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初めての依頼なのに鬼畜の所業

お眠なのだ

「ん、ああここどこだ....」


そうかそういえば俺異世界に来てたんだった

未だに実感わかないんだよなあ

とりあえず宿出て金稼がないと


「つーか外が都心並みに騒がしいな車通ってるわけでもないのに」


まあ朝から市場とか開いてんだろひとまずお金がない

さっさと準備して依頼受けるか

俺は準備して宿をでた


「ていうか朝から何も食ってないか腹が減った」


「....あ、アレイスどこいくの?」


「シトラスさん、今からギルドですよお金がないので」


「...依頼受けるんだ新人なのに仕事熱心だね」


「え?でもお金稼げないと生きていけないでしょう?」


「...あ、そうかアレイスは知らないんだったね、冒険者は大抵中間のランクぐらいになるとみんな威張り始めて低ランクからお金をぶんどったりとか悪いことして稼いでるから」


「え、なにそれこわ」


「...まあでもギルドにいた人とか受付に並んでる人はそこまで悪い人もいないから裏路地とか入るときだけ気をつければいいよ、そういえば朝ご飯食べた?昨日は宿に泊まってギリギリって言ってたから」


「何も食べてないですね」


「...じゃあ奢ってあげるよ」


「い、いいんですか?昨日も結構飲ませてもらいましたけど」


「...Aランクはお金持ちなのです」


「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」


「...私のおすすめでいい?」


「はい俺もよく知らないので」


この人多分昨日の様子と今日の様子を見るに

好き嫌い激しそうだな


「...今なにか変なこと考えた?」


「い、いえ何も」


「...そう」


何故バレたし

そんなことを言ってる間にシトラスさんが買ってくれた


「はいこれ私のおすすめ」


そう言って手渡して来たのは見た目完全に揚げ物だった


「これは?」


「...カレーパン」


まだフライドチキンとかを出されなかっただけマシと思う


「ありがたくいただきます」


「...ところでアレイスはどの種類の依頼受けるの?」


「あーできれば討伐系ですかね」


冒険者ギルドには大きく分けて4つの依頼の種類がある

一つは討伐系、危険が伴うが成功したときの報酬や魔物や魔獣の素材の買い取りがでかい稼ぎになる

2つ目は護衛、貴族や商人などの護衛を担う依頼料の振れ幅が大きいあまり安定した稼ぎにならない

3つ目は採取系、必要な素材などを採取してきて冒険者ギルドに買い取ってもらう稀に討伐系と被る

4つ目は捜索系、これは行方不明者の捜索そして魔物や魔獣がどこにいるかを探して進路を報告する


「...まあこのあたりだと討伐系は意外と安定するよ西の山脈に入らなければアレイスだと簡単にこなせるかなでも油断はだめだよ」


「はい、それとやっぱりパーティーて組んだほうがいいんですかね?」


パーティーとは最低二人以上最高で8人以下で組んで依頼などをこなす

昇級の際もパーティー全員で昇級なんだとか


「うーん私は組んだことあんまりないからわからないけど組めるなら組んだ方が良いらしいね」


「組んだことないんですか?それまたどうして?」


「...周りが弱かったから唯一組んだときも同じAランクかSランクだったから」


「きょ、強者の余裕」


「...でもアレイスは強いからきっとすぐ追いつくよ、そうだ昨日見てて思ったんだけどアレイスって何か剣術とかやってたの?やけに防御の仕方が上手だったり攻撃の仕方も良かった」


「ああ、それは模倣してるからですよ」


「...模倣?なにか手本にしている動きがあるとか?」


「あぁいえ俺一度見たものや学んだものを模倣できるんですよこの体になるまでは50%も満足に模倣できませんでしたけど今の身体なら80%は模倣できるんですよ」


「...すごいそれは才能うまく扱うと良い」


「そうですね」


正直この才能にあまりいい思い出がない人が努力して得た結果を俺はその人の半分とはいえ模倣できてしまうもっといえば俺が50%を補う努力をすればその人と変わらない事ができる


