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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
第2部 第1章
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ホッ、分かってくれてよかった。



「それにしても彼カッコ良いわね」と小声で言うマリ


「うんでも、櫂斗の方がカッコ良いよ」と同じく小声でマリに言った。


「ふふふっ。分かってるわよ紗羅♪」


「あっ!愛野君この子は私の親友の七瀬マリ」と私はマリを紹介した。


「よろしく七瀬さん」


「こちらこそよろしくね愛野君」


「そろそろいいかな」と先生が教室に入って来た。


「あっ!はい」


先生が来てるの全然気付かなかったよ。あははっ。



今日から君達の担任をする香川俊一(かがわとしかず)です。1年間よろしく。



また男の先生だ。女の先生がよかったかも。


「じゃあ自己紹介た~いむ!!!」と先生がテンション高く言った。



きた・・・私の嫌いな自己紹介が・・・。



次は私だ。


「渋谷紗羅です。よろしくです」



ちなみに5組の岡田と付き合ってる紗羅ちゃん~~♪とクラスの1人に冷やかされた。


ゲッ、こんな時に言わないでよぉ。恥ずかしすぎる。



今、私の顔はおそらく茹でタコみたいに赤くなってることだろう。



そして更にクラスの子達が私を見る。



そして、いや~~な視線。



女子達からは「なんであんな子と付き合ってるの?ちょっと可愛いからってムカつく」と聞こえてくる。



男子達からは「マジ?渋谷さん狙ってたのに。悔しいけど岡田には勝てない。あいつカッコ良いもんな」という声が。



すると、もう1つの視線を感じた。

視線の感じる方を見ると、愛野君が私を見ていた。



ん?なんだろ?すごく見られてるんですけど。



そしてあともう1人の視線も。



そう・・・拓哉君のことだ。



なんかすんごく、教室に居づらい空気になってるよ?

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