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金太郎 (松井塾長物語)  作者: 松井 健太
3/8

盤外戦術(良い子も悪い子も良い大人も悪い大人も真似しないように。)

松井塾長「うーん。」


雷電「松井さん何も思いつかんみたいですね。逆転の秘策が思いつかないみたいですね。」


熊吉「そうみたいですね。」


松井塾長「あ、いいこと思いついた。」


ジール「どうせ、ろくでもないことを思いついたんだろう・・・」


松井塾長「よし。思いついた。煽るしかない。」


熊吉「どういうことですか?」


松井塾長の作戦はこうである。とりあえず煽りに煽りまくる。冷静さを失ったところを突くということです。


熊吉「しかし、そううまくいくでしょうか?」


松井塾長「安心しろ。俺に任せろ。」


松井塾長は、膨大な資金力を背景に、瓦版屋とちんどん屋を使い。情報をガンガン流す。


瓦版・・・現代で言うところの新聞や週刊誌である。


ちんどん屋・・・今で言うところのインフルエンサーに当たる。


ここでは、わかりやすさを重視のため、現代風に改善することにする。


スポーツどすこい相撲新聞


タイトル:金太郎おそるるに足らず。雑魚に興味などないわ。


新聞記者「松井塾長本日は、お越しいただきまして誠にありがとうございます。」


松井塾長「はいどうも。」


新聞記者「松井さんは、熊吉さんのセコンドをされているということですが、金太郎さんについて、どう思われますか?」


松井塾長「正直、金太郎さんは恐れるに足りないと思っているというのが本音です。」


新聞記者「え、そうなんですか?」


松井塾長「はい。確かに、金太郎さんは、パワーこそ恐ろしいものがありますが、正直なところスピードに関してはまったくないという風に考えております。まぁ、言い方としては良くないですが、パワーだけのうすのろデブと言ったところでしょうか。いや、言い方を変えたほうがいいかもしれないが、パワーだけのスピードなしの脳筋といったところでしょう。」


新聞記者「そこまで言って、大丈夫なんでしょうか?松井さん?炎上とかしないんでしょうか?」


松井塾長「炎上も何も常時炎上しているので私は気にしませんし、ただただ、事実を言っているに過ぎないので、なにか問題ありますか?」


松井塾長インフルエンサーに金を払う


歌 金太郎


まさかり担いだ 金太郎


センスの悪い 金太郎


あの服着て どこに行く。だっさい服装なんとかしろ。


どこに言っても笑われる。いつも同じ服。筋肉鍛えて相撲を取る。技もパワーもなーいから。


頭の中がすっからかん。


まさかり担いだ 金太郎


センスの悪い 金太郎


いつもボッチでいきてたよー ボッチで行きていーるから やることなくて獣相手に相撲して、自分の力を誇示する。


そりゃーあの服装なら友達一人もできねぇーわ。


金太郎「(努)(努)(努)」


松井塾長はさらに追撃の手を緩めない。


3週間前の記者会見にて・・・


金太郎「この場ではっきりさせておく。私が試合でパワーだけではないということをお見せする。はっきり言って、松井塾長は、自分たちが不利だと思ってこちらを挑発しているに過ぎない。」


熊吉「・・・・」(緊張で固まる。)


松井塾長「なんか、勘違いしてるな。お前。事実を言っているだけだろう。それに、君がパワーだけでないというのは十分わかっている。その誰も着れないようなだっさい服装と、何のために持っているかわからないまさかりを担いでいる格好。最高にツッコミどころ満載だぜ。あれでしょ。パワーと人に笑われるという才能の持ち主と言っているんですよ。」


金太郎「・・・・喧嘩売ってるのか!」


松井塾長「あのさーもう一回言っていいかな?俺は、君のようなツッコミどころ満載の服装して、君のようなツッコミどころ満載のマサカリ担いでいるというお前のスタイルは人に笑われると言っているんだよ。そんな人と友達になりたいですか?関わり合いになりたいですか?お話をしたいですか?今回、こうして私のところの熊吉と戦うことになったから仕方なくこういう記者会見の場に出てきているだけです。」


松井塾長「はっきり言おう。こちら側にとっては、メリットがない!!!そんなだっさい格好して、だっさいもんぶら下げている人間に勝っても世間の人はどう思うか?考えてみろ!!!」


松井塾長「私のところの力士である熊吉は、あの金太郎に勝ったんですよ!」


世間の声「え、金太郎って、あのパワーだけの能無しデブで、同しようもない格好している人に勝ったんですか?」


松井塾長「何のメリットある?」


金太郎「てめぇー言わせておけば人が気にしていることを!!!今、ここでぶっ殺してやる!!!」


松井塾長「金太郎さん。相撲というのは、スポーツであり神聖なものであるわけです。それにあなたの対戦相手は、私ではなくて、熊吉さんと戦って人々に相撲の大切さをわかっていただくということが今回の試合の意味であります。それを、無力なセコンドである、か弱い松井くんを殺そうとするなんて人として良くないですよ。」


金太郎「!!!」


松井塾長「そういうところやで。直さなあかんとこは!」


翌日の新聞記事


金太郎人格に問題あり!


新聞記事:金太郎氏は、一方的に熊吉陣営にいきなり喧嘩をふっかけて、度重なる暴言を吐くものの松井塾長になだめられその場は穏やかな雰囲気で事なきを得るものの、人格としては問題ありと考える。


雷電「いやーここまでやるとさすがに金太郎さんがかわいそうになってくるといいますか・・・」


熊吉「いくらなんでも事実が一つもない上に、ここまでやると後々のことが心配になります。」


松井塾長「あのなー勝つってことはきれいなことだけじゃないんだよ。それにな。新聞は真実を各メディアじゃない!」


松井塾長「金払ったもんのいうこと聞くカスメディアや!」


熊吉「た・確かに。」


松井塾長「だいたいな。こんな情報戦みたいなことは、日常茶飯事に行われている。新聞でボロクソ書かれている人が実はめちゃくちゃいい人だったとか、新聞で持ち上げられている人間がめちゃくちゃ悪いやつだったってことはしょっちゅうだ!」


熊吉「そうだったんですか・・・」


ジール「(あなたのように新聞記者の前で自分のことをボロクソに言ったのに、新聞の記事がだいぶマシに書かれていたっていう謎な人もいますけどね・・・)」(実話です。)


松井塾長「いいか!お前らよく聞け!相手は、主人公補正でチート機能が入っているような化け物を相手にしているんだぞ!いいか、この物語。金太郎はな!そうやって、チート機能が入っている天才を、どんな手段を使ってでも努力して勝とうとする物語なんだぞ!」


松井塾長「人間は、努力すればどんな天才だろうとどんなに状況が不利だろうと、それを跳ね返し、戦い勝つ!それが、子どもたちに伝えていきたい物語だろうが!卑怯?汚い?上等じゃねぇーか。じゃあ、主人公補正でチート機能は卑怯じゃないのか!熊吉、人間は努力で変われる。そして、敗北濃厚な状況でも最後の最後まであきらめない。それが、人間の美しさだろうが!!!」


熊吉「!!!うおーーーー。燃えてきた!!!やれる気がしてきた!!!」


雷電「感動した!!!」


ジール「だ・か・ら!!!熊吉は人間じゃねぇーだろ!!!」

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