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第91話 人質

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今後ともよろしくお願い致します。

 天正五年(1577年)七月最初の日。重秀は本丸御殿の居間へと向かっていた。秀吉のブレックファーストミーティングに呼ばれたためである。

 重秀はゆかりと結婚したということで、朝餉は二の丸御殿で縁や乳母達、福島正則や加藤清正など二の丸御殿に詰めている家臣達と食べるのが基本ではあるが、秀吉に呼ばれたり、秀吉に朝の評定前に報告や連絡、相談がある場合は必ずブレックファーストミーティングに参加していた。


「父上、藤十郎でございます」


 重秀が居間の外の縁側から声を掛けると、中から秀吉の「おう、入れ!」という機嫌の良さそうな声が聞こえた。重秀が入ると、そこには秀吉の他に御祖母おばば様、小一郎、石田三成、そして小寺孝隆と他二名、そのうち一人は子供であった。

 重秀が小一郎の顔を見て思わず声を上げる。


「叔父上!?いつから姫山よりお戻りで!?」


「昨日の夜中じゃ。取り敢えず兄者に播磨の情勢を報告した後に長浜城で一泊したのじゃ」


 疲労感溢れる表情でそう言うと、秀吉が「まあ、座れ。藤十郎」と声を掛けた。重秀は秀吉の側に座ると、御祖母様が囲炉裏の鍋からよそいだ野菜の豆味噌汁と、侍女がよそいだご飯を載せた膳が重秀の前に出された。


「本丸で朝飯を食うのは久しぶりですな」


 重秀の呟きに秀吉が笑いながら反応した。


「まったくじゃ!この親不孝者が!親と一緒に飯を食わぬなぞ、羽柴の家の者にあるまじき行為ぞ!」


「藤吉郎、そんなこと言ったって仕方がにゃー。あんなかわいいお嫁さんを貰ったんだ。あのお嫁さんの作る朝飯が一番うみゃーだろうて」


 御祖母様がそう言うと、重秀が「縁はまだ朝飯を作っておりませぬよ」と苦笑いしながら言った。


「縁はお姫様でしたから、自ら厨に立って料理を作るようなことは致しませんでした。今は料理は修行中にて、専ら尾張か伊勢から来た侍女たちが朝飯を作っております」


 げんなりとした顔つきでそう言った重秀に、秀吉が疑問を投げる。


「どうした?そんな顔をして。飯がまずいのか?」


「いえ、そのようなことは決して。ただ、飯をめぐって夏としちが対立しているのです」


 重秀がそう言うと、細かく説明をし始めた。


 二の丸御殿で重秀達が食べる食事は今まで二の丸御殿付きの侍女が中心となって作っていた。彼女らは岐阜時代の侍女が多く、大松時代の重秀を知っている者達である。なので大松の慣れた味付けを中心とした料理を作っていた。ちなみに彼女らをまとめていたのが千代である。

 しかし、縁が嫁いできて、伊勢の実家(織田信包の家)と尾張の実家(織田信長の家)から大勢の侍女がついてくると、二の丸御殿の侍女の数が多く増えすぎることとなった。そこで、それまで二の丸御殿にいた侍女はすべて本丸御殿へ異動となった。

 縁と共に来た侍女達は、伊勢の実家から来た者達は乳母の夏が、尾張の実家から来た者達は七がまとめており、伊勢派(長野派)と尾張派(織田派)という2つの派閥のようなものができていた。彼女たちは縁や重秀に真面目に仕えており、その仕事ぶりは特に問題はなかったものの、こと作法や慣習については、長野か織田かで両者が揉めることも多く、特に料理の味付けについては互いに譲り合わないことが多かった。

 重秀の裁定で作法や慣習については夏と七の間に千代が入ることで、すり合わせて融合させることとなった。また、食事は一日おきに夏と七の指導の下、それぞれの侍女が作ることとなった。これで一応揉めることはなくなったものの、食事については対抗心むき出しで作られるようになった。

 やはり、自分達の『故郷の味』が一番なのだろう。重秀や縁が一方の派閥が作った料理を美味いと褒めた次の日は、もう一方の派閥が敵愾心も露わに料理を作る、ということが多々あった。そして美味しい料理を出すべく、故郷の尾張や伊勢から食材を取り入れようと暗躍していた。結果、食材の購入費がうなぎ登りに上がっていき、重秀や会計を担っている石田正澄や大谷吉隆を悩ます問題となっていた。

