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第175話 小谷牧場にて(その1)

感想、評価、ブックマーク登録、いいね!を頂きありがとうございます。大変励みとなっています。


誤字脱字報告ありがとうございました。利家と利長を間違えるとは痛恨の極みでした。お手数をおかけしました。

 越前北ノ庄城へ向かう柴田勝家とその家族、そして家臣団は長浜城の本丸御殿で一泊した。勝家はホストである重秀に「そこまでしなくても良い」と言ったのだが、重秀は勝家に言う。


「父より許しは得ております。それに、上様の妹君を城下の寺に泊めさせる訳には参りませぬ。そもそも、すでに本丸はもぬけの殻。城内のほとんどの者は播磨に移っているため余裕がございますれば、どうぞご遠慮なくお使いください」


 重秀がそう言うので、勝家達は本丸御殿で一泊したのだった。


 次の日の朝。勝家は妻であるお市の方と息子の於国丸(のちの柴田勝敏)、娘の茶々、初、江と本丸御殿の居間で朝餉を摂った後、一時ひとときの団らんを過ごしていた。

 ちなみに三人の乳母達はそれぞれ子供がいるため、別の部屋で家族の団らんを過ごしていた。


「・・・市。今日はいよいよ小谷城へと向かうが・・・。本当に良いのか?」


「はい。そんなに案じられますな。昔と姿形が変わっていても、小谷は小谷でございます。生きているうちにもう一度目にしとうございまする」


 心配顔な勝家に対し、お市の方は嬉しそうな顔でそう返事をした。そして子供たちの方へ視線を向ける。


「それに・・・。江に一度生まれた所を見せとうございました。江も八つになりました。もう見せてもよろしいかと」


 そう言って微笑むお市の方に、勝家も「そうだな」と微笑んだ。そんな時だった。一人の小姓がやってきた。


「申し上げます。佐久間玄蕃様(佐久間盛政のこと)、柴田伊介様(柴田勝豊のこと)、羽柴藤十郎様がお目通りを願っております」


「通せ」


 勝家が即答すると、命令を受けた小姓が一旦部屋から出た。しばらくした後、盛政と勝豊、そして重秀を連れて戻ってきた。

 勝家とお市の方の前に三人がやってくると、平伏しながら盛政が挨拶をする。


「叔父上。御方様。兵共の準備が整いました。予定通り、それがしが先陣として出立いたします」


 勝家が家臣と自らの手勢を引き連れて越前北ノ庄城に向かう場合、二千名の兵が付き従うことになっていた。二千名程度なら長浜城でも十分収容可能なため、特に問題はないのだが、お市の方が希望した小谷城跡での一泊が問題となった。

 この当時、小谷城はすでに城ではなく、重秀によって牧場まきばと化していた。牛や豚、鶏はもちろん、馬も飼育されており、城跡には牛小屋や豚小屋、鶏小屋や馬小屋が建てられ、さらに養蚕小屋まで建てられていた。しかも麓の清水谷には馬と牛の放牧場までできていたのだ。

 結果、動物が住む場所は豊富にあるものの、人が住む場所はあまりないのであった。無論、牧場の管理を任されている加藤教明やその家臣、そして本多正信が越前から連れてきた一向門徒の百姓達が住む場所は用意されているが、二千の兵を収容する場所はなかった。

 そこで、重秀と柴田側の交渉役だった山中長俊が話し合い、その後に柴田家内で話し合った結果、二千の兵を分けることとした。

 まず二千の兵を一千づつの兵に二分し、半分の一千を盛政と毛受家照(のちの毛受勝照)、毛受茂左衛門等が引き連れて先に越前へと向かい、残り一千のうち、勝家とお市の方、於国丸と三人の姫、そして乳母とその子供達、侍女達の護衛として柴田勝安(のちの柴田勝政)が百人ほどの兵を連れていき、残りは柴田勝豊の指揮の下、長浜城に残ることとなった。


 盛政がその一千の兵を引き連れて先に行くことを伝えると、勝家は頷いた。


「うむ。任せたぞ」


 すでに自分のなすべことが分かっている盛政に対し、絶対的な信頼をおいている勝家は、言葉少なげにそう言った。

 盛政の傍にいた勝豊も勝家に言う。


養父ちち上。すでに小谷城へ向かう者共の準備は終わっております」


「うむ、伊介よ。お主は長浜城に残ってもらうが、長浜城内の羽柴の者達との間で諍いがないようにいたせ。すでに羽柴の者達は城内にはいないのだ。我等の兵が何か問題を起こせば、柴田は羽柴が留守にしていた城を蔑ろにしたと天下の笑い者になる。そうならぬように、しっかりと兵共を監督するように。また、城下での狼藉をしないようにしろ。他所様の城下を荒らしたとなれば、柴田の面目が立たぬからな。それと山路将監(山路正国のこと)と共に・・・」


