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第100話 ディープ・インパクト(前編)

感想、評価、ブックマーク登録、いいね!を頂きありがとうございます。大変励みとさせて頂いております。


今回の話は前編・中編・後編となっております。年末ということなので、連日投稿をやってみようと思います。次回投稿は12/30の夜です。

「・・・どういうことじゃ?」


 秀吉がそう疑問を言うと、重秀は話し始める。


「箒星が現れ、織田も荒木も動いておりませぬ。が、有り体に申さば、上様が池田城に引き籠もっているから我等は動けず、その結果、荒木も動いておりませぬ。無論、籠城側が積極的に動かない場合もありますが、士気も規律も弛緩している我等に何ら手を打たない荒木勢はあまりにも異様です」


「若さん、そりゃあ向こうも箒星にびびっているからじゃねぇか?」


 蜂須賀正勝の発言に対して、重秀が疑問を呈する。


「それだけでしょうか?伊右衛門(山内一豊のこと)の家臣達による物見によれば、有岡城を守る砦の兵達からは警戒心も殺気も全く感じられなかったとの報告がありました。恐らく、敵も我等と同様士気が弛緩しているものと思われます。ならば、今攻めれば、敵方の砦ぐらいは落とせるのではないでしょうか?」


「・・・確かに、小一郎殿からも物見に行っていた与右衛門(藤堂高虎のこと)がそのようなことを報せていたと聞いたことがございます」


 重秀に続いて竹中重治が思い出したかのように言うと、秀吉は右手で顎をさすりながら考え込んだ。そして呟く。


「・・・今攻め寄せれば、勝機はあるか・・・?」


「はい。ここで凶兆だと尻込みせずに、積極的に動くことで凶兆を払い・・・いや、吉兆を我等の手で掴み、荒木に凶事を押し付けましょうぞ」


 重秀の言葉を聞いた秀吉はまた考え込んだ。しばらく経った後、重秀に伝える。


「藤十郎。小一郎と、将右衛門、あと官兵衛をここに連れてこい」


 その後、小一郎と前野長康、そして黒田孝隆を含めて、未明まで話し合いが続いたのであった。





 有岡城は城下町を含め、南北1.7km、東西0.8kmの範囲を有する城で、東側に本丸を含む主郭を有し、主郭の西側に侍町と町人町が広がっている。そしてこれらの城下町を囲むように土塁と堀が張り巡らせてあり、西に上臈塚じょうろうづか砦、北に岸の砦、南に鵯塚ひよどりづか砦を置いて城下町を守らせる構造になっていた。

 羽柴勢は有岡城の西側、すなわち上臈塚砦の正面に附城を作ってそこを陣としており、上臈塚砦を含む有岡城西側を監視していた。


 話し合いのなされた次の日の夜。上臈塚砦の近くに、十数騎ほどの騎馬武者の集団が現れた。それは、正勝率いる蜂須賀勢の騎馬隊であった。


「よし、ここいらでいいだろう。彦右衛門、皆に準備させろ」


 正勝の命を受けた蜂須賀家政は、後方にいた騎馬武者に声をかけた。


「鉄砲準備」


 ハッキリと彗星の形が見える夜空の下、騎馬武者達は馬にくくりつけていた鉄砲を取り出すと、紙早合を使って鉄砲に弾と玉薬を詰め込む。槊杖で一回だけ押し込むと、慣れた手付きで今度は火皿に口薬を入れると火縄を火鋏につけた。夜の暗さにも関わらずに迷うこと無く発射準備を終わらすと、騎馬武者の一人が「準備終わりました」と報せた。


「父上、準備できました」


「よし、取り敢えず、あそこの物見櫓に向けて撃つぞ」


 家政からの報告を聞いた正勝がそう言うと、家政が黙って右手を挙げた。騎馬武者達が鉄砲を構え、件の物見櫓に狙いを定める。そして、家政が号令を発した。


「放て」


 大きな声ではないものの、夜の静寂の中では十分に聞こえる家政の号令によって、全ての騎馬武者が発砲した。大きな発砲音が辺りに響き、少し経ってから弾が何かに当たった音がかすかに聞こえた。その時には正勝と家政が騎馬武者達を率いて砦から少し離れた場所まで退避していた。


 さて、正勝等が鉄砲を放っていた場所から少し離れた場所では、二人の騎馬武者がその様子を見つめていた。巨大な彗星が放つ光で多少は明るくなっているとは言え、夜の暗闇であることには変わりない。しかし、二人の騎馬武者はすでに暗闇に慣れた目でじっくりと上臈塚砦を観察していた。


