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第204話 塩飽危機(その4)

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 重秀から話を聞いていた谷忠澄と香川景全(かげはる)は思った。


 ―――羽柴の回答は『否』だ―――


 重秀が如何に羽柴にとって塩飽が大事なのかを話した時、二人は羽柴は塩飽の手放さないだろう、と感じていた。そしてそれが確信になったのは、重秀が長浜から兵庫へ国替えさせられた際、信長から言われた話を二人に話した時だった。


「上様は父筑前に淡路と瀬戸内の島々を平定することを命じられている」


 そう言われた二人は、羽柴が信長から瀬戸内海の島々へ攻め入るお墨付きを得ていると思った。瀬戸内海の島々は、昔から四国の讃岐国や伊予国に属する島が多い。これらを羽柴が平定するということは、長宗我部が瀬戸内海の島々の領有を認めない、ということであり、『四国切取次第』の朱印状を反故にする、と言っていることに等しい。すなわち、織田と長宗我部の同盟関係が破綻することになるのだ。


 ―――拙い、我等に織田まで敵に回す余裕はない―――


 元親による四国統一は讃岐や阿波だけではなく、当然ながら伊予をも含まれている。伊予では河野家とその支援をしている毛利ともやりあっているのだ。更に織田を敵に回す余裕はないのだ。


 ―――織田を敵に回す場合、毛利とは和睦せねばならない。まあ、織田嫌いな公方様(足利義昭のこと)を介すれば、和睦は可能だと思うが・・・―――


 長宗我部にも足利義昭の調略の手はすでに伸びている。しかし、特にメリットを感じていなかった元親は調略を無視し続けていた。しかし、織田との同盟が無くなるとなれば話は別である。毛利と和睦し、全力で織田を迎え討つことができるのである。

 しかし、問題は毛利との和睦には時間がかかりそうなことであった。


 ―――河野家の扱いで毛利とは拗れそうだなぁ・・・。一から毛利と交渉するより、目の前にいる猿顔の小男を説得したほうが楽かもしれない―――


 忠澄はそう思いながらも秀吉を見つめた。


 ―――しかし、あの時見せた視線の鋭さ。ただのヘラヘラした笑顔しかできない小男かと思ったら、中々どうして、結構な食わせ者だぞ。それに黒田官兵衛。こいつは一筋縄にいきそうにないなぁ・・・―――


 そう思っていた忠澄の耳に、重秀の声が更に届く。


「それに、香川には疑念がございます」


 不機嫌そうな顔を隠さずにそう言った重秀に、忠澄だけではなく景全も怪訝そうな表情を顔に浮かべた。重秀が二人を睨みつけながら続けて言葉を発する。


「・・・すでに我等の元に塩飽から逃れてきた者共が言うには、香川は罪無き船方衆を捕らえんとしていると聞く。船方衆の中には笠島城に逃れ、羽柴の兵に守られている者もいるとも聞く。船方衆は上様が無事の航海を約した者ばかり。それらの者達を引き渡せば、上様の命に背くことになりまする。香川様には、これらの者が寄せられぬよう、特段の計らいをして頂く必要がございます」


 重秀がそう言うと、景全が反論する。


「お待ちくだされ!塩飽の船方衆は罪が有りまする。すなわち、代官であった福田又次郎を殺めた虞がございまする。その事を調べんがために身柄を拘束しておりまする。疑いが晴れましたら放免といたす所存にございまする」


「はて。塩飽の代官たる福田又次郎なる者、不慮の事故で溺死したと聞いたことがあるが?」


 景全の反論に対し、孝隆がとぼけたフリをしつつもそう言った。景全が更に反論する。


「それは船方衆の方便でござる!船方衆は我が兄中務丞の甥にしてそれがしの甥!その甥が殺されたという疑いがある以上、その真偽を調べ、真ならば仇を討たねば、香川の武士としての面目が失われまする!」


「黙れっ!」


 景全の訴えに、重秀が声を上げた。そして懐から一通の書状を取り出すと、それを景全に見せつけるかのように広げながら怒鳴る。


「これは上様が塩飽の船を守るために発布した朱印状である!塩飽の船が瀬戸内の海で無事に航海できるよう取り計らう旨の書状である!我等織田家臣は塩飽の船と水夫を守るよう命じられている!例え香川の代官を殺めたとは言え、船方衆を処すことは認められない!」


