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第93話 危機の拡大

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 天正五年(1577年)閏七月、天王寺砦で起きた佐久間盛政の軍勢と松永久秀の軍勢による衝突の原因について、当時の資料では相反する原因が記されている。

 公家や興福寺の日記によれば、盛政率いる天王寺砦の兵が大和信貴山城に戻る久秀の兵の行軍を妨害したのが原因であると記している。一方、信長の一代記や秀吉を主人公とした軍記物では信貴山城に引き上げる久秀の兵が天王寺砦を攻撃したため、盛政率いる兵が反撃に出たのが原因であると記している。

 どちらにしろ、この衝突で織田信長と松永久秀の関係は破綻したのだった。





 信長が上洛してから10日経った。重秀は京の妙覚寺の一室で、織田信長を始め、秀吉、明智光秀、長岡藤孝、柴田勝家、丹羽長秀、筒井順慶、細川信元(前の細川昭元)、村井貞勝、万見重元、堀秀政、菅屋長頼、松井友閑、武井夕庵といった重臣や奉行衆が注目する中、信長に命じられていた任務の結果の報告を行っていた。


「・・・以上の条件で、うるがん殿(ニェッキ・ソルディ・オルガンティノのこと)は全面的に上様に協力するとの言質をとってまいりました。こちらがその誓紙となります」


 重秀がそう言うと、懐から二通の書状を取り出した。堀秀政がそれを受け取り、信長に手渡した。信長が書面を開くと、一通は変わった紙に南蛮の言葉で記した書状、もう一通は和紙に日本の言葉で記した書状であった。


「中身は同じ内容なのだろうな?」


 信長の側で座っていた秀吉がそう訪ねた。重秀は信長ではなく、秀吉に対して答える。


「はっ、私めの目の前で、了斎殿(ロレンソ了斎のこと)がうるがん殿直筆の書状を見ながら大和言葉にて書き写しておりました。間違いあれば上様に生命を差し上げると申しておりました」


 重秀の回答に、秀吉が頷いた。そして信長に顔を向ける。その様子を見ていた信長が重秀に直接声をかける。


「藤十郎、大義。後で京に居るキリシタンと伴天連の身を保証する朱印状を出してやる故、それを伴天連共の所に持っていくが良い。その後、高槻城へ伴天連共を連れて行き、高槻城の高山親子を説得させるのだ」


 それを聞いた重秀が「ははっ」と返事をして頭を下げると、立ち上がって部屋から出ていった。


「猿。これで高槻城への調略の準備はできた。あとはうぬに任せる」


「ははっ、承知いたしました。それで、中川瀬兵衛(中川清秀のこと)なのですが・・・」


 秀吉が恐る恐る聞くと、信長は少し考えた後、秀吉に答える。


「・・・あの者も調略せよ。あの勇者を死なせるのは惜しい。ただし、調略できぬならば奴の居城、茨木城を攻め落とせ」


「上様の命には従いまするが・・・、実は瀬兵衛調略にうってつけの者がおります故、その者をお借りしたいのですが・・・?」


「この際手段は選んではおれん。誰だ?」


 信長が苛立つ様に言うと、秀吉はハッキリとした声で言う。


「瀬兵衛の妹婿、古田左介にございまする」


「許す。連れて行け」


 信長の即答を受けた秀吉が「有難き幸せ」と言いつつ頭を下げた。信長は頷くと、今度は明智光秀に声をかける。


「金柑。こうなった以上荒木は討つ。荒木攻めは猿に任せるが故、汝は儂の側に居よ」


「・・・承知いたしました」


 光秀は暗い顔をしながら信長に答えた。光秀が暗い顔なのには訳があった。


 信長が上洛した直後、荒木村重と松永久秀の謀反の疑いを信長から聞いた光秀は、万見重元と共にすぐに村重の居城である有岡城へ向かった。そして村重に会うと、さっそく村重を説得した。

 この説得はあっさりと上手くいき、村重が人質を光秀に引き渡した後に信長に謝罪すべく、5日以内に京へ向かうこととなっていた。光秀と重元は人質を連れて信長の下へ行き、このことを報告した。これで村重の件は一件落着したと信長も光秀も思っていた。

 ところが、5日過ぎても村重は信長の前に現れなかった。光秀と重元が再び有岡城へ向かったものの城には入れず、代わりに息子の荒木村次から離縁された光秀の次女を引き取って京へ帰ってきた。このことを聞いた信長が激怒。村重への説得を諦めて武力討伐に切り替えたのだった。

