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第234話 淡路平定(前編)

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 天正九年(1581年)十一月二十日。因幡平定を終わらせた羽柴勢のうち、秀吉率いる播磨勢と重秀率いる摂津勢が姫路城に帰還した。途中、因幡と播磨の国境で雪が降って足止めされてしまうというアクシデントがあったものの、土木作業に長けた羽柴勢は雪道を切り開いて突破。何とか姫路城に到着することができたのであった。


 さて、姫路城に戻った秀吉と重秀を待っていた者がいた。摂津尼崎城城主の池田恒興の家老である伊木忠次である。

 その事を伝え聞いた秀吉は、一緒に戻った重秀や黒田孝隆、石田三成と共に姫路城二の丸御殿の広間で会うことにした。


「やあやあ、長兵衛殿(伊木忠次のこと)!聞けば数日前から姫路に来ていたとか!お待たせして済まなんだのう!」


 広間の上段の間に座りながらそう声を掛ける小具足姿の秀吉。それに対して忠次が礼儀正しく平伏する。


「因幡鳥取城を攻め落としたる段、誠にめでたく存じまする。また、因幡からの帰還でお疲れの中、すぐに拙者との面談をしていただき、恐悦至極に存じまする」


 忠次の挨拶に、秀吉は人懐っこい笑顔で応える。


「いやいや、こちらも長兵衛殿をお待たせして申し訳なく思っておる。吉川の爺(吉川元春のこと)がしつこくてのう。爺ではなく女子にしつこくされたいものよ」


 そう言って笑う秀吉。忠次がどう返して良いのか分からない、という顔をしていると、秀吉が真顔に戻って尋ねる。


「して、池田紀伊守殿(池田恒興のこと)の重臣たる長兵衛殿が、一体何用で姫路まで?」


 秀吉の言葉で己の役目を思い出した忠次は、懐から書状を取り出した。


「まずはこの書状をお読みくだされ」


「・・・それは?」


 秀吉が尋ねると、忠次がうやうやしく差し出す。


「これは上様より我が殿に差し出された書状にございまする」


「・・・儂が拝見してもよいのか?」


「是非に、とのお言葉を殿よりいただいております」


 忠次がそう言ってきたので、秀吉は三成を介して忠次から書状を受け取った。そして、書状を開いて中身を黙って読み進める秀吉に、重秀が声を掛ける。


「・・・父上、上様は何と?」


 重秀がそう尋ねると、秀吉は書状から顔を上げて皆に聞こえるように言う。


「・・・上様は、紀伊殿に淡路の平定を命じられたようじゃ」


 秀吉の言葉に、重秀は思わず目を見張った。そんな重秀を横目に、孝隆が冷静な声で秀吉に尋ねる。


「・・・とすると、上様はいよいよ四国に介入するのでございますか?」


 孝隆の言葉に、秀吉は首を横に振る。


「そこまでは書いておらん。が、日向殿(明智光秀のこと)や先関白様(近衛前久のこと)が長宗我部と取り次いでおるとは知っているが、その後の経緯はとんと聞かぬのう・・・」


 そう言うと秀吉は視線を忠次に向けた。忠次は困惑した様子で秀吉に話す。


「その件につきましてはそれがしも殿より何も聞いておりませぬ。ただ、此度の淡路平定には、三好山城守様(三好康慶のこと)が加わると聞いておりまする。何でも、淡路の旧三好系の国衆共への調略を行うためとか」


「・・・そう言えば、山城殿からは『淡路の国衆のほとんどは調略が済んでいる。あとは上様のお許しを待つのみ』と聞いておったわ。

 ・・・そうか、鳥取城での毛利との決戦ができなくなった時点で、すでに上様の目は四国に向けられておられたのか。と言うことは、上様は長宗我部を討つことになされたのか・・・」


 秀吉が納得したような顔でそう呟くと、傍にいた重秀が「お待ち下さい」と口を挟んだ。


「上様が長宗我部を討つことに決した、と判断するにはいささか早うございます。上様は瀬戸内の海を重視しており、淡路は堺や大坂を海より守る要所でございますれば、とりあえず淡路だけ平定し、四国本土まで向かう気はないのではございませぬか?」


 重秀が自分の考えをそう言うと、同じく秀吉の傍にいた黒田孝隆が頷く。


「若君の言う通りかと。それにもし四国へ攻めるとなれば、いくら紀伊守様が摂津の軍勢を動かせるとしても、いささか兵力が少のうございまする。今回は淡路のみ平定し、そのまま四国平定にまで乗り出すことはないのではございませぬか?」