 盛政と違い、勝豊にはくどくどと注意する勝家。元々柴田家の後継ぎとして養子として迎えた勝豊であったが、生来病弱であり、また他の甥達(勝豊自身も勝家の甥である)と比べてあまり出来が良くなかった。しかも勝家に実子である於国丸が生まれてしまったため、勝家は勝豊を跡取り候補から外してしまった。

 しかし、勝家は病弱で出来の悪い甥の勝豊を嫌ってはおらず、可愛い甥として少し過保護になる接し方をしていた。もっとも、それが他の甥達よりも信頼されていない、という思いを勝豊に植え付けているのだが、勝家にはそれに気がついていなかった。


 それはともかく、話が終わった勝家が今度は重秀に視線を向け、重秀に声をかける。


「では、我等もそろそろ出立か?」


「いえ、まだ時はございます。それよりも、御方様に私めより贈り物がございます」


 勝家の質問に対し、重秀はそう返事をした。勝家だけではなく、お市の方や周りにいた者達も驚きの表情を顔に浮かべた。


「・・・妾に、贈り物ですか?藤十郎殿が?」


 あの猿面冠者(秀吉のこと)ではないのか?と思いながらお市の方が思わず尋ねた。それに対して重秀が「御意」と答えた。


「どうぞ、お納めくだされ」


 重秀がそう言うと、自分の横に置いてあった蒔絵の箱を前に差し出した。傍に控えていた侍女が立ち上がって箱を手に取ると、その箱をお市の方の前に置いた。

 お市の方は箱を取るとその箱の蓋を取った。そして蓋を置くと右手で中から数枚の札を取り出した。


「これは一体・・・?」


 首を傾げているお市の方の横から、勝家が覗き込んで札を見た。そして視線を重秀に向けて尋ねる。


「これはもしや、百人一首カルタではないか?」


 勝家の問いに、重秀が「はい」と答えた。


「今京の公家衆や大商人の間で話題となっている百人一首カルタにございます。そろそろ於国様や大姫様(茶々のこと)に歌を習わす時期と思い、百人一首を覚えさせる遊具としてお贈りいたします」


「おお。それは有難き心配り。感謝いたしますぞ」


 お市の方がそう言って礼を言った。その隣で勝家が眉を顰めながら重秀に言う。


「・・・子供達のために骨を折ってくれたことには感謝するが・・・。どのようにして手に入れた?噂では、中々手に入らないが故、あたいが高騰していると聞いたが?」


「長岡家との約束事で、百人一首カルタの注文は全てにおいて羽柴が優先されることになっております。また、羽柴でも作ることが認められている故、私が欲すれば必ず手に入れることが可能です」


 重秀の言葉に、勝家だけではなくお市の方や乳母達、そして盛政や勝豊までも唖然とした顔になった。そんな中、重秀が普段通りの表情でお市の方に言う。


「小谷へ着いたら、暇を見つけて遊び方をお教え致しましょう。喜んで遊んでもらえるものと思いまする」





 盛政が一千の兵を引き連れて長浜から越前へ向かった後、重秀を先頭にした勝家一行の行列が長浜城を出た。向かうは小谷城跡である。その行列の真ん中辺りで、お市の方は輿に乗っていた。輿に揺られて二刻ほどの旅路。小谷城に近づくに連れて、お市の方の気持ちは懐かしさと悲しさで満たされていった。そして脳裏には、懐かしき小谷城の光景が映し出されていた。


 ―――あれから七年ですか。時が経つのは早いものです―――


 それから脳裏には、浅井長政との幸せな光景が映し出された。


 ―――懐かしいものです。新九郎様(浅井長政のこと)とは本音をぶつけ合える仲でした。今までそういった仲になれたのは兄上(織田信長のこと)以外におりませんでした―――


 そう思いながら溜息をつくお市の方。ふと視線を正面に向けると、馬上の勝家の後ろ姿が輿の簾から薄く見えた。馬上の於国丸と並んで見える勝家の後ろ姿を見ながらお市の方は思う。


 ―――権六殿(柴田勝家のこと)も妾の本音を聞いて下さるお方。そしてそれを優しく包んでくれまする。しかしながら、やはり物足りない・・・。まあ、娘には良くしてくれるので父親としては十分なのですが―――


