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背番号1  作者: 黒の魔術師
11/11

ストレス

病室を出ていった和也は泣き顔をかくしながら病院をあとにした。すると外は雨がやんでいて快晴になっていたため、そのまま走って家に帰り、気晴らしに素振りを始めた。


和「ねぇーちゃんのあほ…」


瑞穂は和也にとても優しく、小さい頃から和也の世話をしていた。そのため和也はその瑞穂の死など考えたくもなかった。

そこにいるのが辛かったため、だから家に帰るという行動にでたのだった。


ブンッ ブンッ シュッ… シュッ…


和「あーーー!!もーーーーーー!!!!!」


素振りをしていたが次第に和也はイライラきてきてフォームが崩れ、納得のいくスイングができなかったため、家に戻り、昼寝をした。


…………。


和「ん…?もう7時か…」


和也が昼寝から目覚めるともう夕方になってしまっていた。

リビングに下りると母と父が瑞穂の病院から帰ってきていた。


母「和也!!!あのときの態度はダメでしょ!!」


そういってカンカンに怒っている母が和也に話しかけてきた。


和「ごめん色々あってね、カッとなってしまったんだ…」


母「私に言わないで次に病院に行ったら謝るのよ。瑞穂はあと一週間で退院できるってお医者さん言ってたから。」


和「わかった…あやまるよ」


母「わかったならいいのよ、さぁ!ご飯食べよ!」


そういって、夕食を三人で食べ始めた。

食事中に話を聞くと、瑞穂は母に和也の野球の話をずっとしていたそうだ

そのはなしを聞いて和也は自分の情けなさを感じでいた。


和「ごちそう様、美味しかった。」


母「あら、それはよかった。お粗末様でした。」


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