作中用語解説 ~その①~
◎第三次世界大戦
⇒本編の開始から十五年前(2097年)に始まった第三の大戦。米国による欧州侵略が直接的な原因となった。非人道的な化学兵器が各地で使用され、かつてない被害者を生んだ。
・科学縮
⇒第三次世界大戦の終結後、世界各国が推し進めた政策の通称。ロボットやAIの製造を制限する内容がほとんどである。この政策が進んだことで、世界の科学技術は2080年代のレベルまで後退した。
⇒だからドラえもんは生まれなかった。
・十二月条約
⇒2102年12月に米国、ロシア、日本、EU加盟国、そしてキシュタという南の島国の間で結ばれた講和条約。この条約の締結により第三次世界大戦は終結した。
・ウエポン
⇒戦時中量産された化学兵器の総称。人の殺傷を目的とした戦禍の権化。『十二月条約』の締結により製造・購入が禁止されたが、裏ルートでは今でも大量に出回っている。
◎モナド
⇒戦時中日本政府がひそかに製造した『超科学生命体』。戦地に投入される前に戦争が終結したため、その存在が世に知られることはなかった。
⇒全部で十体存在し、有する能力は各個体で異なる。モナド単体でその能力を使うことはできず、人間と一体化する必要がある。
・レセプター
⇒モナドと一体化することが可能な人間の名称。一体化中は超人的なパワーとモナドの持つ特殊能力を得る。生身の人間では太刀打ちできない。
・モナドロジー
⇒モナドの体内に蓄えられている特別な原子エネルギー。レセプターの身体機能を向上させるため存在する。ただし無害のまま作用するのはレセプターの体内だけであり、外に漏れればたちまち有害な物質と化す。
・『呪縛』
⇒モナドには一度レセプターを選ぶと、そのレセプターが死ぬまで他の人間とは一体化できない性質がある。またモナドはレセプターによる一体化・もしくは一体化解除の命令を拒否することができない。この二つの性質が『呪縛』と呼ばれている。
⇒モナドに入力されたプログラムのようなもの。




