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歴史の渦巻き

ある所に数々の歴史のバランスを保っている機関がいた彼らの名は

歴史補助特殊観察機関、通称”歴史警察”だ、これは彼らの

活躍を書いたものである。


歴史補助特殊観察官である山笠恭弥はある事件の調査の為、歴史音声管理室に居た、山笠はあまりここが好きではない、妙に空気が重いからだ

山笠は独り言を呟きながらある一本の音声ファイルを再生した。


「歴史警察本部江戸課、歴史警察本部江戸課、、聞こえますか?こちら間宮です、江戸で現代人の物と思われる物を数点確認。処理を開始します。」

「こちら歴史警察本部処理班、間宮さんと合流し、速やかに処理を行います」

「こちら歴史警察処理班、間宮さんが見当たりません、連絡は取れますか?」

「こちら歴史警察処理班A班、、、、現代武器で武装した者達に襲撃にあいました、、、隊員複数死亡、B班全滅

C班は消息不明です、、、、、、、」

「、、、消息不明隊員音声ファイル1、、再生終了しました」

山笠恭弥は頭を抱えていた、何故ならば彼らの痕跡や足跡が、一切見つからないのだ、また現代武器とは何なのか、

田宮は何故現場にいなかったのか、まるでピースのないパズルをさせられているようだったのだ。

山笠は一度本部に連絡を取ると、歴史警察江戸課に向かった、、

山笠はあの事件の唯一の生存者『三村健一』に会うことにした。

三村は奥の机で居眠りしている、「よくもこんなのんきな奴が生き延びたよな」と呟きながら、三村の机を叩いて起こした。「なんだ、てめえゴリラみたいだな」と見かけによらずきつい言葉をかけてきた、だが山笠は真顔で事件の話を聞かせてくれないか、と聞いた。三村はしぶしぶそれを承諾した。

「三村あの日何が起きたんだ?」

すると三村は上を見ながら喋り始めた

「あの日は普通にいつも通りに処理して帰れると思った、だが、間宮を探している途中、突然銃声が聞こえたんだ!」三村は興奮しているのか指でピストルの形を作りながら喋っていた。「そしたら、目の前に隊長の死体があったんだ、俺は腰を抜かして、逃げようとしたんだが無理だったんだ」何故だ?と山笠が聞いた

「後ろにグロックを構えた男がいたんだ、しかも風貌が江戸の人だった。」グロックというと、映画などによく出てくる拳銃の事だ、しかも江戸の人となるとさらに話が複雑になってくる、「そして気づいたら歴史警察医療班に手当を受けていた、多分、時空維持装置の電源を切ったからだと思う」時空維持装置は江戸と現代の時空をつなぐ装置だ、それを切ると強制的に現代に戻される、

山笠は三村にお礼を言うと歴史警察本部を後にした。

続く、、、、、

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