 重秀の訴えに対し、景全が「そんな馬鹿な話があるか!」と反発した。そんな二人に孝隆が間に入る。


「まあまあ、若君も又五郎殿もお控えあれ。ここは筑前守様のお考えをお聞きくだされ」


 孝隆がそう言うと、重秀が書状を畳んで懐にしまいつつ黙った。景全も大人しく指示に従った。そして二人が秀吉を見つめた。秀吉はしばらく考えているふりをしていたが、おもむろに口を開くと、忠澄に話しかける。


「忠兵衛殿。宮内少輔様のご意向はどこにあろうか?それによって話が変わってくると思うのじゃが?」


 そう聞かれた忠澄は、淀みなく答える。


「殿様のご意思はあくまで香川様のご意向の尊重にございます。しかしながら、前右府様のご意向をも無視することは致しませぬ。実際、今年の六月には、殿様の実弟たる内記様(香宗我部親泰のこと)を安土に派遣し、阿波、讃岐方面の戦況を報告しておりまする。我等の四国平定は、すべからく前右府様のためにございまする」


「では、上様のご意思を無視することはないということじゃな?」


 秀吉がそう尋ねると、忠澄は「御意」と答えた。秀吉が右手で顎をさすりながら言う。


「・・・先程、藤十郎が申したとおり、我等は瀬戸内の島々を平定することを上様より命じられておる。上様は瀬戸内の海をご所望じゃ。九州と畿内をつなぐ海の道じゃからのう。ならば、塩飽を手放すことは有りえぬであろう」


 秀吉の言葉に、忠澄と景全の顔が強張った。それに対して、秀吉の表情は柔らかくなった。その表情で秀吉は言う。


「しかしながら、そもそも織田が真に欲したいのは塩飽の船とその水夫達じゃ。その者達が何の憂いもなく瀬戸内の海を航行し、我等の水軍に加担してくれるのであれば、正直言って塩飽の城などどうでも良いのじゃ」


 そう言うと秀吉は、脇にあった脇息を自分の前に持っていき、脇息の上に自分の両腕を置いてもたれ掛かった。前のめりな状態になった秀吉が、景全に話しかける。


「又五郎殿。香川様が毛利水軍が東進しないよう、ちゃんと見張ってくれて、かつ東進した場合に儂等に報せてくれるというのであれば、笠島城と与島城、共に返還することやぶさかではない」


 秀吉がそう言うと、重秀が「父上!」と大声を上げた。皆が重秀に視線を移すと、重秀は秀吉に声を上げる。


「ここで塩飽を香川に引き渡すというのであれば、塩飽の船方衆は如何相なりましょうや!上様は塩飽の船方衆を守るよう、朱印状が出ているのでございますぞ!」


 重秀の抗議の声に、秀吉が苦笑しながら答える。


「そう力むな、藤十郎。それもよぉ〜く分かっておる」


 秀吉が重秀にそう言うと、視線を重秀から景全に移した。秀吉が景全に語りかける。


「のう、又五郎殿。こちらは二つの城を明け渡すのじゃ。戦わずして城を明け渡すは武門にとって恥辱ぞ。その恥辱を忍んでこちらは城を明け渡すのじゃ。これ以上羽柴の面目を失わせるような事はしないでいただきたいのじゃがのう」


 秀吉の言葉に、景全が「し、しかしそれでは・・・」と躊躇した。そんな景全に、秀吉が更に話しかける。


「もし香川様が船方衆を処するというのであれば、是非も無し。この事安土の上様に言上し、その裁きを受けようではないか。前右府様の判断であれば、香川様も受け入れよう。それまで、城を引き渡すことはできぬ。その間、籠城している羽柴の兵が飢え死にしようものなら、我等もそれ相応の覚悟を持って対峙せねばならぬな」


 秀吉が声を低くしてそう言うと、景全はゴクリと息を呑んだ。その時だった。隣にいた忠澄が声を上げる。


「恐れながら羽柴様。しばらく時をいただけませぬか?二人で相談しとうございますが・・・」


「ならぬ」


 忠澄の提案を秀吉が即座に却下した。秀吉が畳み掛けるように言う。


「我が兵が笠島城や与島城で飢えて朽ちるのを見過ごせると思うか?そんな事をすれば武士としての面目が立たぬ。こちらは塩飽をそちらに引き渡すと言っておるのだ。これ以上、儂に物を言わすな」


