ、悪魔だ!悪魔だああああ!!」


「人を悪魔とはひどいな後逃げない、火魔術「フレアバインド」」


「離せ!!離すんだ!!」


「哀れだし選択肢をもう一つだけあげよう」


「た、頼む!!」


「そうだなあ、領主としての仕事はこいつしてるんだっけ?」


「いや全くらしいの、なんでも業務と称して女遊びばっかりしとるそうじゃ」


「ならこいつのお目付け役的なのは?」


「いるわけないじゃろ、大体こいつはクズじゃぞクズ、そんなもんいたら何かの罪を着せて殺すようなやつじゃ」


「俺等じゃよくわかんないしギルマスに判断仰ぐ?」


「おお!それがあったのう、そんじゃあそこら辺に散らばっておるバカどもも拘束して連れて行くか」


「そうするか」


その後俺達は散らばってた兵士達を拘束してギルマスのところまで連れて行こうとしたんだが


「ははは!!お前たちはもうおしまいだ!」


「どうしたこいつ」


「妄言じゃろ」


「お前達は大通り何かを通ったからだ!!やれ!」


「どうした?ほんとに」


そう思って無視しながら進もうとした次の瞬間知らないところに飛ばされた


「!?」


「ふははは!!油断したなゴミクズが!!ここは公爵家の屋敷の中だ!!」


あ、どこかなって思ったけど丁寧に教えてくれました

机と椅子の他に応接室にありそうな少ししデカ目のテーブルがあるな

ま、教えてくれたんだ他にも教えてくれるだろありがたいなあ


「ふぅん、でなんでこんなところに連れてこられたか教えてもらっても?」


「よくぞ聞いたな!!貴様をここで袋叩きにするためだ!!」


「で?袋叩きにするための連中は?さっきから「気配察知」使って探してるけど一人ぐらいしかいないけど」


「な、なに!?ふざけるなあの小娘!!何をやっている!」


小娘?なんか少女でも囚われてるんだろうか


「ま、いいやお前人質として色々しに行くかね」


「ひい!!」


「その必要はない」


ぬ、誰だこのおっさん「気配察知」に引っかからないってことは「気配遮断」持ってんのか?


「誰だよおっさん今からこのガキを使って脅そうとしてたんだけど」


「ふむそうか息子を人質にか君はすごいことをいうな」


「へーあんたこのガキの父親だったかなら教育はしっかりしとけよ低レベルな煽りで簡単にキレるようなやつが公爵家の跡取りでいいのかよ」


「今は全権を息子に譲っていてね今の公爵家は息子のものなんだよ」


「だからあんたに責任はないと?最初から見捨てる気なのが見え見えだな」


「隠すようなことでもないからね事実私は息子がどうなろうと知ったことではない」


「ち、父上!?」


「そうかよなら親子で人質を取ってもいいんだぜ」


「できるものなら」


「じゃ遠慮なく」


そう言った瞬間に相手の懐に拳を放とうとしたとき

俺の拳が止められた


「!へえ」


「.....」


「物言わぬ人形かそれともそうやって教育してるのか?」


「......」


「答えはなしかよ」


つまんないなあ、それなりに強いんだろうけど鑑定で見るか

「鑑定」


名前:オートマタ

種族:機械族

LV:なし

HP:300/300

MP:20/20

スキル:衝撃吸収、物理耐性、火炎耐性、バーサク

称号:破綻者、機械人


ふーむ物理に結構言ってんなつーか機械ってことは電気有効なのでは?

むしろ回復するか?水が安定か


「敵対者、殲滅行動開始」


「これは話通じる通じないの次元じゃないな」


「....」


こいつ無言殴りに来やがった当たり屋かよ


「水魔術「アクアウォール」」


「....!」


「ちっ避けたか、だがこれでお前が水嫌いなのはわかったぞ」


ただな〜当てにくいんだよなそれなりに速度出てるし

「ブレイク」当てれたらなあ、いやあるか「神速」を使おう室内だから壁のシミになるのが怖いけど


「「神速」」


「....!!」


「残念後ろだ」


俺は「神速」と同時に振り下ろされた腕を避けて後ろから木刀を叩きつけた


「剣術「ブレイク」」


それと同時に機械は壊れた

やっぱり「ブレイク」強くない?まあそれはそれとして


「で?頼みの綱の機械は壊れたけど?他になんかあんの?」


「おい!!幻獣ども!今すぐこいつを殺せ!!」


「あーはいはいそうゆうのいいからじゃ」


俺はおっさんに対して「武器作成」で作り出した拳銃で方を撃ち抜いた


「ぐあ!!」


「安心しろよあんたのステータスじゃこれでは死なない」


おっさんのステータスはスキルや称号を除いた部分だけ見るとこうだ


名前:グラント・ハウリ

種族:人間

LV:10/10

HP:150/200

MP:200/200

状態:出血


どうやら肩から血を出しているので出血のデバフ的なものがついているようだった


「で?お前らに聞きたいことがある、そもそもの話なんでレイドさんに武器を作らせようとしたかだ」


「お前に話す必要がどこにある」


「お前に拒否権はねえよさっさと話せ、殺すぞ」


「ここで私達を殺してしまえばお前は犯罪者だぞ!」


「犯罪者で結構、人の街にいる以上そこの法に従うが刑罰は受けんよその場合さっさと逃げるだけだ

俺はあいにくどこでも暮らせるものでね、好きにすると良い、そもそも俺も人間だが人間は嫌いなんだ自分含めてね」


「っ...」


「まああまりにも可愛そうだから条件を特別に上げてもいいさっきもお子さんに提案したんだが駄々をこねるもんだから」


「ふざけるなよ!あんなのどこが選択肢だ!」


「分別のつかないガキと俺は交渉する義理はない」


「ふざけるな!!」


「ルードよ静かにしろ!」


「しかし父上」


「黙っていろ」


「ほう、親の方は意外としっかりしているようで」


「条件とは何だ」


「ああ、4つの条件を提示させてもらう」


「...」


「まず1つ目、領主の座をギルマスが了承するようであればギルマスに渡す、2つ目、俺を幻獣とやらに合わせろ後奴隷なりをかってるなら案内しろ、3つ目、幻獣および奴隷の解放をしろ幻獣が危険なのであれば最悪開放しなくてもいい奴隷も犯罪者は開放しなくてもいいそういうのが認められているようであれば

4つ目、ギルマスと俺に全て洗いざらい今までやってきたことを吐け、これが条件だ」


「...わかった全てのもう」


「理解の早いおっさんで助かったぜ、それじゃあまずは幻獣のところに行くか」


「この部屋にある手前から二個目の椅子の裏にある凹んでいる部分を押せば地下への扉が開く

そこに幻獣どもと奴隷がいる」


「そんじゃ行こっか」




次回に続くということでね

まあ、みなさんも今回でわかったと思うんですけど主人公のアレイスくんは大の人間嫌いに女性不信が乗っかったみたいな人間です、今までアレイスが仲良さそうに喋れているのは人間を人間と思わない努力をしているからです

これを踏まえて次回を見てねー

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