初心者投資家の失敗談(銀行勧誘編)解説①
初投稿作品です。
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投資信託とリスク回避について、翔太の友人の浩司が解説します。
翔太が初めての資産運用で失敗した原因について、一緒に考えてみましょう。
まず、そもそも翔太が購入した投資信託とはどんなものでしょうか?
投資信託とは
多くの投資家から資金を集めて、その資金を基にプロの運用管理者が株式や債券などのさまざまな金融商品に投資する仕組みです。
小額から多様な資産に分散投資することができ、リスクを軽減しながら資産形成を目指すことが可能です。
投資信託には様々な種類があり、大別するとインデックスとアクティブに分かれます。
インデックスファンドは、日経平均株価等の市場の動きを示す特定の指数(=インデックス)に連動する投資信託です。特定の指数と似た値動きをするため、市場並みの運用成績が期待できますが、基本的に市場平均を大きく超えるリターンは得られません。
アクティブファンドは、特定の指数を上回る運用成績を目指す投資信託です。
ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが、市場や企業を独自の観点で徹底的に調査・分析し銘柄を選定します。
アクティブファンドは調査・分析等に人的コストがかかるため、インデックスファンドよりも、手数料が高いです。また、一見するとアクティブファンドの方が良さそうですが、長期的な視点ではインデックスファンドの方が運用成績が良いことが多く、初心者の方は「S&P500」(アメリカのみ)や「全世界株式」と呼ばれるインデックスファンドにネット証券から投資することをお勧めします。
翔太は投資信託に目を向けた点は良かったですが、一般的に銀行などの窓口で購入する場合は手数料が高い商品が多いです。この手数料が間接的に窓口にいる行員の給料になる訳です。
投資信託の手数料は大きく3つに分けられます。
投資信託にかかる手数料
販売手数料:投資信託を購入時にかかる手数料。
信託報酬:運用手数料。毎年発生。
信託財産留保額:投資信託を解約した際にかかる手数料。
投資信託の説明は以上です。
次回はリスク回避方法について解説します。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
次回も引き続きお楽しみください。
大和 翔太
年 齢:30代前半
趣 味:筋トレ・ランニング
仕 事:ITエンジニア
投資歴:完全なる初心者
家 族:独身
その他:主人公
大学時代は電気工学を専攻
真面目で勉強家で論理的な思考の持ち主。
優秀が故に一人で突っ走る事もしばしば。
良くも悪くも人間味があり、お金に関する漠然とした
不安を解消するために奮闘する。
佐藤 浩司
年 齢:30代前半
趣 味:各種投資・読書
仕 事:法人向けの営業
投資歴:就職直後から貯金を投資に回しており、かれこれ10年ほど
家 族:妻、息子1人の3人家族
その他:主人公の大学時代の友人
大学時代は経済学を専攻
主人公を投資の世界に引き込んだ張本人