 当時の、そして後世で記録された資料によれば、実は村重は信長へ謝罪すべく京へ向かったのだが、途中で引き返したとされている。自らの判断か、それとも家臣の進言かは分からないが、「謝罪しても助からない」と判断して引き返したのではないかと言われている。

 どちらにしろ、村重は約束を破ったのである。説得にあたった光秀の面子を潰したことになったのだ。潰されたことに対する恥と信長に嘘の報告をしたという罪悪感が、光秀の顔を暗くしていた。


「しかしながら、上様。有岡城は総構えの堅牢な城。羽柴勢では兵力が足りぬかと存じまするが」


 心をかき乱されている中でも、光秀は冷静な口調で信長に疑問を呈した。光秀の疑問に信長は答える。


「分かっておる。すでに岐阜の城介(織田信忠のこと)に尾張と美濃と伊勢の兵を率いて上洛せよと命じておる。それまでは猿めに高山と中川の調略をしてもらう。有岡城攻めはその後じゃ。それよりも、問題は信貴山城じゃ。こちらは儂自ら指揮を執る」


 信長は上洛直後に堺の奉行である松井友閑を使者として信貴山城に送った。しかし、松井友閑は城には入れず、しかも城の修復があちこちで行われていたことを確認していた。このことを有閑から聞いた信長は、すでに武力討伐の意思を固めていた。


「信貴山城へは五郎左(丹羽長秀のこと)、金柑、兵部(長岡藤孝のこと)、陽舜房(筒井順慶のこと)の軍勢で攻める。仙千代は儂と共に来い。久太(堀秀政のこと)は目付として猿の側にいろ。その他の者は京の守りを固めよ」


「し、しばらく!」


 信長が指示を出している中、勝家が声を上げた。


「上様!信貴山城攻めでは、それがしを先陣に加えていただきとう存じます!松永や荒木といった与力を裏切らせたこと、この権六の不始末!何卒、槍働きでその汚名を雪ぐことをお許しくだされ!」


 そう言いながら頭を下げる勝家に、信長は低いながらも心のこもった声で語りかける。


「権六、汝の気持ちは分かるがな。柴田勢を動かせば、本願寺が打って出るやもしれぬ。今、本願寺に暴れられたら、ただでさえ松永と荒木の謀反で動揺する畿内を抑えることができぬ。権六よ、汝は今は本願寺の抑えのことのみ考えよ」


 信長がそう言うと、勝家は涙を流しながら「ははっ!」と平伏した。信長は頷くと、立ち上がって大声を上げた。


「よし!皆の者、この戦に勝利して松永と荒木の両名に逆らったことを後悔させてやろう!そして、我が織田の力を顕如と毛利、そして鞆の浦の公方に見せつけてやろうぞ!」


 信長の激が飛び、諸将は「応!」と力強い声で返事をしたのだった。





 次の日、重秀が信長の朱印状をロレンソ了斎に渡し、高槻城へ付いてくるように言った後、秀吉の下に戻ると、そこでは羽柴の家臣や与力が今後のことを話し合っていた。


「父上、只今戻りました」


「おう!藤十郎!伴天連達は何だって?」


「今日中に準備を行い、明日の早朝にはこちらに来るそうです」


「よし、すでに将右衛門と右近(高山重友のこと)との間で繋がりはできとる。後は直接行って口説くだけじゃ。というわけで、藤十郎。明日にでも将右衛門(前野長康のこと)と伴天連達と一緒に高槻城へ行ってまいれ」


「は、はいっ。承知いたしました」


 いきなりの大役を任された重秀は目を白黒させながら返事をした。秀吉が笑いながら重秀に言う。


「そんなに緊張するな。将右衛門とのやり取りでは、右近は上様への謀反を考えておらぬらしい。まあ、お主は将右衛門の交渉を見て学んでこい」


「は、はぁ・・・」


 秀吉のお気楽な発言に重秀は毒気が抜かれた。と同時に、重秀はふと思いついた疑問を秀吉に言った。


「父上、交渉の間は父上は何をなさっているので?」


「うむ、取り敢えず軍勢を淀城(淀古城のこと)に入れてそこで当面は様子を見ることとする。と同時に殿様(織田信忠のこと)を迎える準備をいたす」


「承知いたしました」


 重秀がそう言って頭を下げた時だった。部屋に石田三成が「失礼します」と言いながら入ってきた。三成は下座の角で片膝を付いて跪くと、秀吉に向かって声を上げる。


「お話の途中失礼いたします。古田左介なる武者がお目通りを願っております」


「おおっ!来たか!通せ通せ!」


 秀吉の命を受けた三成が一旦部屋から出ると、今度は一人の武者を連れて再び部屋にやってきた。それまで秀吉を囲むように座っていた家臣や与力達が一斉に立ち上がって部屋の左右に座っていく。その中を、鯰髭を貯えた壮年の武者が入ってきた。彼は秀吉の前で座ると、平伏しながら声を上げる。