「・・・兄貴。何かあったか?」


「今のところは何も・・・。いや待て、土塁の上に人が何人も登ってきた」


 二人の騎馬武者―――福島正則と重秀がそう言い合った直後、砦の方から小さな炎っぽい光が数個きらめき、直後に発砲音が聞こえてきた。


「今更撃ってきたのか。反応が遅いな」


「ああ、しかも我等を狙ってないな。いい加減に撃ちまくっている」


 正則の言葉に、重秀がさらに言葉を重ねた。それを聞いた正則が独りごちる。


「ということは、連中は夜襲の警戒をしていない・・・?」


「もう十分だ。我等も退こう」


 重秀がそう言うと、正則と重秀は馬の腹に蹴りを入れ、正勝と家政等騎馬武者達が退避した先へと馬を走らせた。


「・・・こう言ってはあれだけど、兄貴来る必要あったか?」


 正則が馬上で隣で並走している重秀に聞いた。重秀は声を上げて答える。


「仕方ないだろ。父上が私を最前線に出してくれないのだ。しかし、指揮を取るには実際に最前線に出て地形や敵状、味方の様子を知らなきゃいけない。戦いの最中にそんな事調べられない以上、事前に知るには物見しなきゃいけないんだから」


「はぁ・・・」


 正則が納得したのかしてないのか分からないような声でそう答えた。


 その後、重秀と正則は無事に正勝達と合流、羽柴勢が駐屯している附城へ引き上げていった。





 それから三日間、重秀は蜂須賀勢の協力を受けて有岡城を守る砦を強行偵察した。北と南の砦に関しては、北の砦を見張る蒲生賢秀勢と、南の砦を見張る池田恒興勢の協力を得て実施し、昼と夜に分けて行なった。そしてその結果をまとめると、重秀と正勝は秀吉に報せた。


「・・・というわけで、さすがに昼の襲撃には見張りの兵達の反応は素早いものもありましたが、かと言って砦や城全体の兵が動いた気配はございませんでした。また、夜の襲撃については、とても反応が弱く、全く反応しなかった場面もございました」


 重秀の報告に秀吉は頷くと、確認するかのように重秀に聞く。


「この事、蒲生殿と池田様には伝えておろうな?」


「はい。ご助力いただいた以上は当然のことと思い、詳しくお伝え致しました」


 重秀の配慮に対して満足そうに頷いた秀吉は、視線を重治と黒田孝隆に移す。


「半兵衛、官兵衛。その方等はどう思う?先に話し合った夜襲。上手く運ぶと思うか?」


 秀吉が数日前に皆で未明まで話し合った作戦について聞くと、両名は揃って頷いた。


「敵状がその様子だと、夜襲をかければ勝機は十分かと」


「九月に行われた総攻撃も夜襲でございましたが、あの時はまだ城内の兵達の士気が高く、我等が総攻撃を仕掛けることも事前に分かっておりました。しかし、箒星の出現で、我等が動かなくなった以上、敵も動かなくなったものと推測致しまする」


 重治と孝隆がそう言うと、秀吉は右手を握りしめて口元に当てた。そうやって考え事をすることしばし。秀吉が口を開いた。


「・・・よし、やるか。どうせここで何もせずに手をこまねいても運気は下がるばかりよ。ここで一発かまして、我等はまだまだやれるということを毛利や上杉、公方や本願寺の連中に知らしめる必要もあるじゃろう。儂はこれから池田城に行って上様に言上してくる」


 そう言って立ち上がる秀吉に、正勝が声をかける。


「ちょっと待った。殿さんよぉ、敵の士気が下がっているのは良いことなんだが、味方の士気も下がってるんだぜ?今のままで戦すれば、味方の兵は逃げちまうぞ?」


 そう聞かされた秀吉は、その場にドカッと座り込むと、額に右手を当てながらボヤく。


「あ〜、そうか。その問題もあるのか。・・・将右衛門よ、賭博で銭を巻き上げた奴はもう調べてあるのか?」


 秀吉の質問に前野長康が答える。


「ああ、すでに胴元と、それと組んで儲けていた打ち子はすでに調べ上げている」


「・・・あれ?佐吉(石田三成のこと)が調べたのではないのですか?」


 長康の答えた後に重秀が口を挟んできた。秀吉が渋い顔して答える。


「・・・佐吉の奴、片っ端から兵達に『賭博の胴元は誰だ!?』って聞きまくっていた。お陰で下っ端の奴しか調べられなかったのじゃ。あいつは阿呆か。大本の胴元は中々表には出てこないものじゃ」


