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悪役令嬢の逆転異世界 ~悪役らしく役を演じます!~もう一人の自分と力を合わせて貴族たちを手玉にします!  作者: 悪役令嬢と男の娘。(ドンカンギィーバリ太郎)
第2章。エリザベスの専属使用人の誕生。(第11話〜第20話)
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第13話。隣の置物部屋を改築して住ませるわ。

エリザベスはリリスの本心を知りたい。


そう好奇心が芽生え始めた。誠の乙女なのか?


それとも、それが「偽り」なのか……。


エリザベスは己の心に誓う「誠の乙女」ならば……。


この子を「誠の女性」に成り上がらせるのだと。


 エリザベスはリリスを立たせる。そして両手でエプロンドレスのシワを綺麗に戻してあげる、エリザベスであった。


「リリス、この隣に置物部屋があるの改築して」


「お、お待ちください、エリザベス様!」


 リリスは少し困った表情になるのであった。小声で話しだすのである。するとエリザベスは声を拾う為に顔を近寄らせる。


「管理人さんが、私を手放すわけないですよ……」


 エリザベスは一歩下がって腕を組み、真剣な表情でリリスを見つめて語りだす。


「リリス、今から屋敷に行くわよ、来なさい」


「へ……?え、エリザベス様!?」


 エリザベスはリリスの手を握って行動を開始する。目指すは専属使用人が暮らす洋館屋敷である。


 エリザベスは早歩きで外へと出る、そして一直線に洋館屋敷を目指す。リリスは、ついていくので精一杯だった。


「え……エリザベス様!本当に屋敷に……!?」


「リリス、同じ事は2度も言わないわよ」


 エリザベスとリリスは早歩きのお陰で洋館屋敷へと到着した。そしてエリザベスは扉を勝手に開けて中に入る。


 使用人たちはいきなりの訪問で慌てふためくのであった。そして管理人がエリザベスに近づいてくる。頭をふかふかと下げる。


「エリザベス〜様!メイドたちが至らぬ事をしましたか!」


「何を言ってるの?今日は相談に来たのよ」


「はっ!そ、相談と言いますと!?」


「このリリスを私が買うわ、値段を言いなさい」


「値段ですか!暫しお待ちを計算するので!」


『『こいつは良い!この嬢さんは理解している!』』


『クズだな、メイドをお金と見ているぞ』


管理人はすかざすメモを取り出して見つめてる。


「このメイドなら金貨100枚はいきますな!」


(※お金事情。銅貨1枚で1000円。銀貨1枚で1万円。金貨1枚で10万円。『万円』は、あなたの世界で略してある)


「ならば金貨1000枚を払うわよ、良いわね?」


「き、き、き、金貨1000枚ですか!!」


「あら?それじゃ足りないかしら?」


「と、と、とんでも……ありません!」


「後で取りに来なさい、近衛騎士を護衛につけるわ」


「ついでにリリスの荷物も運んでおきなさい」


「私の隣に置物部屋からあるから、そこに置いておきなさい」


「かしこまりました!後で向かいます!!」


 エリザベスとリリスは去ろうとした時であった。エリザベスの足が「ピタ」と止まる。そして振り向いて管理人に伝える。


「私のリリスに手を出したら、意味分かるわよね?」


「ひぃ!も、もちろんですよ!エリザベス様!」


「そう、それならいいのよ、行くわよ、リリス」


「は、はい、エリザベス様!」


エリザベスとリリスは洋館屋敷を去っていく。エリザベスは前を歩き、リリスは背後からお供する。


リリスはエリザベスの背中を見つめていた。


『『エリザベス様の背中……素敵……』』


『あ〜エリザベス様、リリスの心の声が……』


『好きで聞いてるわけではないからな……断じて』


 こうしてエリザベスはリリスを買い取ったのであった。2人はエリザベスの部屋へと戻るのである。


     エリザベスとリリス。

   

  2人の物語が始まろうとしていた!

次回、第14話。リリス部屋の誕生ね。

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