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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
第1章
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そして、急いで体育館に向かおうと

走り出した時

私はドンっという衝撃を体に感じ、転げた。


どうやら、誰かにぶつかったみたいだ。

急な出来事にビックリしちゃった私。

そして、ぶつかった人に謝ろうと思った時・・・。


そのぶつかった人が

「いってぇなぁ!何するんだよ」と大きな声で私に怒鳴ってきた。


「ごめんなさい。遅刻しそうだったから急いでて・・・」と謝りながら


彼の顔を見ると

ん?何か見た事があるような?

何故だか分からないけど、そんな感じがした。


うっ!!!すごい綺麗な顔だ。

女の子みたいに・・・。

むしろ、私より色気があって女の子に見える・・・くやしい~~!

背も180cmに近いくらい高くて

スタイルもよくて

目もパッチリと大きくて。

じっと見てるとその瞳に、吸い込まれそうになっちゃうくらい。

そんな事を思っていると・・・。


その彼が「ったく!これからは、気をつけろよ。じゃあな!」と凄い怖い顔で、私に言ってからスタスタと体育館に入って行った。


なんなのよアイツ・・・。


ちょっとぶつかっただけで、あんなに怒る事ないじゃんか。

そりゃ、ぶつかった私も悪いんだけどさ。

しかし・・・すっごく感じの悪いヤツだった。

そんな事を思ってると

「さ~ら~」と女の子に呼ばれた。


この子は七瀬(ななせ)マリ、私の小学生の頃からの大親友だ。

マリは身長160cmで美人で、スタイルも良くて

頭も良くて、言うならパーフェクトって言葉がピッタリの子なの。

毎回学年5位以内には、必ず入ってるし。

モデルさんみたいに、綺麗だしね。

本当すごいよ・・・マリは。


私はと言うと、身長は150cmしかなく、スタイルがいい訳でもなく、頭も平均よりちょこっと上って感じでなんとも中途半端。

顔は良くもないし悪くもないって感じで、これまた中途半端なんだ。

だから、いつもマリに憧れてるの。

マリみたいに綺麗になりたいなぁって。

うん!決めた!私も綺麗になれるように頑張るぞ~~~。

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