「殿、それは致し方ございませぬ。佐吉は寺育ち。博徒の考えなど分かろうはずもございませぬ」


 長康がそう言って秀吉を宥めた。秀吉は渋い顔のまま重秀に視線を移す。


「と、言うわけで博徒の考えに詳しい将右衛門に改めて調べさせたのじゃ。さすがは将右衛門じゃ。あっという間に調べてきてくれたんじゃ」


 秀吉の言葉に重秀は「はぁ」と感心したのかどうか分からない返事で答えた。直後、小一郎が秀吉に聞く。


「で?そいつらを兄者はどうするつもりじゃ?」


「無論首を刎ねる。首を晒して銭を巻き上げられた連中に銭を返す。これで軍規を引き締めて士気を上げるつもりじゃ」


「殿、お待ちを。胴元の連中、すでに銭を散財し、返せるだけの銭は残っておらぬが?」


 秀吉の提案に長康がそう言うと、秀吉はニヤリを笑いながら答える。


「それは羽柴家の銭や米で水増しさせて配れば良い。どうせ戦前に士気を上げるためにばら撒くんじゃ。それぐらいの銭や米はあるんじゃろ?小一郎?」


「ああ、戦がなかったから、米はともかく、銭は意外と多く残っておる」


 秀吉の質問に小一郎がそう答えると、秀吉は明るい声で言う。


「ではそれを配れば良い。箒星の凶兆を吹き飛ばす以上、後先考えずにパァーッとやりゃあ良いんじゃ。というわけで、配るのは藤十郎、お主に任せた」


 秀吉に急に指名された藤十郎が、思わず「わ、私がですか!?」と聞き返した。


「当然じゃろう。羽柴の嫡男が配れば、兵達は羽柴に忠誠を誓うじゃろうに」


「そ、それは父上がやっても同じなのでは・・・?」


「なんじゃ知らぬのか?箒星を毎晩見たり、夜の物見で駆け回った藤十郎を見ていた兵達が、『意外に若君は凶兆を恐れぬ度胸をお持ちじゃ』と言っておったのじゃぞ。そんなお主が配れば、お主への兵達の信頼度が高まるというもんじゃ」


 唖然としている重秀を尻目に、秀吉は立ち上がった。


「じゃ、儂はこれより池田城へ向かい、上様に言上してくる。準備を怠り無いようにの」


 秀吉がそう言うと、皆が「ははぁ!」と言って平伏した。





 池田城に着いた秀吉は、さっそく側近の長谷川秀一を通して信長へ面会を求めた。

 秀一が「今は会うのが難しいかと・・・」と言葉を濁しつつも、信長の下へと向かっていった後、半刻ほど待たされた秀吉の前に、無精髭を生やして髷も結っていない、寝巻き姿の信長が現れた。


「・・・お休みのところ、面会して頂き恐悦至極」


「構わぬ。して、何用か?」


 不機嫌そうな表情を隠さない信長に、秀吉は平伏しながら有岡城の現状と、彗星が見えている状態での夜襲を提案した。


「箒星が見えている現状、敵味方共に士気が下がっておりますが、敵の油断は味方のそれとは比べ物にならず。今こそ、夜襲にて箒星の凶兆を打ち払い、我等に勝機を呼び込むことこそ肝要かと」


 信長は秀吉をじっと見つめながら秀吉の話を聞いていた。秀吉が話し終わった後も、何も言わずに秀吉を見つめたままであった。秀吉は信長の態度に違和感を持った。


 ―――おかしい。即断即決の上様が、何も言わずに儂の顔を見つめたまま黙り込むとは・・・。一体何をお考えなのやら―――


 そう思いながらも頭を下げていた秀吉は、少し頭を上げると再び口を開いた。


「上様。この猿、敢えて言上仕る。たかが箒星ごときに何を躊躇ためらっておられるのか。例え凶兆と言えど、それは我等だけではなく荒木にもそう見えると愚考致しまする。特に、荒木は元々上様に逆らう気はなく、ただ毛利と公方に騙され、摂津の国衆や一向門徒に誑かせられ、佞臣共の甘言に惑わされたためにございます。恐らく、荒木めは今頃は有岡城の本丸にて、上様に逆らったことを悔やんでおるはずです。ここで、我等が砦を奪取できれば、さらに追い込むことができ申す!

 ・・・上様、もし上様が箒星の凶兆を恐れているのであれば、心配御無用!この猿めが上様の凶事を全て引き受け申す!何卒、有岡城への夜襲をご決断あるべし!」


 最後の方には声を荒らげつつも説得する秀吉であったが、信長はうんともすんとも言わなかった。秀吉をただ見つめているだけであった。秀吉はさらに説得を試みたが、信長に反応はなかった。


「・・・筑前殿。上様はお疲れのご様子。今はこの辺で・・・」


 側に居た秀一がそう声をかけるが、秀吉は説得を止めなかった。しかし、信長が無反応なのを見た秀吉は、溜息をつくと信長に「ご無礼仕りました」と言って平伏し、信長の下から立ち去っていった。