 秀吉が硬い口調で睨みつけながら言った。景全がなおも言い募ろうとした。しかし、忠澄が手で遮ると、諦めたような顔をしながら秀吉に言う。


「承知いたしました。羽柴様の言い分、そっくりそのまま受け入れまする」


 忠澄の言葉に景全が「忠兵衛殿!」と声を上げた。しかし、忠澄は景全を無視して秀吉に言う。


「長宗我部の使者として、羽柴様との約定、必ず果たすことをお誓い申し上げまする」


 そう言って平伏した忠澄を見て、景全は苦虫を噛み潰したような顔になった。ここで反対の声を上げたとしても、香川はすでに長宗我部に降った身。建前では香川と長宗我部は同盟関係ではあったが、実際の力関係で言うならば、香川は長宗我部の傘下に入った国衆である。

 そんな長宗我部の使者である忠澄が秀吉の条件を飲んだのである。景全がどうこう言えるわけがなかった。


 結局、景全は苦虫を噛み潰したような顔のまま、秀吉に平伏するしかなかったのだった。





 忠澄と景全が秀吉の提案を呑んだ後、秀吉達は詳細と今後の話の進め方を話し合った。その後は交渉が終わったことを慰労するように、ささやかな酒宴が設けられた。しかし、秀吉達はそこそこで切り上げると、忠澄と景全を宿泊していた別の屋敷に、家臣を使って丁重に送らせた。


 そして秀吉は重秀と孝隆、蜂須賀正勝と石田三成を表書院に呼び出すと、それ以外の者を表書院に入れぬように小姓達に伝えた。そして全ての障子と襖と閉ざすと、秀吉達は車座になって話し合いをし始めた。


「・・・藤十郎。お主は此度の件について、不満はあると思う。しかし、事が事だけに此度は堪えてくれ」


 秀吉の言葉に、酒宴中も不満顔であった重秀は諦めたような顔つきで溜息をついた。そして秀吉に言う。


「・・・父上。上様より瀬戸内の島々は我等が平定しても良いと言われておりました。また、上様は長宗我部を敵と見做しております。一戦交えても良かったのでは?」


「気持ちは分からんでもないが、儂等は毛利との戦を優先せねばならぬ。特に、因幡の鳥取城が乗っ取られたとなれば、そちらに注力せざろう得ないだろう」


 秀吉が言ったとおり、因幡の鳥取城では今とんでもないことが起きていた。


 因幡国にある鹿野城。尼子勝久が城主を務めるこの城で留守居役をしていた山中幸盛からの報せでは、鳥取城内にいた森下道誉や中村春続等によって鳥取城が乗っ取られてしまったらしい。そして、鳥取城には毛利方の武将である牛尾春重が城主として入城し、毛利に寝返ってしまったようである。

 この結果、鳥取城とその周辺、因幡の東部分が毛利方となり、尼子勢が治める西因幡と、織田方に与する羽衣石城主の南条元続が支配する東伯耆が織田の勢力から切り離されるという事態になってしまったのだった。


「ちっ、なんでこんな時に・・・!」


 重秀が舌打ちし、唇を噛み締めながら悔しそうに言う重秀。そんな重秀に孝隆が話しかける。


「まあ、元々鳥取城では山名中務大輔様(山名豊国のこと)は織田派でしたが、家臣団は毛利派でしたからな。その中務大輔様が兵庫城へ行って留守にしていたのです。追放して毛利の将を城主に迎えるのは、絶好の機会だと思ったのでしょうな」


「・・・では、私が兵庫城で日野中納言等四人の公家衆を饗応しなければ・・・」


 重秀が暗い顔をしながらそう言うと、孝隆が「それは違います」と首を横に振った。


「確かに中務大輔様が兵庫城に行ったことで鳥取城からの追放はなりました。しかし、家臣団の中に毛利派がいたことは分かっていたことです。元々そのような危険性があったのに、その対策をせずに放置していた中務大輔様が悪いのです。若君が気を病むことはありません」


