着替え
「できた?」
「まだ。パスワードが解けない。」
白猫はパソコンにタブレット端末をつなぎながら、そう言った
「っていうか、服は着ないの?そういう趣味が「いや、無いから。」あっそ。」
白猫の話を途中で遮って、俺は話した
「車の中に服はなかった。」
「そこのロッカーは?」
指でロッカーを示した白猫
「・・・・・・。はっはっは。」
「やっぱり、そういう趣味が「無いから!」
俺はロッカーを開くと、中には、上下真っ黒の服と、防弾チョッキ、ハンドガンのホルスターには銃が収まっていた
「下着はないですか。そうですか。」
「デパートじゃないの。文句言わない。」
俺は仕方なく服をそのまま着た
黒犬、変身中
「着た。」
「よかった。獣にならなくて。」
誰がなるか、っと思いながら俺は白猫がいじっていたパソコンを覗き込んだ
「パスワード、解けたんだ。」
「4ケタの数字オンリーのパスワードなんて、無いも同じ。」
「そうか、んで。なんか収穫は?」
「これ見て。」
「見取り図だな。何の?」
白猫はパソコンで地図を出しながら
「ここから一番近い。支部基地。名前は、ドリームランド。」
「遊園地じゃねえか。本当に合ってるいるのか?」
「表向きは、私もそう思ってしらべてみたら、夜の電気使用量がへんなの。」
パソコンで出したのは、電力の使用量が一時間ごとに書かれた棒グラフ
「別におかしな所はないじゃないのか?」
「夜五時から電力の使用料がガクッと落ちてるでしょ。」
「閉園時間だろ。JK。」
「あら、若く見えるのかしら?私。」
そういう意味じゃねぇよっと思いながら
「変じゃないだろ。」
「でもね、午後五時から朝の9時までは閉園で人は見回りだけ。なのに、この遊園地は夜8時からと日中が同じくらい電力を使用してるの。」
「何かをやって居ると。」
「限りなくクロに近い、って感じね。」
白猫はパソコンの電源を落として、
「行きましょ。遊園地。」
「お誘いと合っては行かないわけには行かないな。」
そう言って俺たちは準備を始めた
「まずは金、お金があればこの世の8割のものが買える。」
「物色開始。」
車のケースの中から、それなりの現金を発見
「武器。素手は断る。」
「無い。」
探したがロッカーの中からは、ハンドガンしか無い
「ハンドガンだけ、無いものねだりは出来ないし。」
「お互い一丁ずつ。持っておきますか。」
「食糧。」
「現地調達。」
準備はできた。出発は明日だ
「朝はデート、夜もデート。いいわね。人間の青春らしくて。」
「朝は偵察、夜は大ゲンカ。はあ。」
1人はわくわくしながら、もう1人は先を思いやられながら、寝た