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告白

息抜きです。別の作品がちょっと煮詰まっちゃっててですね。

この作品は3話ぐらいで終わる予定です。

あくまで予定ですが

僕は男だ。


僕は見た目が少し女の子っぽいだけで周りの人は僕を女の子扱いをする。


正直止めて欲しい、僕は正真正銘男であり女ではないからだ。


胸もないし付いているものも付いている。


なのに誰も僕を男扱いしないのだ。


髪の毛も本当は丸刈りにしたいのだけどそれは両親が許してくれない


でも何とか丸刈りとまではいかないが髪は短く切っている。


今まで好きな子に告白しても成功したことがない。


「ごめんね、蘭君は異性として見たこと無いの」


や、


「私より女の子らしい男となんてつき合えないよ」


とかだ。


それもこれも僕をこんな見た目に産んでこんな名前にした両親が悪いんだ。


僕は恋を一時は諦めた。


でも、高校に入学して恋をした。


名前は織田信子おだ のぶこ


どこかの戦国武将のような名前の彼女はやっぱり戦国武将のように強くて見た目もイケメンで女子に大人気で性格は男らしくて最初はすごいなとかの感情はあっても好きって感情にはならなかった。


そもそも僕は女の子らしい娘が好きなんだ。


でも


僕、 もり らん


織田信子が好きになってしまったのだ。


____



きっかけは簡単というか単純それは一週間程前の学校の休みの日に起こった出来事だった。


男A:「なあなあ、キミ可愛いね。僕たちと遊びましょ」


最初はこの男が僕に話しかけている事には気づかなかった。


僕は気づかなかったから当然無視してそのまま通り過ぎようとした。


男B:「ちょっと待ってよ」


ここで肩をつかまれ始めて男たちの方を僕は見た。見た目は分かり易いチャラ男っぽいてかそのものの見た目。全部で3人居た。それぞれ違いがあるのだろうが顔自体は僕には見分けが付かなかった。服装が違うという程度、3人とも同じ顔なのだ、三つ子じゃないのかと疑う程だ。


「なんなんですか?僕は急いでいるのですが」


僕は慌てて腕を振り払おうとするが、いかんせん僕は力が無い皆無と言っていい程にだ。


男C:「僕っ娘いいね。キミかわいいね。僕たちと良い事しようよ」



男Cがそう言うなり男Bとは逆の方の腕を掴んだ。絶体絶命のピンチこのまま連れて行かれて男だと知られた瞬間に半殺しにされる。そう思った僕は慌てて誤解を解こうとした。


「待って、待って。何か勘違いをしていると思います。僕は男です。女ではありません」


男A:「何を言っているんだよ。キミみたいなかわいい子が女の子の筈が…」


僕はすかさずポケットに入っていた身分証明書を男達に見せた。残念ながらこんな事は頻繁にあるこれで万事休すだ。


男A:「マジで?男じゃん」

男B:「大丈夫、大丈夫俺たちどっちも行けるし」

男C:「むしろ男の方が良くね」



危険は新たにやってきた何なんだこいつらは変態かてかやめて〜服を引っ張らないでっと心の中で叫び。男なのに男に襲われる自分の貞操。色々考えて泣きそうになっていた時だった。


「何をしている量産型フェイス共め」


そう叫ぶなり男ABCを薙ぎ払い僕を救ってくれたのは違うクラスの女子?生徒の織田信子だった。


格好こそは男の格好をしていて同じ学校でもなければ絶対に気づかないと思うが織田信子だ。


その時の僕はいきなり起こった出来事に驚き何も出来ない何も言えない状態だった。


男ABC:「クッソ〜覚えておきやがれ〜」


そんな昔のまんが並の捨て台詞を吐いて量産型たちは逃げて行った。


「キミは無事か?」


信子に話しかけられたが僕は何も言えずコクコクと頷くだけだった。


「無事で何よりだ、じゃあ俺は急いでいるからな」


そう言うなり立ち去ろうとする信子に僕は何を血迷ったのか言ってしまった。


「好きです。好きになりました!!つき合ってください」


一つだけ言わせて欲しい僕は助けられたから好きになったとかそんな単純な奴ではないよ...多分

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