「古田左介重然、上様の命により羽柴筑前様の下に付くべく参上いたしました」


「おう!左介!久しいのう!此度は瀬兵衛を口説くから手伝え!」


 重然に気安く声をかける秀吉に、重秀が首を傾げた。それを見た秀吉が重秀に話しかける。


「左介は元々美濃の国衆の出でのう。美濃での調略時に知り合って以来の付き合いじゃ。左介、こいつが昔言っておった大松よ」


 秀吉が重然にいきなり重秀を紹介した。重秀が重然に頭を下げつつ自己紹介をする。


「羽柴藤十郎重秀でございます。どうぞお見知りおきを」


「これはこれは。ご丁寧にどうも。山城国乙訓郡上久世庄の代官、古田左介重然にござる。大松殿、いや藤十郎殿のお噂はかねがね聞いておりました」


 重然が真面目に挨拶をする。だが、そこはかとなくひょうきんな顔立ちのため、重秀は重然が軽い男のように見えた。


「して、羽柴様。今後の予定は?」


 重然の質問に、秀吉はさっきまで話し合っていた今後のスケジュールを重然に教えた。


「右近の調略は将右衛門と藤十郎に任せるから、お主は瀬兵衛を頼む。今からできるか?」


 秀吉の質問に重然は首を傾げながら答える。


「瀬兵衛殿はそれがしの義兄故、いつでも会おうと思えは会えまするが・・・。瀬兵衛殿と高山殿は確か従兄弟同士。ここは高山様を先にこちらに引き込んだほうがやりやすいかと」


「・・・右近殿がこちらに引き込まれないやもしれぬ場合がある。将右衛門の話では、高山家から荒木方に人質を出しているらしい。人質のことを考えれば、高山もすんなりとこちら側には付くまい。そうなった場合、瀬兵衛への調略が遅くなる。ここは、並列して行なったほうが良い」


「・・・承りました。では、義兄あに上とは文のやり取りで繋がりを保つように致します」


 秀吉の提案を受け入れた重然がそう言うと、「ではさっそく取り掛かります。ごめん」と言って部屋から出ていったのだった。





 重然が出ていた後、今度は黒田孝隆と栗山利安が入ってきた。二人共顔が青ざめていた。


「筑前様。先程弟(黒田利隆、のちの黒田利高のこと)より密書が来ました」


 孝隆がそう言うと、懐からてのひらに収まるサイズの小さな紙を秀吉に渡した。秀吉がそれを開いて読んだ。


「・・・小寺加賀守(小寺政職のこと)が毛利に寝返りよったか」


 舌打ちしながらそう言う秀吉の言葉に、その場にいた秀吉の家臣や与力達が驚きの声を上げた。


「すでに西播磨の国衆達には松永と荒木の裏切りが知れ渡っているようです。我が主はそれを聞き、織田より毛利へ寝返りを決めたようにございます。姫山城(のちの姫路城)では隠居した我が父(黒田職隆のこと)が復帰し、それがしを追放したと宣言したようです。また家臣達も父に対して誓紙を出して忠誠を誓ったようです」


「つ、追放!?」


 秀吉が驚いたような声を上げた。それに対して孝隆が「お案じ召されるな」と薄く笑った。


「あくまで御着城の我が主を欺くための方便でござる。未だそれがしと姫山城との繋がりは断ち切れておりませぬ」


 孝隆はそう言うと、次の瞬間平伏した。


「このような仕儀になったこと、誠に申し訳ございませぬ!我が主、加賀守を毛利に寝返らせたのは我が失態!この事態をひっくり返すべく、何卒それがしを有岡城に遣わしてくだされ。この官兵衛、必ずや摂津守様を翻意させて参ります!」


「それはいけませぬ」


 官兵衛を願いを却下したのは秀吉ではなく竹中重治であった。重治が話を続ける。


「縁者たる惟任様(明智光秀のこと)ですら説得できなかったのです。官兵衛殿が説得しても無駄でしょう。それよりも、官兵衛殿にはやってもらいたいことがあるのですが」


 重治がそう言うと、秀吉に顔を向けた。秀吉が「構わん、言え」というと、重治は再び孝隆に顔を向ける。


「官兵衛殿には姫山城との繋がりを今後も密にしてもらいたい。そして、姫山の小寺・・・いえ、黒田家はそのまま小寺に合力するように伝えてもらいたい」


「合力ですか?すると我が家も毛利に寝返ることになりまするが・・・」


「かといって織田側のままでは孤立致します。小寺加賀守が毛利に寝返ったとなれば、他の播磨の国衆も寝返る虞があります。そうなれば、我等は姫山城へ援軍を送ること叶いませぬ。そうなる前に、黒田家を温存する必要があります」


