お姫様
ある王国にお姫様がいました。とてもわがままで王様はいつも手を焼いていました。
ある日お姫様が「お人形がほしいと言いました」
「どんなお人形だい」と王様は聞き返しました。
「とてもかわいい海老の人形が欲しいの」とお姫様は返しました。
「海老の人形かい? そんな人形はうちの国にはないよ」と困り果ててしまいました。
「でも欲しいの」とお姫様は言いました。
そこで王様は海老のぬいぐるみを探すように家来たちに言いました。
家来たちはその命令に困り果てて最後にはみんな逃げ出してしまいました。