 ちなみに縁は伊勢派と尾張派の両方から料理を習っている。両方覚えなければならないため、料理の修行は長くかかりそうだった。


「なんと・・・、若君を悩ますとは言語道断でございまする!殿、さっそく侍女共を罰せねばなりませぬ!」


「待て待て佐吉。確かに問題だが、藤十郎の飯は婚姻前はえらい質素だったではないか。むしろ大名の嫡男としての食費としては、今が当たり前の額なんじゃぞ?」


 憤る三成に対し秀吉が宥めたが、小一郎が懸念を示す。


「とは言え兄者。ここで歯止めをしとかんと、銭の流出が止まらなくなるぞ。これから先は播磨平定に銭がかかるんじゃからのう」


 小一郎の言葉に、秀吉が「うーむ」と唸った。そんな中、秀吉に孝隆が話しかけてきた。


「恐れながら、他家のお家事情に口を挟む気はござらぬのだが、奥をまとめる女性にょしょうはおられぬのですか?例えば筑前様の御母堂様とか・・・」


「儂やぁあかんよ。武士の作法なんて知らん。武家の出の人達にどうこう言えん」


 御祖母様が首を横に激しく振りながらそう言うと、秀吉がさらに話を続ける。


「そういうことじゃ、官兵衛殿。羽柴は百姓の出故、おっ母は武家出身の侍女や乳母に強く出れん。本来ならば、藤十郎の母である()()か、儂の継室がきっちり統制を取るところなのじゃが、()()は亡くなり儂の継室は未だ決まっておらぬ。藤十郎の妻である縁がまとめられればよかったのじゃが」


「兄者よ、無茶を言うな。縁殿・・・じゃない、二の丸殿はまだ十四じゃ。まとめられるまでまだ時はかかろう」


「・・・()()が居ればのう。あやつは武家の出だし、短いながらも生駒殿(信長の側室の吉乃のこと)に仕えておったから、そういうことには詳しかったのじゃが。しかも頭も良いしはっきりと物を言うから、今生きておれば長浜城の奥は()()がまとめ上げて盤石だったのじゃが」


 秀吉が物思いにふけながらそう言うと、()()のことを知っている小一郎と御祖母様は上を見上げながら溜息をついた。一方、()()を知らない重秀と三成、孝隆等はただ困惑するばかりであった。





「・・・そう言えば、藤十郎よ。お主官兵衛殿達に挨拶しておらなんだな。無礼ではないか?」


 物思いから我に返った秀吉にそう言われた重秀が、慌てて「ご無礼致しました。お久しゅうござる、小寺殿」と頭を下げると、孝隆も頭を下げた。


「藤十郎殿にはご壮健で何よりでございまする。これなるは我が家臣栗山善助(栗山利安のこと)、そして我が息子の松寿丸(のちの黒田長政)でござる」


 孝隆がよく通る声でそう言うと、利安は黙って頭を下げ、松寿丸は緊張した面持ちで平伏した。


「しかし小寺殿、面食らったのではございませぬか?いきなり朝餉を共にすると聞いて」


 重秀がそう言うと、孝隆は豪快に笑った。


「あっはっはっ!まったくまったく!まさかこうやって羽柴様と朝餉を共にできるとは思うておりませなんだ!」


 大きな声でそう言う孝隆の隣で、利安がうるさそうに眉をしかめていた。秀吉もまた、笑いながら話を続ける。


「官兵衛殿、これが羽柴の朝飯でござる。酒を共に酌み交わすのは他家でもやっていようが、朝飯を共にするのは他ではやっておらぬでの」


 ―――前田家でもやってますよ、父上―――


 心の中でそう呟いた重秀であったが、それを口に出すことはなかった。重秀もこれが秀吉流の相手の心を掴む作戦だと分かるようになっていた。


「それで、私めを呼んだのは?」


 重秀がそう聞くと、秀吉が真面目そうな顔つきで話を始める。


「おお、小一郎や官兵衛殿から播磨の情勢を藤十郎にも聞かせたかったから呼んだのだが、その前にお主から何か儂に言いたいことがあったのではないか?先月、そのようなことを言ってなかったか?」


「ああ、確かにございましたが・・・」


 重秀はそう言うとチラリと孝隆達を見た。


「なんじゃ。官兵衛殿の前では話しにくいことか?遠慮することはない。もはや官兵衛殿と儂は共に志を同じゅうする者同士じゃ。隠し事をする必要はない」


 そう言われた重秀は、遠慮がちに口を開く。


「はあ、縁と話し合った件なのですが」


「なんじゃ、側室のことか」


 重秀が婉曲的に言ったのに、秀吉がストレートに口に出したものだから、重秀は思いっきり渋い顔つきとなった。それを見ていた秀吉が何でもないかのように言う。


「藤十郎の側室云々は別に隠すことではないじゃろう。官兵衛殿も羽柴の今後がどうなるか、興味あるじゃろうし。かまわんからここで話せ」


 そう秀吉に言われた重秀は、再び孝隆達をチラリを見た。孝隆は興味深そうな目で重秀も見ており、利安は複雑そうな表情で見ていた。松寿丸は我関せず、という感じでご飯を食べていた。