 孝隆の言葉に、正勝や三成が頷いた。秀吉も重秀に言う。


「誰も藤十郎を責めようとは思っとらん。だから藤十郎も己を責めるな。それに、起きてしまった事を悔やんでも仕方なかろう。これからのことを考えろ」


 秀吉のしっかりとした口調に、重秀は「ははっ」と言って了解した。その様子を見ながら、正勝が秀吉に尋ねる。


「それで大殿さん。この後はどうするんだ?」


「決まっておろう。鳥取城を奪還するんじゃ」


 秀吉が即答した。秀吉が更に話を続ける。


「とりあえず因幡に兵を送り込む。そして鳥取城を包囲して降伏させるんじゃ。それが駄目なら、力攻めで鳥取城を落とすしかない」


「あいやしばらく」


 秀吉の話を遮るように孝隆が話し始めた。孝隆が自分の意見を言う。


「筑前様。もうすぐ十月でございます。因幡に雪が降る季節にございますれば、城の包囲はいささか剣呑かと存じまする。それよりも、それがしに策がございまする」


 孝隆の発言に、秀吉が「ほう・・・」と声を漏らした。そして、興味深そうな表情をしながら、孝隆に尋ねる。


「その策、申してみよ。官兵衛のことじゃ。さぞ面白い策なのであろうのう?」


「いや、私の考えた策ではなく、若君の考えた策なのですが」


 孝隆の予想外の発言に、重秀が思わず「私ぃ!?」と声を上げた。孝隆が重秀の方に顔を向けながら言う。


「あれは確か三木城を包囲していた時でしたか。半兵衛殿(竹中重治のこと)が三木城を兵糧攻めにする際、予め播磨で兵糧を買い求めたことがありましたでしょう?あの時、半兵衛殿は『播磨の米を買い占めることで、三木城への兵糧米を減らそうと思った』と申しておりました。覚えておいでですか?」


「ああ、ありましたね」


 重秀がそう答えると、孝隆はなお話を続ける。


「あの時、それがしは『播磨は大国故、米の買い占めには限度があるし、街道筋も多く全ての封鎖は無理だ』と申しました。その後、若君はこう申されました。『小国ならできるのではないのか?』と」


 孝隆の言葉に、重秀だけでなくその場にいた者全てがピンときた。重秀が口を開く。


「・・・官兵衛殿は因幡でその策を行うと?因幡国を閉ざし、鳥取城を兵糧攻めにすると?」


「御意にござる」


 笑みを浮かべながらそう答える孝隆。その後、孝隆が策の説明をし始めた。


 孝隆の策は、まず、因幡国中の米を買い占める。この際、米を高値で買い付けることで、因幡の米問屋だけでなく、鳥取城内の米すらも買い上げるのである。

 というのも、鳥取城はこれから戦の準備をするために多くの銭が必要となる。そんな時に米を高く買うと言われれば、鳥取城は必ず銭の確保のために兵糧米を売るであろう。

 こうすることで、鳥取城内の米を減らし、兵糧攻めを長引かせないようにするのが孝隆の策であった。

 そして、小国であった因幡国を国ごと封鎖することで、鳥取城を孤立させることも考えていた。


「お待ち下さい」


 そんな孝隆の説明に割って入った者がいた。三成である。


「敵の兵糧を高値で買うとしても、高値で買うだけの銭は羽柴にはありませぬぞ。大体、姫路城築城でどれだけ銭を使っていると思っておられるのですか」


 そう言う三成に対し、秀吉が口を挟む。


「いや、銭はさほどいらぬであろう。というのも、先の鳥取城攻めの際、降伏した山名は儂等に迷惑料として城の兵糧を儂等に引き渡しておる。それに、城内の士気を挫くため、城の周辺の田畑を焼き払ったからのう。時期は夏。ちょうど稲が実り始めた頃じゃ。今年の収穫はほぼ無いと言ってもよいじゃろう。城内の兵糧も多くはなかろうて」


 秀吉の説明に三成は納得したのか、黙って頭を下げた。しかし今度は秀吉が懸念を表す。


「しかし、勝つためとは言え、銭を鳥取城にくれてやるのは惜しいのう・・・」


 秀吉がそう言った時だった。重秀が「あっ」と声を上げた。重秀が皆に言う。


「鳥取城は兵糧を売った銭で武器弾薬を備えるのでしたら、その武器弾薬をこちらから売ればよいのでは?」


 重秀の言葉に、皆が「はあぁ!?」と声を上げた。正勝が思わず重秀に尋ねる。


「おいおい、若さんよ。敵を強くするっていうのか!?」


「いや、馬鹿正直に武器弾薬を売らなくてもいいでしょう。国友の鉄砲の中には、一定の数は必ず失敗作がありますし、備前長船の刀や槍も、最近は粗悪品が多いと聞きますし」


 重秀の話を聞いた秀吉と孝隆は、それはそれは悪い笑顔を浮かべた。


「なるほどのう・・・。使えぬ武器を売って銭を取り戻すか。藤十郎、お主も悪どい策を思いつくようになったのう」


「若君、この官兵衛感服仕った。早速策に組み込み、鳥取城に使えぬ武器を売り払いましょうぞ」


 その後、秀吉達は長い時間鳥取城の攻略について話し合うのであった。


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― 新着の感想 ―
鳥取城の飢え殺しがより悪辣に(ガクブル)
鳥取城は堅城だからのー 兵糧攻めが一番確実
なんて悪い父子だ
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