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推しの概念に浸った旅

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

初っ端、泊まった宿の悪評から始まります。

オマケは凶暴で暴力的な本性が出てます。


なんでも許せる方向けです。

とある日の、とある場所に降り立って、街を散策したんだよ。所謂、旅行と言う奴。ぎりぎりにホテルを予約したせいか、好みの場所は全て満員。料金高くて、サービス無言という場所だったけど。

露天風呂がない、浴室にゴミ箱がない、今どき珍しい2ハンドル水栓。あー、知らないか、水とお湯を交互に出して調節する奴。湯船は横長で油断してると沈む。朝食はバイキングだったけど、種類めっちゃ少ない二十種類。ギモーブケーキは美味しかったけど。

目が死んでるって? 前もって緻密に組んだ用意周到性には敵わないなって思っただけだよ。悲しい。んー……悪いことばっかり言ってもしゃあ無いし、此処からは少し楽しかったところでも。

庭園行ったんだ。今の季節は完全に何処も緑に溢れて、花が咲く事はなかったけど、それでもまぁ、楽しかったよ。ずっといい匂いした。分かるかな? 檜の乾いた匂い。それがずっとして、ずっとうとうとしてた。階段は大変だったけど、街を見下ろして『ちっちゃい砂糖菓子は全部食べてしまおう』とか心の中で叫ぶのは癖になったしね。

黄土色の壁が延々と続くあの世界は、時間遡行した気分だった。リホーム大変だろうなって思いながらフラフラ散策して、ぼーっとするの、悪くは無かったよ。

会いたい方々にも会えたし。日輪様、山神様、白羽様、三狐神様、それから三緒様。相変わらずお綺麗だったよ。肌荒れの時に会うんじゃなかったなって思ったけど、それなら一生会えないから、まぁ良いんだ。綺麗な人は人に見られる為にあるしね。

ただまぁ、梅香の君にだけは会えなかったね。ふらり、ふらりと街を彷徨ったけれど、会うことは無かったよ。概念は至るところにあるのに。

知ってるでしょ? 梅紋。家紋にも使用されるけど、神紋にもなってるって。それは街の行く先々に点々と、存在を示す様にあったね。一種のシンボルなんかな。

そ、その通り。私はその場所に降りたって、ただふらふらと街を見に行った。好きな神様にも会えた。けれども前日お会いした梅香の君にはお会い出来なかった。嵐の後なのに、お加減良さそうだったから、もしかしたらって思ったんだけどね。

へぇ……。ふぅん、そうなんだ。じゃあ遠くから見守って下さったって事かな? そりゃ勿論、平たい現代用語で表すなら、推しって奴だもん。嬉しいよ。

まぁそんなこんなで、推しの概念に浸った旅だったねぇ。そう考えると、不平不満を消し飛ぶ程、いい旅だったのかも知れないね。


オマケ 昨日の本性現れた夢。

私のベットの横に、髪の長い白装束の女が四つん這いになっていた。

「うわ、何こいつ、気持ち悪っ」

げしげしと蹴飛ばすこと数回。場面が反転し、私の好きな絵師様のイラストが更新されていた。手編みのマフラーを首に巻いてあ上げてた、控え目に言って最高だった。

「お前、まだ生きとったんか!!」

その絶叫で目が覚めて、時計を確認した。夜の十二時だった。

そんな推しの概念と遭遇する旅だってあると思います。

それだけでソワソワします。しません? (突然の同意)


至る所に推しの概念があって、調べて見たら一応のルーツが発見出来ました。経緯はふわっとしてましたが良いんです。

推しの概念がそこにあるから!!


それはそうと、夢の中だと問答無用で気性が荒くなります。

やべぇピエロがドアの隙間から覗いてたんですよ。

■■に頼んで板を貰い、隙間に板をねじ込みましたし。

『おい、辞世の句を言わねぇとこのまま、おめぇの口、使えなくすんぞ。良いのか? あ゛?』

差し込んだ板蹴飛ばしながら、これを言うって相当気性が荒いなと。


なりを潜めたと思ったら、幽霊に足蹴りするし。

三つ子の魂百までですね。

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