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悪役令嬢の逆転異世界 ~悪役らしく役を演じます!~もう一人の自分と力を合わせて貴族たちを手玉にします!  作者: 悪役令嬢と男の娘。(ドンカンギィーバリ太郎)
第2章。エリザベスの専属使用人の誕生。(第11話〜第20話)
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第11話。エリザベスとリリス。

エリザベスはリリスと2人になる為に部屋へと戻る。


そしてリリスは自分の過去を語り始める。


それは性別による。己の過ちを語る……。


親族との関係。女装。そして親からの絶縁。


それを聞いたエリザベスは自分の過ちに気づく。


自分の好奇心でリリスを追い詰めてしまった事に。


エリザベスはリリスを抱きしめる……。

 リリスは自分の過去を打ち明ける。身体は男性である事、しかし心は女性だとエリザベスに語る、リリス。


 この世界ではジェンダー社会でもある。社会や文化によってなされてる。断じて男の娘は理解されない世界でもあった。


(※ジェンダー。ジェンダー規範が一般的であった。ジェンダーとは男性が優位で女性が従属的な役割を担う社会構造を指す。貴族社会では、女性は育児や家事、夫の補佐を務めることが当然とされていた。)


 エリザベスの疑問がどんどん膨らむ。お父様に拾われ専属になる事もそうだが、今まで、どうやって「露わにならないで」過ごしてきたのか?


エリザベスは、そこも追求を始めるのであった。


「リリス、よく「ばれ」ないで過ごせたわね」


「私は他の使用人と時間差で行動してました」


「リリス、私と2人の時は『僕』て言いなさい」


「でも……もし聞かれたら……わ……わた……」


「リリス、ここは私の部屋なの、誰も来ないわ」


「来たとしても、私が何も言わせないわよ」


「エリザベス様……はい!分かりました」


 リリスはどうして女装が発覚しないで済んだのか?ここから先はリリスの語りへと進む。


 僕は親から絶縁された時に、せめての別れとして「女装」のまま外に放り出されたのです。


既に夜で行く所もない。僕は一軒一軒の家を訪ねました。


 泊めてもらう事は出来ないか……でも「女装」してると分かると断られたんです。


ただ女の子になりたいだけなのに……誰も認めてくれない。


 僕は自殺を考えたんです。空を見上げてると、使用人の管理人さんと出会ったのです。


「今の管理人ね、ごめんなさいね、話しを続けて」


 管理人さんは、僕を一瞬で見て「気に入った!」と、いきなり叫びました。管理人さんは僕を質問攻めにしてきました。


 僕は「女装」の事は秘密にして、『作り話し』をして話したんです。全て嘘の話しで……。


 とにかく寝泊まりする所さえ、あれば良い。と思ったんです。僕は……。


 それから管理人は僕を連れて、ある事を打ち明けました「王様の為に専属使用人になれ!」と。


 そして僕はここに来たんです、これが王様に従える理由なんです……。


「それで使用人になったのね、次が本題ね」


「どうして僕が発覚されないで居られたのか……」


 最初は困惑しました、まだ7歳なので同じ部屋に数人の同年齢の使用人たちと暮らしてました。


 先に他の使用人よりも早めに起きて着替えてました。そしてお風呂は最後に入ってました。


 それを5年間も繰り返してきました。12歳になる頃には、ようやく、わた……僕は「一人部屋」へと移動が出来たんです。


 ここからはある程度「自由」になれるようになりました。一人部屋はいつでも着替えられる。から。


 だけども、お風呂、お手洗い『男』として通らない所もあったので、僕はそこも辛くて……。


「もう、いいわ、リリス、分かったわよ」


エリザベスはリリスを見つめて、ある事を伝える。


「リリス、実は、ある提案があるのよ、私の……」

次回、第12話。私の専属になりなさい。

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