「・・・すまぬが上様を寝所へ連れて行ってくれぬか?」


 秀吉がいなくなった後、秀一が信長の後ろで控えていた小姓にそう指示を出した時だった。今まで黙っていた信長がボソリと呟いた。


「竹(長谷川秀一の幼名)。勝三(池田恒興のこと)を呼んでくれ」





 秀吉は自分の附城に付くと、賭博を行なって儲けた胴元達がまだ生きていることを重秀から聞かされた。


「・・・何故首を刎ねなかった?」


 怒気をはらんだ声で尋ねる秀吉に、重秀が恐る恐る答える。


「それが・・・。半兵衛殿が言うには、『まだ上臈塚砦を攻めるかどうか分からないうちに士気を上げても意味はない』と申されておりました。私も、首を刎ねて士気を上げるのは攻めるのが決まってからでも遅くはないと考え、小一郎の叔父上と相談の上、処刑を先延ばししたのでございます」


「・・・そうか。半兵衛の言うことは正しいな。・・・藤十郎、皆を集めよ」


 怒気を沈めた秀吉の命じたとおり、重秀が程なくして羽柴の主要メンバーを集めると、秀吉が池田城でのやり取りを話した。


「・・・というわけで、上様の許しを得ることができなんだ」


 そう言うと、皆が一斉に溜息をついた。そんな中、孝隆が発言する。


「・・・もしや、上様には懸念すべき事があるのやもしれませぬ」


「懸念とは?」


 小一郎がそう聞くと、孝隆が「毛利の援軍です」と即答した。続けて孝隆は言う。


「荒木もこのまま籠城しても勝てないことは分かっているでしょう。当然、事前に毛利から援軍が来ることを望んでいるはずです。特に備前、播磨が毛利方に付いたのですから、摂津まで援軍を送るのは容易いこと。上様はその毛利の援軍を恐れているのでは?」


 孝隆の発言に皆が一斉に「なるほど」と頷いた。秀吉が孝隆に聞く。


「で?官兵衛は毛利の援軍は何時ぐらいに来ると思っておる?すぐに来るものなのか?」


 秀吉の質問に、孝隆はすぐには答えなかった。腕を組んで両目を瞑って考え込み、それからしばらくして、おもむろに目と口を開いた。


「・・・恐らくこの時期、毛利領の稲の収穫は全て終わった頃です。それから農民を兵として集めて、船で花隈城へ送るとして・・・、早くて十月の下旬頃かと。陸路で大軍で押し寄せるならば、十一月の上旬頃と思われます」


「と、言うことは、この時期にはまだ援軍を出す余裕はないということだな?」


 秀吉がそう聞くと、孝隆が頷く。


「毛利の内情は国衆の集合体。そして国衆の主力兵は農兵です。無論、ある程度の農兵は今でも集められまするが、そんな余裕があれば背後を脅かす豊後の大友か、長宗我部に脅かされている伊予の河野家を助ける方を優先いたすでしょう。特に河野は毛利の縁戚ですからな。これが長宗我部に滅ぼされれば、毛利は国衆からの支持を失いまする」


「逆に言えば、今が毛利の援軍が来ない絶好の機会ということか・・・」


 小一郎がそう呟くと、孝隆が頷く。


「はい。箒星で城方の士気が落ち、かつ毛利の援軍が来ない今こそ、絶好の、そして最後の機会かと」


 孝隆の発言に続いて、重治も発言する。


「殿。天文の書によれば箒星は長くて一月ひとつき以上は空に見える場合もございます。もし、凶兆を払うために箒星が見えなくなるまで待っているならば、それだけ毛利の大軍が援軍として有岡城に来る確率が高くなりまする。もはや箒星が消えるのを待っている時はございませぬ」


 孝隆と重治の話を聞いた秀吉が右手で右膝をパンッと叩くと、声を上げた。


「よし、もう一度上様に会って説得しよう。毛利の援軍が来ないと分かれば、意見を受け入れてくれるやもしれぬ、今から上様に会ってくる」


 そう言って立ち上がった秀吉に、重秀が問いかける。


「父上、出陣の準備は致しまするか?」


 聞かれた秀吉は少し黙って考え込んだ。そして重秀に答える。


「ああ。ついでに、首を刎ねる予定の胴元連中を幽閉しておけ。儂が帰ってきたら、首を刎ねる」


「御意」


 重秀が答えながら平伏した。秀吉は頷くと立ち上がり、再び池田城へと向かうのであった。池田城へ向かうために馬に乗った秀吉は、ふと夜空を見上げた。空には今回の元凶となった彗星が見えていた。長い尾を引きずりながら夜空を覆う彗星に、秀吉は呟いた。


「さて箒星よ。お主は一体誰にとっての凶兆となるのかのう?」


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― 新着の感想 ―
[一言] これまで軍団長の配置が異なる程度だったので重秀の存在によりこの世界がどう変わるかと思っていたけれど間接的なことで信長の変化を含め乖離が加速してきた様ですね。 恒興を呼んだのはどういう事なの…
[良い点] やっぱり秀吉は凄い。視点が違う。
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