第14話。リリス部屋の誕生ね。
エリザベスはリリスの小声を聞いて早急に行動する。
リリスを自由にするために洋館屋敷へと向かう。
エリザベスは管理人と値段交渉へと入り。
倍以上の金貨を払う事を約束した。
リリスの解放ならば「安い」と内心、笑う。
こうしてリリスは解放され2人は部屋へと戻る。
エリザベスとリリスは部屋に戻っていた。エリザベスはのんびりと椅子にくつろぎ紅茶タイムを楽しんでいた。時にハーブティーでもある。
リリスはエリザベスのために器用にティーポットで紅茶をティーカップに淹れていた。
「リリス、流石だわ、上手なのね」
「エリザベス様!お褒めを頂き有難う御座います!」
エリザベスはティーカップを置いて瞼を瞑るのである。すぐに瞼を見開きリリスを見つめる。
「リリス、2人の時は「敬語」なんていいのよ?」
「ですが……エリザベス様、私は使用人で……す」
エリザベス「クスッ」と笑うのであった。
「ならば私もメイド服を着たら対等かしら?」
「え……エリザベス……様!そのような!」
「リリス、私は貴女と対等でいたいのよ」
「それでも……王女と使用人が対等など……」
「確かに公的、公共の場は駄目よね、でもね」
「今は2人きりなのよ?気が持たないわよ」
「エリザベス様……はいっ、分かりました!」
『『エリザベス様、エリザベス様、エリザベス様!』』
『……』
「今日は隣の部屋に改築工事と改装が入るわ」
「改築と改装ですか!?」
「住めるぐらいにするだけよ、すぐに終わるわ」
「リリスも座りなさい、私が淹れてあげるわ」
エリザベスは立ち上がり、リリスを座らせるのであった。エリザベスは器用にティーポットを巧みに使い少し高い位置で紅茶をティーカップに淹れた。
まったく、こぼれる事もなくティーカップに入る。
それを見てたリリスは目をキラキラさせるのである。そして一瞬で惚れてしまう。リリス。
リリスはティーカップを口につけて紅茶を飲む、すると電流が走るような感覚におちる。
「こ、これが、紅茶〜!美味いですぅ〜!!」
リリスは軽く手を口に当てて目が涙目になりかけていた。これは余りの美味しさゆえだ。
「あら?紅茶は初めてなのね?リリス」
「その……はい、これが初めてなんです」
使用人は貴族の御用達の紅茶は飲んではいけないと教育されていたのである。
「ふふ、私が初で嬉しいわねぇ、リリス」
「エリザベス様……はい!美味しいです!」
すると隣の部屋から音が響き渡るのであった。
ドンドンドンドンドンドン!カンカンカンカン!
ギィーギィーギィー。バリバリバリバリ。
どうやら、大工の職人たちが改築へと取り掛かった音であった。それを聞いたエリザベスは立ち上がり。
「リリス、どんな風にしてるのか、見に行きましょう」
「はい、エリザベス様!」
2人は部屋から出で隣へと向かうのである。エリザベスの部屋と目と鼻の距離であった。
職人の大工たちは忙しいそうに改築をやっていた。
エリザベスとリリスは改装の邪魔にならないように見守るのである。
すると大工関係者がエリザベスに近寄る。
「こんな姿でお見苦しい所をお見せ……」
「いいのよ、気にしてないわ、部屋は今日中に?」
「はい!エリザベス様、改築の後は改装です」
「エリザベス様!今日中に完成いたします」
「そう、後は任せるわね、期待してるわよ」
「め、め、名誉ある、お言葉です!!」
エリザベスは「クスッ」と笑って去るのである。
エリザベスは歩きながらリリスに伝える。
「少し小腹が空いたわね、食堂に行きましょう」
「はいっ!エリザベス〜様!!」
『『部屋が今日出来なかったら、どうなるのかな?』』
『『エリザベス様と?ダメ!ダメ!ダメ!私は女の子』』
『わざと聞かせてるだろ!そうなんだろ!!』
こうしてリリス部屋が誕生したのである。
次回、第15話。今後の計画を立てましょう。




