4話
「よっしゃー気軽な冒険者生活だ」俺はそう大声を出し笑顔で王城の門をくぐった。
少し歩き剣と杖が描かれているエンブレムを見つけた。
「ここが冒険者ギルドか」そう言って俺は扉を開ける。
俺は目の前に受け付けを見つけそこに行く。
「今日はどういった御用ですか」受け付けが聞いてくる。
「冒険者になりたくて」
「でしたら身分証の提示と必要事項の記入をお願いします」そう言い受け付け嬢は紙を渡してくる。
俺は必要最低限の名前と犯罪歴を書いて提出した。
「必要事項は記入されてますし犯罪歴もないようなのでギルド登録完了です、ようこそギルドアフガルドへ」
(そういえばここアフガルドって言うんだな)
「まずはFランクからのスタートです、ランクは全部でF E D C B A S SSとありAランクをこえれば英雄と呼ばれます、英雄を目指して頑張ってください」受け付け嬢はそう笑顔でいった。
「依頼受けますか?」
「じゃあ討伐依頼お願いします」
「でしたらこれですね」そう言ってゴブリン三匹駆除と書かれた紙を渡してくる。
「あのこれって狩ったらどう確認するんですか、あとどれくらい依頼を達成すれば次のランクになれますか?」
「えっとまず倒した魔物はギルドカードに記載されます。それと依頼を討伐系なら5回それ以外なら10回やればFからEに上がれますそれ以降はどんどん5倍です。例えばEからDに上がるのは討伐系は25回それ以外は50回と言う事です。さらにCランク以上に上がるには試験があります。頑張ってくださいね」二つとも答えてくれた。
「それじゃあゴブリンを15匹狩ってきたときは五回ぶんになりますか?」
「依頼用紙の右上に常時と書いているものなら可能です、つまりゴブリンは可能ですね」そう言ってもう一度依頼用紙を見せてくる。
「ありがとうございます」俺はそう言ってゴブリンのいる森へ向かった。