「しかし竹中殿。そうなれば黒田家は織田と戦う事になります」


「そうならないよう、官兵衛殿と善助殿、松寿丸には織田の人質になった、と伝えて頂きたい」


 重治の言葉に孝隆を始め、秀吉達が「はあ?」と声を上げた。重治が説明を続ける。


「いくら追放したとは言え、黒田家の嫡男と嫡孫、重臣が質に取られたと言えば、さすがの加賀守も黒田家に無茶な要求はしないでしょう。そんな要求をすれば、かえって黒田家は反発し、姫山城にて謀反を起こしますからな」


「なるほど。それに小寺家、いや東播に潜在的な親織田の家を残すことで、いつでもこちら側に寝返ることができる味方を仕込むことができますなぁ」


 重治の説明を受けた孝隆が理解したかのような顔で話した。重治が頷くと、さらに話を続ける。


「姫山城は東播を抑える重要な拠点。しかし現段階では必要はありませぬ。今は敵側に渡しても、我々が必要な時に我々の手元にあればよいのです」


 重治の解説に、秀吉達が「なるほど」と声を揃えて言った。


「よし、官兵衛には悪いが、当分は荒木に集中しよう。官兵衛は半兵衛の言ったとおり、姫山城と連絡を取って無理をさせないようにしてくれ」


 秀吉の指示を受けた孝隆が「御意!」と大きな声で返事をすると、利安と共に部屋から出ていった。すると、また三成が部屋に入ってきた。


「申し上げます。堀様がお越しになられております」


「堀様?久太のことか?おい佐吉。何故連れてこなかった?」


 秀吉の疑問に対し、三成は不思議そうな顔で尋ねる。


「何故と言われましても・・・。殿より『軍議中故、勝手に人を入れるな』と命を受けております故」


 三成の言葉に対し、秀吉は大声を上げた。


「阿呆!久太は上様より我等に付けられた目付ぞ!すぐにお通し申せ!」


「は、はっ!」


 三成が慌てて部屋から飛び出すと、すぐに秀政を連れてきた。


「やあやあ藤吉殿。軍議中のところすまないね。ちょっと聞きたいことがあって」


 部屋に入ってフレンドリーな口の聞き方をした秀政に、側にいた三成が驚いたような顔を秀政に向けた。それに気がついた重秀が三成に説明する。


「佐吉。堀様は元々父上の配下だった方。そして私が岐阜城で小姓をしてた時にお世話になったお方だ。今後は父の許しを尋ねなくても、お通しして良い」


 重秀にそう言われた三成は、「は、はぁ」と納得してなさそうな顔で返事をしたが、秀吉に頭を下げると「外を見張っておりまする」と言って部屋から出ていった。

 それを見ていた秀政が後頭部を掻きながら呟く。


「やれやれ、怒らせたかな?」


「堀様が気を病むことではありますまい。佐吉が怒ったというのであれば、それは筋違いというものです。それで、如何なされましたか?」


 重秀がそう言うと、秀政は「ああ、そうだった」と言いながら秀吉の前に座った。


「藤吉殿。実は三木城の別所殿に上様より出兵を命じる使者を派遣致しました。すぐに承諾の返事が来たのですが、その後全く動きがございませぬ。藤吉殿の方で何か動きを掴んでおりませぬか?」


 秀政の言葉に秀吉は首を傾げながら答える。


「・・・いや、こちらには別所の動きについては耳に入っておりませぬが・・・。まさか・・・」


 秀吉は半兵衛の方を見た。半兵衛は青ざめた顔をしていた。さらに秀吉は官兵衛の方を見ると、官兵衛も顔を青ざめていた。二人の様子を見た秀吉は、秀政に不都合な事態が起きることを口にせざるを得なかった。


「まだ確定したわけではないが・・・。ひょっとしたら、別所も毛利方に寝返ったのやもしれぬのう・・・」


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[良い点] ゲヒ殿が来たw 羽柴家に置いてある茶器がいつの間にか無くなっていたり安物にすり替えられたりしてそうwww
[良い点] 流石は信長包囲網。オセロのようにひっくり返りますね
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