間章
???にて
「真祖が見つかったとは本当か?」
「ええ、ベリアル王国の国母とは別の個体が」
「へーいたのかそんなやつがねぇ」
「実におもろいな!!ぜひ手合わせしてみたいものだ!!」
「静粛に」
「「「!」」」
重苦しい雰囲気に変わる
「さて今回の議題をベディヴィエール」
「はい、今回の議題は吸血鬼真祖の確認、まだ幼体と思われますがすでにCランク下位の魔物、魔獣程度であれば倒せる程度には強くなっております、それに伴いどのような対応をするかです」
「殺す」
「放置」
「殺します」
「使えるなら引き込む」
「監視」
「殺害」
「絶殺」
「…zzz」
「興味なし」
「罪を犯している殺す」
「そうか、では殺すとしよう」
1番若そうな男が手を挙げる
「あ、あの」
「なんだ」
「そ、その無知を承知で聞くのですが…真祖とは?」
「そうかぁお前はまだ若いししらねぇかぁ」
「す、すみません」
「謝罪、不必要、真祖、説明」
「真祖は吸血鬼の中の上位種、吸血鬼の中では神として崇められているほどの存在です」
「そ、そうなんですね勉強になりました」
「しかし、主を差し置いて神として崇められるとはやはり許せん!!」
「まぁ当人が名乗ってるわけじゃねぇしな」
「ですが我々がそれを知らぬ存ぜぬで通すと民に示しがつきませんここは人族の楽園なのですから」
「んで?今回のこところすでいいのかよ教皇様」
「ああ、殺すで構わない、それともう一つ情報が抜けているベディヴィエール」
「あの情報ですか?」
「ああ」
ガラの悪そうな男が
「まだなんかあんのかよ」
「実は…」
ベディヴィエールと呼ばれた青年が重苦しく発言する
「真祖と共に行動しているものがおりまして」
「へぇーそんな奴がいんのか」
「ええ、名をアレイスと言うようです」
「そのお方に何か問題でもあるのですか?」
「ええ、彼は…【超人】です」
その場にいたものたちが固まる
「は?おいおい、マジかよ!?」
「驚愕、理解、不能」
「それが事実であれば…数百年ぶりの事例ですよ!?」
多種多様な反応を見せる
「くっくくははは!!」
「教皇様…」
「ついにだついに!私の悲願が達成される!!」
教皇が歪んだ笑みを浮かべる
「お前たち!!全員に通達する!!」
教皇以外が跪く
「【超人】アレイスを殺してでも!!死体でも連れてこい!!」
「「「御意!!」」」
全員が出て行った後
「ようやくだようやくつまらぬ数百年であったがようやくだ」
歪んだ笑みを浮かべた教皇は立ち上がる
「必ずや手に入れてやるぞ【超人】」