 そんなことを思いながら輿に揺られていたお市の方。しばらく経つと、外から侍女が声をかけてきた。


「御方様、そろそろ小谷城だそうです」


「そうですか。御簾を開けて頂戴」


 お市の方がそう言うと、簾を上げるために一旦輿が止まった。と同時に勝家一行の行列も止まった。

 お供の方により御簾が巻き上げられ、お市の方の視界が広がった。再び輿が持ち上げられ、視界が高くなると、目の前に小谷の山々が広がった。


 ―――さすがに城そのものはありませんか・・・―――


 浅井長政の時代、小谷城本丸には天守があったと言われている。天守と言っても御殿の屋根の上に見張り用の櫓を組んだだけのものであるが、それでも麓からはよく見えたものであった。

 道を進んで小谷城へ近づくにつれ、お市の方は違和感を感じた。お市の方の記憶からだいぶ異なる町並みが見えてきたからだ。


 ―――おかしい。小谷城の麓にはもっと立派な城下町があったはず。それらしいものが見当たりません―――


 実は小谷城下町の住民は全て秀吉によって長浜城に移されていた。今、小谷城下に住んでいるのは越前からやってきた一向門徒を中心とした新たな住人であった。そして小谷城下に住んでいるのは人だけではない。


 ―――どういうことですか?重臣達が住んでいた屋敷が見当たりません。っていうか、なんで牛が我が物顔で歩いているのですか!?―――


 浅井家の家臣団が住んでいた屋敷や館はことごとく更地となっており、その地では牛が数頭放たれていた。牛達は雑草を食べていたり、時折お市の方達の行列に目を向けて興味深そうに見つめていた。

 そして、よく見ると牛だけではなく馬までも放たれていた。馬は牛よりも多く、十数頭がのんびりと草を喰んでいた。


 ―――牛だけではなく、馬もいるのですか。羽柴は小谷城で何をやっているのですか―――


 小谷城下の変わりようを聞いていなかったため、お市の方は衝撃を受けていた。そんなお市の方を乗せた輿は、今夜宿となる小谷城下唯一残された屋敷の門をくぐるのであった。





「小谷までの道中お疲れでございましょう。茶事を用意しておりますので、どうぞお休みくだされ」


 重秀がそう言って勝家とお市の方、於国丸と茶々、初、江、そして乳母の三人と勝安を屋敷の庭にある茶室へと誘った。「兵達の様子を見る」と言って断った勝安と、「侍女達の様子を見る」と言って断った乳母三人を除いた勝家達は、そこで重秀の茶事に参加することとなった。

 重秀が茶室の隣りにある水屋(茶の準備をする簡易的な台所)に引っ込んで準備をしている間、勝家達は静かに待っていた。しかし、大人達はともかく、子供達が落ち着けるわけがない。特に、末っ子の江はすぐに動き出した。


「わあぁ〜。愛らしいぃ〜」


 そう言いながら江は立ち上がって茶室の開かれた障子の先にある露地(茶室に付随する庭のこと)へ行こうとした。しかし、即座に初が江の着物の袖を掴んで引き止める。


「・・・江、駄目。行儀悪い」


「え〜っ、だって猫がいるんだよ?それに子猫があんなにいっぱいいるんだよ?近くで見たい〜」


 江が初に言うように、露地には母猫と思われる大きな猫と数匹の子猫がいた。母猫は露地の地面に座って前足を舐めて顔を洗っており、子猫達はその周りで遊んでいた。そのあまりにも平和な光景に、子供達だけでなく勝家やお市の方までも口元が緩んでいた。


「お待たせしました。まずは懐石にございます」


 重秀と手伝いの福島正則と加藤清正が膳を持って入ってきた。勝家とお市の方は口元を引き締めた。前に出された膳の上には、飯の入った椀と汁物、そして白い何かが湯気を上げながら皿の上に乗っていた。


「・・・この白いのは一体何だ?」


 炭を焚べて湯を沸かそうとしている重秀に、勝家が思わず尋ねた。重秀が答える。


「それは豚肉の腸詰めにございまする」


「腸詰め?」


「南蛮人が食する食べ物です。豚肉をすり身にし、香りの強い草を刻んで混ぜた後、豚の臓物に詰めて煙で燻したものらしいです」


 重秀の説明を聞いた勝家達は一斉に嫌そうな顔をした。特に江は「嫌〜、食べたくない〜」と悲鳴に近い声を上げていた。重秀が話を続ける。


「日持ちするということなので陣中食として作ってみようと思ったのですが・・・。やはり贓物を使うということに厨(台所のこと)の者共は皆拒否しました。仕方ないので私が作ろうとしたのですが、贓物は少し力を入れただけでも破れやすく、上手く詰めるのが難しいのです。それに、贓物の中に虫がいるものですから取り除くのに苦労して・・・」