「...あ、ギルドについた、アレイス討伐系のおすすめ教えようか?」


「いいんですか助かります」


そう言いながら依頼書のあるボードへ行くと


「おいあいつ「閃光の剣姫」じゃねえか」

「おいおいまじかよ随分と華奢な女じゃねえかほんとにAランクかよ」

「隣の女は誰だ見たことないやつだぞ」

「お前知らないのか剣姫に傷を負わせたやつだぞ」


定番のやつだていうかこの人そんなに有名だったのかよ

後俺のことを女呼ばわりしたやつ表へでろてめえを女にしてやるよ


「...これとかどうだろう」


「どれですか?」


そう言ってシトラスさんが見せてきたのはBランクの依頼書だった


「?これBランクの依頼書ですよまじでやるんですか?」


「...安心して私もついてくから」


「現場監督かよ」


「...なにか言った?」


「なんでもないっす」


この人やってることわかってるかなあ

依頼書にはBランクの魔獣キンググリズリーの討伐依頼達成には魔石を持ってくる必要があるそうだ

私Dランクね依頼書Bランクそもそも釣り合っていない


「...さあセートのところに受けることを伝えに行こう」


「え!?あのちょっと待ちませんほら他にもありますし」


抵抗虚しくセートがいる受付まで引きづられた


「なんでお前らはいつも俺の受付なわけ?サボれないじゃん」


「...サボるな働けバカセート」


「で?こんどはなんでそんなに絶望してんの」


「依頼書見てくださいよ...」


「あぁこれ大丈夫大丈夫シトラスが付き添うならなんの心配もないよ」


「そんな化け物と戦いたくないでゴザル」


「.....戦いたいんだって」


「今随分間が長かったですねあと戦いたいなんて一言も言ってない」


「えーと依頼担当者、シトラス、アレイスと」


「この悪魔人でなし!!」


「まあなんとかなるから安心しろ」


「ならないですよ」


こいつ自分はいかないからってニヤニヤしてやがるぶっ飛ばすぞ

もう諦めようこの人話聞いてくれない


================================================


えー現在私地獄にいます

文字通りの地獄です


「こんなん山脈じゃないやろ!!針山やないかい!」


「...だからいったここは危険だからいまのアレイスじゃ危険だって」


「え?じゃあなんで連れてきたんです」


「...アレイスが行きたいって言ったから?」


「一言も言ってないですね!!」


「キンググリズリーがいた」


「あ、仕事になると間がなくなるんですね、で王様くまはどこですか」


「あれ」


指を指す方を見ると全長5メートルはあるんじゃないかと疑うレベルのデカさをした熊がいた


「でっかいくまさんだー、そんな気持ちになるかい!」


「よしやろう」


「え、マジですか?」


「いいから行く私はピンチになったら助けるから」


「言っても聞かないでしょうね!わかりましたよ行きますよ」


そういって俺はキンググリズリーの前へと走り出したあと今後はめんどくさいのでキングと呼ぼう

出た瞬間に「身体強化」の後に「武器生成」で刀を作り、熟練度4で覚える火魔術の「フレアエンチャント」を付与して思いっきり斬り掛かった


「グオオ!!」


「炎剣」


ふっ思わず呟いてしまった....恥ずかし!!

それはそうとキンググリズリーは切られた箇所から毛皮延焼して行きしばらくすると

毛皮の中から小さな子熊が出てきた


「は?」


「...終わったみたいだから来たけどどうしたの?」


「これキンググリズリーですかい?」


「...うんそうだよ速く殺さないと逃げちゃうよ」


「あ、はい」


容赦なくかわいい子熊を殺す成人男性

あたい悪くないもん生きるためだから!!


「魔石回収してきました」


「...良い残酷っぷりだった」


「褒めてます?」


「...褒めてる」


価値観の相違て怖いなあ

その後俺達はギルドに戻った


「シトラスならともかくお前がキンググリズリー倒したってマジ?」


「火で南無三でしたね」


「あーそこに気づいたか高位の火魔術だと一撃でカタつくんだよな」


「気づいたというか、あれは完全に事故!」


「...炎剣ぷっ」


「お口チャックしてもらっていいですかねえ!!」


「まあとりあえず魔石だしな」


「これです」


「うわお前これちゃんと丁寧に取ったろ、シトラスのやつは雑に取って地面に落ちてもきれいにせずに適当に持ってくるから」


「...うぐ」


「そっちのが高く売れそうだったので」


高位の魔物や魔獣の魔石は魔力量が高く色んなところで使われているんだとか


「ほいこれがキンググリズリーの買い取り分な」


「え!?」


俺が驚くに足る理由があったまず事前に説明しておこうこの世界のお金は銅銀金の三種類だ

銅貨は一枚でパンを食べれる銀貨は一枚で銅貨16枚分の価値だそして金貨は一枚で銀貨百枚分の価値がある

ちなみに更に上に白金貨というものがあるがこれは金貨1000枚の価値がある

そして俺の目の前には金貨が20枚ほどあったこわ


「ちょこんな大金なんですか?」


「ああ金貨二十枚だな何枚か銀貨にしといてやろうか?」


「お願いします」


良かった帰る途中にスキル選択しっかりしといて

これが今の俺のステータス


名前:アレイス

種族:人間・超人

年齢:24

LV:8/100

HP:400/400

MP:120/120


スキル:不老、スキル選択、知恵者、洗浄、水魔術(4)、火魔術(5)、剣術(10)、身体強化、武器作成、天眼、鑑定妨害、鑑定、雷魔術(2)、次元魔術(4)、治癒魔術(4)、気配察知、気配遮断

魔術使い、神速


称号:星の旅人、長命種、ジャイアントキリング、二撃必殺


次元魔術、剣術、治癒魔術合計90ポイント、次元魔術は称号のお陰で10ポイントしか使わずに済んだ

気配察知、気配遮断合計60ポイント

魔術使い、神速合計300ポイント

残りポイント5


この中の次元魔術で「収納」があり術者にしか開けないようになっているのだ


「ほら銀貨300枚に金貨21枚だ袋いるか?」


「ああいや大丈夫「収納」にいれるから」


「便利なもんだな「収納」俺も次元魔術覚えたかったよ」


これさてはセートの「叡智眼」でもスキル選択見えてないな

言わないほうがいいよな


「というか今回は相性良くて結構簡単に倒せたけどBランクてどのくらいの強さなの?」


「村程度なら簡単に街なら時間をかければ壊せるぐらい」


「あの子熊が?無茶苦茶延焼してたけど?」


「危険度的な話だよ」


「ほへえ」


「ところでお前今日の宿どうすんの」


「あーどうしよ昨日の宿はなあなんか新しいところに行きたいよな」


「それじゃあ今から探しに行くか一緒に」


「え?野郎には付き合わないんじゃないの?」


「ちょっとぐらいはな、あと奢ってくれ」


「また今度ね」


そう言ってセートとアレイスは宿探しに出た

あとがきもね書くことなくなってくるよね

あ、ありました、最近歩いてたら猪に会いまして死ぬかと思いましたねがはは

ちなみにその後全速力で帰宅しました


いつも見てくれる方ありがとうございます!!


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