 重秀は溜息をつくと、諦めたような顔で秀吉に先日話し合ったことを伝えた。


「なるほど、乳姉妹の照を迎えるか。歳も悪くないし、出自も悪くない。その件については受け入れよう。ただ、そうなると蒲生家の()()姫をどうするか・・・」


「いくら照の出自が悪くないとしても、()()姫より先に迎えては蒲生家の面目が立たんじゃろ。兄者、松寿丸のことも播磨のこともあるんじゃ。ここは、藤十郎の側室は先延ばししたほうがええじゃないのか?」


「松寿丸・・・がどうかされたのですか?」


 重秀がチラリと松寿丸を見ながら聞いた。秀吉が答える。


「うむ、織田家への人質として差し出すこととなった」


「はあ?」


 重秀が思わず声を上げた。小一郎が話を続ける。


「藤十郎も知っておろうが、今播磨の国衆への毛利の調略が凄くてのう。官兵衛殿の主君たる小寺加賀守殿(小寺政職のこと)も揺れに揺れておる。そこで、少なくとも官兵衛殿の小寺家・・・、いや、黒田家は織田への臣従への証として、嫡男の松寿丸を人質に差し出してきた、という訳よ」


「黒田家?」


 重秀が首を傾げると、孝隆が口の中のご飯を飲み込んで話しかけてきた。


「元々我等は黒田だったのですが、我が父(小寺職隆こでらもとたかのこと)が功あって、殿より姓氏を賜ったのです。それ以来、小寺と名乗っております。しかし、殿が立場を明確にしないとなるなら是非もなし。再び黒田として今度は内府様(織田信長のこと)にお仕えしたいと思ったのでございます」


