第7話。メイドの中に紛れてる者?
エリザベスは悪魔の正体を掴む。それは……。
日本から転生された男性であった。
しかも前世ではエリザベス本人だと言われたらしく。
困惑するエリザベスに多元宇宙の事を説明する。
宇宙など知りもしないエリザベスである。
ますます困惑するエリザベスは頷くしかない。
そしてエリザベスは共同戦線を結ぶ。
エリザベスの部屋にメイドたちが来た、それは部屋の掃除をする為に派遣された国王の専属使用人である。
「エリザベス様、入ってもよろしいでしょうか?」
「えぇ、お入りなさい、許可しますわ」
メイドたちが、ぞろぞろと部屋の中に入る。
メイドたちの服装は濃紺ワンピースにフリル付き白いエプロンを組み合わせた「エプロンドレス」であった。
一斉に深く頭を下げる。しっかりと挨拶礼法をする。6人のメイドたちが一斉に掃除に取りかかる。
『『貴族が何様、早くこんな所抜けだしたい』』
『『貴族も貴族よ、たまに自分で掃除でも』』
『『ここに誰か来るの?いつも一人じゃん』』
『『私たちと同じ年齢なの羨ましい……』』
『『エリザベス様のお部屋!お部屋!お部屋!』』
『『僕の事なんて気づかないだろうなぁ』』
『今メイドの中に『僕』って言わなかったか?』
「待ちなさい、貴女たち、掃除を中断しなさい」
一斉につぶやくメイド「かしこまりました」
「そこに一列に並びなさい、早くしなさい」
6人のメイドたちは慌てて横一列に並ぶ。6人は緊迫状態になる。何か至らぬ事をしたのか?と。
エリザベスは6人のメイドをマジマジと見つめるのである。下半身から上半身を真剣な表情で見つめる。メイドたちは緊張する。
エリザベスは目と鼻の距離から見つめる。メイドたちは、たまらず声に出る「あ、あの顔がお近いです、エリザベス様」
エリザベスは一歩下がり考え込む。メイドたちは、ますます怯える。お仕置きされるのか?と。
「頭のホワイトブリムを外しなさい」
(※ホワイトブリム。頭に着けてる、ヘッドドレス。これはメイドキャップとも言う)
メイドたちは一斉にホワイトブリムを取り外す。そしてテーブルに置く。
「それから、髪を解きなさい、これは命令よ」
メイドたちは一斉に団子髪にしてるのを解くのである。メイドたちの髪がサラサラと長髪になる。
メイドたちは、いきなりザワつくのであった。お仕置きされると……。
『おぃおぃ、少し怯えてるぞ、エリザベス』
「私が主よ……追求するのが私なの!」
メイドたちは一斉にビックとなるのである「も、申し訳ありません!エリザベス様!」
エリザベスはもう一度、近寄り、一番左側からメイドの顔をじ~っと見つめる。小声でつぶやく。
「言いなさい、誰が正解なのかを」
『『エリザベス様は私の悪口を知ってるだわ!』』
『うん、全然違うな、次に行こう』
エリザベスは次のメイドに移動する。同じようにじ~っと見つめる。
『『エリザベス様のお菓子を食べたのバレたの?』』
『はーは!はい、次な次に行こう』
エリザベスは次に移動する、3人目のメイドは……。
『『僕が男てバレたのかな?大丈夫……きっと』』
『エリザベス、見つけたぞ、このメイドだ!』
「貴女たち、ここから出でいきなさい、命令よ」
一斉につぶやくメイド「か、かしこまりました」
「あなたは待機よ、質問したい事があるわ」
一人のメイドを残して5人のメイドたちは部屋から退室するのであった。
「あなた名前は?名前を教えなさい」
「わ、私は「リリス」です、エリザベス様!」
エリザベスとリリスの対話が始まろうとしていた。
次回、第8話。男の娘。