 重秀の説明に益々嫌そうな表情をする勝家達。於国丸ですら青ざめた顔になっていた。そして三人の姫達はキャーキャー悲鳴を上げまくっていた。そんな中でも重秀が話を進める。


「まあ、そう言う訳でして、南蛮人が食する腸詰めを作るのを諦めました。そちらに出してある腸詰めは、豚肉のすり身と葱と生姜と味噌を混ぜた物を、薄く伸ばしたうどんの生地で包んだ後に焼いたものです」


「ん?では臓物を使っていないのか?」


 勝家がそう尋ねると、重秀は「全く使っておりません」とはっきりと答えた。その答えを聞いた勝家とお市の方、於国丸はホッとしたような表情になったが、三人の姫たちは嫌そうな表情を止めることはなかった。


「では・・・。食べてみるか」


 そう言って箸をつける勝家。一口で食べられそうな大きさだったので、そのまま丸ごと一個を口に放り込んだ。それを見ていた重秀が「あ、その様な食べ方では・・・」と声を上げた。しかし、勝家は何事もないような表情で咀嚼していた。


「うむ。美味い。味噌と葱、そして生姜が肉独特の獣臭さを上手く消しておる。味噌という食べ慣れた味のお陰で、食べやすくなっているのも良い」


「・・・熱くないですか?」


 重秀が初めて食べた時は中の肉汁がとても熱く、口の中が火傷しそうなほどであった。そのため、思わず吐き出してしまったほどであった。

 しかし、勝家はよく噛んで飲み込むと、重秀に答える。


「うむ、確かに熱い。だがこの程度の熱さで怯む儂ではない!」


 がっはっは、と笑いながらそう言う勝家に対し、重秀だけではなく正則や清正も唖然とした表情を顔に浮かべて見つめていた。

 勝家にとって熱くはなかったのかもしれないが、他の人にとってはやはり熱かったらしい。お市の方はハフハフ言いながら少しずつ食べ、父親と同じ様に一口で食べた於国丸は熱さでもんどり打っていた。三人の姫達は少しづつ食べたものの、あまり美味しさを感じた様子はなかった。


 豊臣秀重の書いた『長浜日記』にはこの腸詰めの事が書かれている。材料と簡単なレシピが書かれているものの、どういった形だったのかは書かれていない。恐らく春巻もしくは餃子のようなものだったのではないか、と言われているが、少なくともソーセージのようなものではないことは確かである。





 懐石が終わり、本来ならば主菓子と呼ばれる菓子が出され、その後に中立なかだちと呼ばれる休憩が入る。そこから濃茶を回し飲みするのだが、重秀は主菓子を出さずに中立に入った。


「濃茶が苦手なお子様もおります故、主菓子は濃茶とともに出しとう存じます。中立が終わるまで、露地の猫と遊んでいてください」


「わぁい!」


 重秀の話が終わるや否や、江が露地に向かって飛び出した。それに続いて初も続いて露地へと向かう。初もどうやら猫が気になっていたようだ。一方、茶々は隣りに座っていた於国丸に声をかける。


「兄上。私達も参りましょう」


「ああ、そうだな」


 そう言うと於国丸は茶々と一緒に露地へと降り立った。


 子どもたちが猫と戯れ、お市の方と勝家がそれを微笑ましく見ていると、水屋からコーンと鐘を叩く音がした。中立が終わり、茶事を再開する音であった。お市の方が子供達に戻るように声をかけ、子供達が茶室に戻ったところで、水屋から重秀と正則、清正が茶室に入ってきた。


「まずは主菓子でございます」


 そう言って勝家達に差し出された物は、麩の焼きと呼ばれる小麦粉を水で溶いたものを薄く伸ばして焼いたものであった。ただし、上には水飴が塗ってあった。


「子供にはどうしても濃茶は苦くて飲めませぬ。それ故、甘い主菓子で苦味を消してもらおうと思い、主菓子を今出したのでございます」


 重秀の言葉を聞いた勝家とお市の方は感心した。茶事の進行が違っていることに違和感を感じていたが、それも全て子供達を慮ってやってくれたのだ。その心遣いに、勝家とお市の方は感心するのであった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] これぞおもてなしの作法
[一言] お市さん、今回の出会いで秀吉以上と信長が評価したのも理解するかもしれませんね。警戒するのか、茶々さんとの縁組が出来なかったことを悔しがるのか果たしてどちらになるのやら。
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