同類と襲撃
二次創作たのちい
スクラレアとカグラザカが会話をしていた同時刻
なんか真面目そうな空気を感じた二人は部屋を移動し語り合っていた
「それでアレイスさん、聞きたい事があります」
「ん、なんだ、なんでも聞いてくれ」
「あっちで何年の時に来ましたか?」
「ん?俺か?2024だったかな」
「ですよね〜俺2020年です」
「マジで!?」
ここに来て転生者と転移者の時間の違いが発覚した
「え、お前何年前にきた?」
「ざっとですけど一年前ですかね」
「じゃあ、何年ぐらい経ってんだ?」
「こっちでの一年が、あっちでの四年って事ですかね」
「やば、てことはお前あの漫画の最終回見てないのか…」
「えっ、なんの漫画ですか?」
「OOOOって漫画なんだけど」
「あれ終わったんですか!?」
「終わった終わった、結構終わった漫画多いぞ」
「えっじゃあ某ハンタは?」
「あれはもう少し?」
「まだ何すか!?」
「まあ、一回連載再開したんだけどな、作者が色々とね」
「理解しました」
そこからの二人の語り合いは朝から話していたのに気がつくと夕方になっていた
夕方になっても話し続けようとする二人の元に別の部屋で話していたスクラレアとカグラザカが呼びにきた
「あの、こちらの話は終わりました、ので、呼びにきました」
「ん?ああ、え!?もうこんな時間かよ!?」
「もう夕方ですか!?」
「気づいていなかったんですね…」
「そっちはなんか話してたの?」
「ええまあ」
アレイスは何か察したように
「ま、何話してたかは聞かない方が良さそうだな」
「そうしていただけると助かります」
「ところでアレイスさんずっと聞きたかったんですがそこの美少女は!?」
「フッフッフ、あの子はうちの娘だヨ、レンリ君」
「娘!?え?アレイスさん既婚者だったんですか!?」
「違う違う、養子だよ養子、貴族と喧嘩した流れで助けた奴隷を引き取る流れで俺について来た子」
「なんすかその主人公体質みたいな行動は!」
「ははは、俺は俺の物語の主人公だからネ」
「上手いこと言いやがってっ…!」
「あの、話すのはいいのですがもうすぐ夜ですので第三王子様が泊まって行かれてはどうかと」
「いいんですか!?」
「そう、らしいですよ?私も、そう聞きました」
「しかしこの状況で襲撃しかけて来たら間抜けだな!!」
「あ」
その時唯一声を上げたのはレンリであった
「それフラグ…」
「いやいやまさかそんな都合よく来るわけ…」
そう言っていたのも束の間屋敷の庭の方から轟音が轟く
「なんだ!?」
「アレイスさんがフラグ立てるからぁ!!」
「門の方のようです!行ってみましょう!」
四人が門の方へと走っていくとそこには
「なんだ…これ」
眼前に見える光景に唖然とする四人、そこには生気の感じられない人間やモンスターの大群が正面に見えた
「おいおい、こんな数をどうやってここまで持って来やがったんだ…」
少ししてアリスとセドラスがやってくる
「これは!どういう状況ですか!?」
「わからん、目の前には化け物の大群としか…あいつら一体一体がEランクは最低でもあるぞ…」
「わかるのですか、アレイスさん」
「わかるよ…確認できる強いやつでAも何匹かいる」
そのアレイスの発言に全員が息を呑む
「仮にモンスターを操ったり死体を操ったとしてこの数をここまでバレずに行軍して来たんだ…?」
「それを考える前に正面の脅威を倒さなければいけないのでは?」
「分かってはいるが…お前ら大群との戦闘経験は?」
「僕は多少」
「俺はそもそも…敵との戦闘経験自体がほとんどなくて…」
「分かった、ここから逃げたいが、おそらく逃げても追っかけてくるだろうな」
「おそらくは王族を標的としているのでしょう」
「まあ、だろうなぁ」
「今はスルトの結界に阻まれていますが破られるのも時間の問題です」
「ていうかスルトは?」
「まだ、寝てます…」
「誰か、起こしてこい貴重な戦力だ」
それを聞くや否や即座にレンリがスルトを呼びにいく
それを確認してからアレイスは口を開く
「広範囲殲滅目的で魔術を使う正直庭の破壊ぐらいは許容してくれセドラス」
「ああ、分かっているともなりふり構っていられないからね」
「ただどの程度までやるか…」
「あの、少しいいでしょうか」
「なんだ」
「救援を呼ぶことは不可能なのでしょうか」
「呼ぶには呼ぶがここは王都から離れている転移結界があると言っても大人数は無理だせいぜい2、3人程度だろう」
アレイスの言う転移結界とは次元魔術の一種で一つ転移結界を設置した位置とは別の場所に転移結界を設置することで長距離間の簡易的な移動を可能とする魔術である
「援軍も絶望的、敵の数は我々より圧倒的に多い…これはもう詰んでいるのでは?」
「ああ、ほぼ詰んでるな…」
その言葉に他の面々は絶望したような表情をする
そんな中一人絶望すらしてないものがいた
「ま、この状況を楽しもうぜ、要するにゲームだこれは攻城戦で言うところの俺達は守備側ってことだ、そう考えると気楽に守れるだろ?」
「ゲームって、アレイスさん貴方は本当に状況が分かっているのですか…!」
「ん?分かってるよ、ただ絶望するよりかは今を楽しんで死んだ方が楽ってことだ、ついでに言うと経験値稼ぎだ。んじゃ俺は先行ってるで策なしで雑に数削ってくるからそのうちに作戦決めといてくれや、王女様」
そういうや否やアレイスは結界の外へ出ていきモンスターを蹴散らしていく
アレイス君は基本今が楽しければなんでもいいという主義のため後先考えずに行動しますが自分にはそれがあっていると感じているためそうしているだけです。社会人時代は後先のことしっかりと考えていたのでその癖は少し残っていますが