 孝隆の意見を聞いた秀吉は、「それもそうか」と言うと、視線を忠次に向けた。


「して、長兵衛殿はこの書状を儂に見せてどうしろと?」


「はっ。ここからが本題にございまするが、此度の淡路平定には我が主、紀伊守自らが総大将となって淡路へ攻め上らんとしております。しかしながら、我が池田は有力な水軍を持っておりませぬ。また、尼崎から淡路へ渡るのはいささか苦労いたしまする。そこで、水軍をお借りしたいのと兵庫津からの出陣をお許し願いたく、馳せ参じた次第にて」


 そう言って忠次が平伏すると、秀吉はチラリと重秀を見ながら応える。


「・・・紀伊守殿自ら兵を率いて淡路を攻めるのに、どうしてお助けせぬことがありましょうや。この羽柴筑前、喜んでご助力いたす。・・・藤十郎、良いな?」


 秀吉の言葉に、重秀は「ははっ」と言って頭を下げるのであった。





 忠次が広間からいなくなった後、重秀が秀吉に話しかける。


「・・・よろしかったのでございますか?池田様に淡路を攻めさせて。半兵衛殿(竹中重治のこと)の残された策では、淡路は羽柴が抑えるはずでしたが・・・?」


「・・・上様がお決めになったこと。今更我等でどうこうできぬであろう。それよりも、お主はいいのか?鳥取城攻めで摂津の兵力も減っているのであろう?」


「・・・陸上戦を行わなければ大事ないかと。それに、船軍ふないくさでしたらお気になさらずに。淡路の水軍で明確に織田と敵対しているのは菅平右衛門(菅達長のこと)のみと聞いております。数もさほど多くはないでしょう」


 重秀がそう言うと、秀吉は頷く。


「うむ。鳥取城攻めの最中でも山城殿からの連絡は尽きなかったからのう。山城殿の報せでは、安宅氏を始め野口氏などの淡路の国衆とはすでに山城殿を通じて織田と通じておるらしい。紀伊守殿が淡路に迎えば、連中はこぞって我等に味方するわ。

 ・・・それはともかく、鳥取城の包囲で忙しかったのにもかかわらず、儂から伝えた山城殿の報せをよく覚えていたな。褒めてつかわす」


 笑顔でそう言う秀吉に対して、重秀は複雑そうな表情を顔に浮かべた。重秀が忙しかったのは鳥取城の支城である雁金山城攻略戦だけであり、その後の鳥取城の包囲戦では士気の維持や兵糧管理以外は特に忙しいことはなかった。

 とりあえず褒められたことに対しては礼を言った後、重秀は秀吉に言う。


「上様も恐らくはその状況だからこそ、淡路平定を決めたのでございましょうね」


 重秀の言葉に、秀吉が「うむ」と頷いた。そんな二人の会話に孝隆が口を挟む。


「・・・しかしながら、淡路には菅の水軍の他に、毛利の水軍が残っていたと記憶しておりまするが・・・」


 孝隆が心配そうにそう言うと、重秀が頷く。


「はい。前々から淡路の毛利水軍の動向は探っておりました。鳥取城攻めの際にも、兵庫に残っている水軍衆に命じて小早による物見を命じておりました。

 最近の動向としては、毛利水軍の動きはほぼ停滞しております。ただ、軍船の数が依然多く、未だ油断できない相手であることは間違いありません」


「なるほど。毛利水軍がその様子では、池田勢だけではちと心許ないですな。それに、毛利水軍が我等の後方にいることは目障りですな」


 孝隆がそう言うと、秀吉も頷く。


「うむ。これを機に淡路の毛利水軍を叩けるのであればもっけの幸いじゃ。淡路平定は紀伊守殿にお任せし、藤十郎は淡路の毛利水軍を叩き、羽柴水軍の武威を四国にも轟かせるのじゃ!」


