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6話
宿に着いた頃には完全に日は沈んでいた。 俺は宿の扉を開けて聞く
「あのまだ部屋空いてますか?」
「はい勿論空いてますよ」受け付けの少女が笑顔で言う。
(この世界レベル高いな)俺はまだこの子とギルドの受け付けそれと何人かすれ違った人しか知らないがみんな顔のレベルが高いのだ。やっぱり異世界は違うと思う。
「それで何泊しますか一泊銅貨5枚です」
(銅貨5枚か安いな)
「とりあえず三日でお願いします」
「三日ですね料金は前払いですがよろしいですか?」
「大丈夫ですよ」俺はそう言って銀貨一枚と銅貨5枚を渡した。
「計算早いですね」と言ってきた。やはりそこまで勉強は広まっていないようだ。
「いえいえ唯一の取り柄見たいなものですよ」
笑顔で答える。
「いい取り柄ですよ。あと部屋は二階の一番端です」
「ありがとうございます」そう言って俺は二階へ上がっていった。
部屋に入り固そうなベッドに横になるとその日はすぐ寝てしまった。以外と疲れていた様だ。