第15話。今後の計画を立てましょう。
エリザベスの行動は早い。建築家を呼びつける。
そして隣の置物部屋の依頼を頼むのであった。
リリスはエリザベスの即決に驚くばかりである。
部屋の改築と改装が終わるまで2人は食堂へ向かう。
エリザベスとリリスは食堂へと向かっていた。宮廷内は広い貴族と貴婦人たちが住んでいるからだ。言うなれば王族の全員が住んでいる。
その敷地の広さは庭園と洋館屋敷を合わせると距離1000ヘクタールであった。
(※1.000ヘクタール。あなたの国で言うと東京ドーム約200個分)
(※1.000ヘクタール。ヴェルサイユ宮殿も同じ敷地である)
リリスは初めて宮廷内を歩く。決められた所しか行けなかったからだ。目をキラキラさせる。
宮廷内は豪華絢爛になってる。天井は全て金箔シャンデリアが施されてる。天井と壁には壁面の装飾が施され豪華を演出していた。
食堂に行くだけでも10分はかかる距離であった。エリザベスは普段は使用人に料理を運んでもらっていた。
エリザベスとリリスは、のんびりと食堂を目指していた。エリザベスが前を行き、リリスが背後からついていく。
貴族たちはときより、エリザベスを見つめていた。あのエリザベスが使用人を連れ回しているのか?と。
中年の貴族が声をかけてきた。肥満体質であった。
「これは〜これは〜エリザベス様〜どちらへ?」
「今から食堂に行きますのよ、では失礼を」
エリザベスは中年貴族に挨拶礼法して去っていく。
『『エリザベス様も部屋から出る事は良きかな』』
『『ワシも見習って行動せねばな〜』』
『おっ、珍しいな、あの男は味方になりそうだ』
エリザベスとリリスは食堂へと到着した。食堂は大抵フル稼働している。食堂はセフルサービス式である。
エリザベスは人生初めての食堂でもある。少し考え込むエリザベスであった。
エリザベスはリリスを見つめて伝える。
「リリス、私が後に続くわ、教えてくれるかしら?」
「は、はい!エリザベス様、お任せをください!」
リリスは笑顔で応えるのである。先にリリスがセルフ用トレーを取る、そして皿をトレーに載せてスプーン、フォーク、ステーキナイフ、最後にトングを取る。
それを見てたエリザベスはリリスの真似をするのである。リリスはエリザベスの顔を見つめると微笑んでいた。
まるで好奇心からきてるような無邪気な表情になってる?とリリスは思っていた。
リリスは自分の好物をトングで取っていく。エリザベスも自分の好きな食べ物を取っていく。
リリスの食べ物と飲み物、サンドパン、ステーキ、サラダの盛り合わせ、デザート。牛乳。お茶。
エリザベスの食べ物と飲み物、パン、サラダの盛り合わせ、カット済ロールケーキ、特製ヨーグルト。牛乳。
エリザベスとリリスはテーブルに移動して椅子に座る。するとリリスは視線が気になっていた。
この食堂には貴族と貴婦人しか居ない。使用人は洋館屋敷で暮らす。これが本来の当たり前であるからだ。
貴族と貴婦人はリリスを睨みつける者もいた。リリスは少し固まるのであった。
貴族と貴婦人の中にコソコソ話しをする者がいる。
「リリス、気にしてはいけないわ、食べましょう」
「はい!エリザベス様!いただきます!」
リリスはステーキナイフをどう使っていいのか、初めての経験で困惑する。
「ほら、貸しなさい、これはステーキを切るのよ」
エリザベスはステーキナイフを巧みに使ってステーキを切ってあげる。
「わぁー美味しそうです!いただきます!」
リリスはフォークを使ってステーキを食べる「ん〜!おいちぃですぅ〜」と涙目になる。
それを見てたエリザベスは微笑む。
「戻ったら、今後の計画を立てましょう」
「はいっ!エリザベス様!」
エリザベスはリリスの口横に付いたタレをハンカチで拭いてあげるのであった。
こうして食事を楽しむ。エリザベスとリリス。
次回、第16話。先に王様に会いに行きましょう。