 秀吉の言葉に、重秀は「ははっ!」と言って平伏するのであった。





「というわけで、淡路へ行くことになった」


 姫路城の二の丸御殿の一区画。重秀に割り当てられたこの区画にある書院で、重秀は自分の家臣達にそう伝えると、家臣達からは一斉に驚きと困惑の声が漏れた。


「・・・兄貴。本気で言っているのか?昨日今日で伯耆から帰ってきたのに、休みもなく今度は淡路かよ」


「長兄。それがしは労を厭いませぬが、兵達が疲れておりまする。これで兵庫に戻ってその足で淡路に行けというのは酷ではありませぬか?」


 福島正則と加藤清正がそう言うと、重秀が「仕方ないだろう」と眉間に皺を寄せる。


「これは上様から紀伊守様に命じられたこと。これにご助力いたすのは織田家臣として、また上様の養女婿むすめむことして当然であろう。

 ・・・それに、淡路の毛利水軍の残党を殲滅する機会が得られたのだ。この機会を逃しては、我等としても水軍を全て西に向けることができない」


 そう言うと皆が納得したような、そうでないような顔で重秀を見た。重秀が話を続ける。


「此度はあくまで紀伊守様の戦。我等はその手伝いだ。淡路の水軍をさっさと片付け、池田勢を淡路に上陸させておしまいだ。労せず戦功を挙げられるぞ」


 重秀の言葉に対し、皆の顔にやる気が出てきた。その様子を見ながら、尾藤知宣が重秀に話しかける。


「・・・して、此度の陣立ては?」


「淡路へは水軍の経験のある者は全てだ。そして、伊右衛門(山内一豊のこと)の軍勢は兵庫で留守をしてもらう」


 重秀がそう言うや否や、山内一豊が大声を上げる。


「し、しばらく!何故山内勢を除け者とするのでございますか!」


「・・・いや、鳥取城攻めの際に兵力を減らしていたし、そもそも此度の戦は紀伊守様の戦。羽柴が陸上兵力を送る必要はないんじゃないか、と思ってな」


 重秀がそう言うと、一豊が反論する。


「何を仰られるか!兵力は多いに越したことはございませぬ!それに、敵将を討ち取ってこそ、戦功を挙げることになるのでございまするぞ!池田勢だけでなく、羽柴勢も陸兵を淡路に送り込むべきでござる!」


 一豊がそう言うと、一部の者達も同調するかのように頷いた。しかし、重秀は首を横に振って拒否の意思を示す。


「ならぬ。山内勢の今の兵力数では、紀伊守様は伊右衛門に独自の指揮を任せぬであろう。むしろ、自軍に取り込みつつ、予備兵力となさるだろう。そうすれば武勲を挙げるどころか、実際に戦わせてくれぬだろう。それならば最初から淡路に上陸させる必要はない」


 そう言われた一豊は黙り込んでしまった。そんな一豊に知宣が言う。


「伊右衛門殿。これは若殿の決定である。従うように」


 そう言われた一豊は黙って頭を下げた。その様子を見ていた重秀が一豊に話しかけると、一豊が頭を上げる。


「・・・伊右衛門。我等の主戦場は毛利だ。鳥取城攻めが終わり、今度は我等が西に押し出す番だ。その時に大いに武勲を挙げれば良い。期待している」


 重秀のフォローに対し、一豊は「承知しました」と言って再び頭を下げた。それを見た重秀は話を進める。


「それと、弾正(淡河定範のこと)と彦進(別所友之のこと)の手勢は雁金山城とその支城を落とす際に結構な兵力を失っていたはず。そこで、弾正の兵を一旦彦進の指揮下に組み込み、彦進の『深雪丸』で戦ってもらう」


 重秀の言葉に定範と友之が顔を見合わせた。そして定範が声を上げる。


「・・・恐れながら。それがしの兵を彦進殿に預けるとなると、それがしが指揮する『吹雪丸』の兵がいなくなりますが」


「『吹雪丸』には私が己の兵と共に乗り込む」


 重秀がそう言うと、周囲から驚きの声が上がった。加藤茂勝も声を上げる。


「若殿っ!?それでは『村雨丸』はどうなりまするか!?」


「此度の戦、私は『吹雪丸』から水軍の指揮を執る。『村雨丸』は孫六(加藤茂勝のこと)に任せる。そして関船一番隊の指揮は虎(加藤清正のこと)に任せる故、孫六は虎に従うように」


