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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
最終章
40/172

39

昨日は・・・眠れなかった・・・。


拓哉君には、本当にビックリした。


確かに、ちゃんと覚えてはいたけど まさか本当に再会出来るなんて思ってなかったから。


でも、私には櫂斗と再会出来た事の方が運命に感じる。


拓哉君はともかく、櫂斗と話しなきゃ!!


「お母さんお父さん行ってきます」


「行ってらっしゃい」とお母さんとお父さんが言ってくれた。


そしてドアを開けると・・・櫂斗がいた・・・。


そして櫂斗が

「おはよう・・・」


「おはよう、櫂斗」


「紗羅・・・今まで・・・その・・・ごめん・・・」と悲しそうな顔で言う櫂斗。


「ううん、私も悪かったし。気にしてないよ」


「そうだよなぁ~紗羅の方が俺の倍悪いよな!!」とニヤニヤしながら私に言った。


ふふっ、やっといつもの櫂斗に戻った。


「もう~~~!!櫂斗のいじわる!!!」と頬を膨らませながら言う私。


「んじゃあ、学校行くか」


「うん」


そして自転車を取りに行くと・・・。


なんと、私の自転車がパンクしていた。


「えええ~~~っ!!何でパンクしちゃってるのぉ?遅刻しちゃうよ~」


「パンクかよ?まったく仕方ないな・・・。紗羅、後に乗れよ」


「え?いいの?ありがとう~~~櫂斗!!」と言い櫂斗の後に乗って手を回した。


「あんまり、くっつくなよ!!」


「エヘへ!だって櫂斗の自転車の後に乗るの久しぶりで嬉しいんだもん」


昔、私はよく櫂斗の後に乗ってたんだよね。

嬉しい・・・すごく嬉しいよぉ~。


「ったく、ウルサイ奴だな。紗羅早く行くぞ!!」


「はぁ~い」と笑顔で返事をした。


そして学校に着いた。


学校に着くと思った通りに

みんなに思いっきり見られる、私と櫂斗。


そしてヒソヒソ声が聞こえる。


「何あれ?岡田君と渋谷さん、今度は2人乗りしてきてるし・・・」

作中に自転車の2人乗りのシーンがありますが

良い子の皆さんは決して真似しないで下さいね!!

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