その蒼き月の夜に 作者: 楠木夢路 掲載日:2024/03/22 夢破れてもがく夜 掌から零れ落ちた希望 小さな自尊心が また僕を臆病にする この美しき世界に これほどまでにも 心がうち震えているというのに 僕は言葉を失くしたまま 僕の手は虚空をつかんだまま 眠れない夜 見上げた夜空に幽けき月 その蒼き月の夜に 僕は深い闇の中にひとりたたずむ この先長い道の果てに 何が僕を待っているのだろうか その蒼き月の夜に 月明かりが示す道標 見えない未来に挫けそうな この僕の心を どうかこのまま照らしておくれ