 孝隆の説明に重秀は「なるほど」と納得した。秀吉が話を続ける。


「とりあえず、官兵衛殿達には長浜にて逗留して頂き、後日安土にて上様と面談して頂けるよう、儂が取り次ぐつもりじゃ」


「できれば、松寿丸には長浜にて世話になってもらいたいものなのですが・・・」


 孝隆の言葉に、重秀が「あっ」と控えめな声を上げた。秀吉が尋ねる。


「どうした?藤十郎。何か気になることでもあるのか?」


「はい。松寿丸の世話って、誰がするのですか?」


 重秀の疑問に、居間にいた皆が唖然としてしまった。


「そう言えば・・・。儂等は今まで人質を取ったことなかったのう。治兵衛(秀吉の甥、のちの三好秀次)を人質に出したことはあったが・・・」


 秀吉の呟きに対し、小一郎が尋ねる。


「美濃調略の時に人質を取ってなかったか?」


「忘れた。例え取ったとしてもさっさと上様に引き渡していたかもしれん。少なくとも、小六や将右衛門、半兵衛から取った記憶はない」


 秀吉が首を傾げながらそう答えた。重秀が話を続ける。


「治兵衛の時は善祥坊殿(宮部継潤のこと)の養子と言うことで質に出されました。帰ってきた様子から、善祥坊殿のところで大事に扱われたきたものと思われます。

 今回は小寺殿・・・黒田殿でしたか。黒田殿は織田への臣従を願って嫡男を質に出されたのです。元より親織田を貫かれた黒田殿の質を粗略に扱うことはできますまい」


 重秀の言葉に秀吉と小一郎は「うーむ」と唸って考え込んでしまった。それを見た孝隆が慌てたような表情で声を上げた。


「お、お二方!何もその様に悩みなさいますな!こちらは質を出した身なれば、我が愚息がどのような扱いを受けようとも何らお恨み申さぬ!」


「官兵衛殿よ。藤十郎の言うとおり、松寿丸を粗略に扱うことはできん。それに、見たところ松寿丸は利発そうな顔をしておる。儂か藤十郎の側に置いておきたいものじゃ」


 秀吉の発言に、利安が嫌そうな顔をした。その表情に気がついた重秀が声をかける。


「栗山殿、ご案じ召されるな。私も父も、衆道は嗜みませぬ」


「あ、いや、そういうわけでは・・・」


 重秀に自分の考えを見抜かれたのか、利安は動揺しながらも言葉を発した。孝隆が利安を睨みつけながら注意する。


「善助、衆道は武士の嗜み。我が松寿丸が羽柴様に気に入られるのは黒田家にとっても利となることぞ」


「いやいやいや!官兵衛殿。儂は本当に衆道は苦手でのう!松寿丸を手篭めにしようなどと考えたことはない!それより、儂にふさわしい継室に誰か心当たりは・・・」


「兄者よ。それは後にしろ。それより、松寿丸をどうするかを話し合うべきじゃ」


 小一郎がそう言うと、秀吉は腕を組んで考え込んだ。そして、重秀の方を見る。


「・・・藤十郎と縁の養子にするか?」


「はあぁ!?」


 秀吉の突拍子もない発言に重秀は思わず声を上げた。周りの者達も唖然とした顔つきで秀吉を見つめた。秀吉が話を続ける。


「養子と言っても猶子(相続権のない養子のこと)じゃ。どうせ藤十郎も縁も親になるんじゃ。修行と思って預かればよかろう」


「待て待て兄者!松寿丸は十歳じゃぞ!?藤十郎は十六で縁殿は十四。歳が近すぎる!それに縁殿の気持ちも考えろよ!いきなり十歳の息子なんて持たされたら、いくらなんでも無茶すぎるだろうがよ!」


「父上、私めも遠慮しとうございます。縁は口には出しませぬが、私の側室の件でも悩んでいたと夏から聞いております。さらに大きな子供を育てよというのは、縁の心身に多大な負担をかけさせることとなります。何卒、お考え直し下され」


 小一郎と重秀の反対を受け、秀吉は再び唸りながら考え事をし始めた。そんな時、三成が恐る恐る声をかけた。


「恐れながら・・・。殿、松寿丸様が幼いが故に質になりにくいのであれば、質となりやすい者を預かればよろしいのではありませぬか?」


 三成の言葉に、皆が一斉に納得の声を上げた。


「ふむ、佐吉の言うことももっともじゃ。官兵衛殿、どなたか心当たりはございますかな?」


 秀吉が孝隆にそう尋ねると、孝隆は困ったような顔つきで答える。


「それがしの子は松寿丸のみでござる。他に子はおりませぬ」


 そう答えた孝隆に対し、秀吉はものすごく驚いた様な声を上げる。


「なんと!官兵衛殿は一粒種を質に出されるおつもりでござったか!?」


 そう言うと秀吉は上も向いて唸った。そして再び孝隆に話しかける。


「官兵衛殿、儂も倅は一人しかおらぬ。それ故、倅を質に出すことを儂は避けてきた。しかし、官兵衛殿はそれをやってのけた。それだけ織田への忠誠心を見せたということじゃ。・・・官兵衛殿、ご子息をどうぞ姫山にお戻し下され」


 秀吉からそんなことを言われた孝隆は、信じられないという顔をしながら首を横に激しく振る。


「何を言われるか!それではそれがしの偽りなき心を内府様にお示しできませぬ!」


「いやいやいや、官兵衛殿のお心、上様ならきっと分かって頂けるはずじゃ!この筑前が誠心誠意を持って説得いたしましょうぞ!それに、一粒種が姫山にいると言うことは、官兵衛殿も安心して働けましょうぞ!」


「そうは言っても、人質を出さずに、というわけには参りませぬ!我が真心を内府様に示さなければっ・・・!では、我が弟の小一郎(黒田利隆、のちの黒田利高のこと)を人質として差し出しましょうぞ!あれは歳は二十四にて、羽柴の皆様にご迷惑をかけるような男ではございませぬ故!何卒、これだけはお聞き届け頂きたい!」


「・・・名前が儂の弟と同じなのがちと気になるが・・・。まあ、良いか。上様にはそれがしがお口添えいたそう」


 こうして、黒田家からの人質は松寿丸から利隆に変更されることとなった。後日、秀吉が安土城へ孝隆を連れていき、信長に拝謁すると、黒田家の織田への忠誠心が偽りないことを強調しつつ、人質の変更を説得した。

 結果、信長は秀吉の説得を受け入れ、黒田家からの人質は利隆で良しとすることを孝隆に伝えた。秀吉が孝隆と利安、松寿丸と共に姫山城へ進出した時点で利隆が安土に来る、という風に決まった。


 こうして孝隆は予想に反して松寿丸と共に居られることができた。ただし、姫山城へ帰還することは当分できなくなってしまった。何故ならこの後、姫山城へのルートが荒木村重によって遮断されてしまったのだから。


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― 新着の感想 ―
[良い点] おっさん共の朝食だけで面白いは凄い。
[良い点] 黒田官兵衛が監禁されたり、松寿丸が処刑(実際は竹中半兵衛がかくまっていましたが)されたりといったフラグが潰れたので、織田家にとっては嫌な展開でも、黒田家にとってはむしろいい展開ですね。 も…
[一言] 両兵衛だけでなく両小一郎の絆も生まれそう
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