 重秀の命令に茂勝が「しょ、承知!」と言って頭を下げた。更に今度は脇坂安治が声を掛ける。


「若殿。石火矢(フランキ砲のこと)は如何なさいましょうや?まだ姫路に届いておりませぬが?」


 鳥取城攻めで使われた5門の石火矢は、その重さと雪の山道という道の悪さから、未だ姫路城には到着していなかった。

 重秀が溜息をつきながら安治に尋ねる。


「・・・石火矢を載せる関船はどうなっている?」


「『大雪丸』と『沫雪あわゆき丸』はすでに建造が終わっており、『龍驤丸』の水夫を乗せて鍛錬中にござる。もう戦場に出しても十分働いてくれると存じまするが」


 それを聞いた重秀は少し悩んだ。そして安治に言う。


「・・・いや、時が惜しい。『大雪丸』と『沫雪丸』に石火矢を載せるをは諦める。石火矢を運ぶ人夫共には兵庫までゆっくりと来い、と伝えてくれ」


 重秀の言葉に対し、安治は頭を下げた。しかしすぐに頭を上げると、また質問をする。


「時に若殿。児島の高畠と直島の高原は如何致しましょう。動員を命じますか?」


「あの二人は今、父上の命令で宇喜多の支援を行っているから無理だな」


 重秀の言葉に、安治は「そうでしたか・・・」と言った後、頭を下げた。次に発言したのは外峯四郎左衛門(本名津田盛月)だった。


「若殿。それがしは紀伊守様と勝九郎殿とは面識がございますれば、出会うと色々と面倒事になるかと存じますが・・・」


「ああ、確かにな。・・・しかし、今回は我等は水軍での助力だからな。淡路に上陸しなければ大事ないだろう。四郎左衛門と与左衛門(本名津田信任)はそれぞれ『夕立丸』と『五月雨丸』から出ないようにしろ」


 重秀の命令を聞いた四郎左衛門と与左衛門は「承知しました」と言って頭を下げた。


「他に何か言いたい者はないか?」


 重秀がそう言って見渡すが、誰も声を上げなかった。重秀が声を上げる。


「それでは明日には姫路より兵庫に向けて出立いたす。各方、準備に怠りなきようにな!」


 重秀の声に、皆が「ははぁ!」と言って一斉に頭を下げるのであった。





 重秀率いる軍勢が兵庫城に帰還したのは天正九年(1581年)十一月二十四日であった。

 翌二十五日には兵達に休暇を与えつつ、重秀と家臣達は淡路出兵の準備に追われていた。というのも、次の日には兵庫城に池田恒興とその長男である池田元助が、軍勢を率いて兵庫城に入るからであった。

 とはいえ、姫路城で伊木忠次と話を終えた時点で重秀は兵庫に早馬を飛ばし、留守居役であった寺沢広政に出兵準備と池田勢を迎え入れる準備を命じていた。また、松田利助、竹本百助、田村保次郎、井上成蔵と言った水軍の指揮官が残っていたため、水軍の準備も二十五日には終わっていた。


「・・・そうか。池田の先遣隊が到着したか」


「はい。すでに尾藤殿が先遣隊を宿泊先の寺へ案内しております。また、先遣隊の将からの話では、池田の本隊も予定通り、明日の昼頃には兵庫に到着するとのことでございます」


 兵庫城本丸御殿の『表』にある表書院にて、重秀と石田正澄がそんな会話をしていると、障子の外から大谷吉隆の声が聞こえる。


「若殿。井上成蔵と田村保四郎がお見えになりました」


「おう、入れ」


 重秀がそう言うと、障子が開いて吉隆と松田、田村が入ってきた。三人は重秀の前に座ると、揃って平伏した。


「若殿。成蔵と保四郎から淡路についての報せがあるそうでございます」


 吉隆の言葉に重秀が頷いた。まずは井上から口を開く。


「若殿様。我等小早一番隊、そして保四郎の小早二番隊は若殿様の命により、淡路への物見を行なっていまいりました。結果、淡路の南、福良湊に多くの軍船が集結しているのを確認いたしました。恐らく、残存の毛利水軍の軍船と思われます」


「・・・福良湊か」


 重秀はそう言うと、両腕を組んで首を傾げた。吉隆が重秀に尋ねる。


「若殿、何か?」


「・・・敵の意図が読めないんだ。福良湊は淡路の南端にある湊。そこに軍船が集まっている意図が読み切れない」


「・・・考えられるとしたら、温存だと思われますが」


 吉隆がそう言うと、重秀も「同感だ」と頷いた。


「しかし、その温存した船団をどう使うのだろうか?考えられるとしたら、淡路から逃げるためか、それとも淡路へ攻め込んだ我が方を防ぐために出陣してくるか、はたまた我等が上陸した後に兵糧物資の運搬を妨害するか」


 重秀の言葉に、吉隆は口を閉ざして考え込んだ。そして重秀に言う。


「・・・どちらにしろ、敵が湊に集結しているのであれば、その湊を攻めるのが定石かと」


 吉隆の言葉に重秀が首を横に振る。


「それは無理だ。福良湊は鳴門の海に面している。あそこは常に潮の流れがあり、しかも潮が渦を巻くほどの速さになることがある。俗に言う『鳴門の渦潮』というやつだ。塩飽の水夫達ですら恐れる鳴門の海から福良湊へ攻め込むのは無謀だ」


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