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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
第2章
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そして・・・家に着いて


「お母さんお父さん、ただいま」


「お帰りなさい紗羅」


「お帰り紗羅」


「ごめんなさい。こんなことしちゃって。心配もかけて」と泣きながら言った。


「いいんだよ。無事に帰ってきて安心したよ」とお父さんに抱きしめられながら言われた。


ありがとう、お父さん。大好きだよ。


「紗羅悩みは解決したの?」と心配そうに言ってくれるお母さん。


お母さんも、本当にありがとう。お父さんとお母さんの娘に生まれてきて本当によかったと心の底から思うよ。


「うん、もう大丈夫だから」


その後、朝ご飯を食べて。

そして学校に行く時間になった。


学校に行かなきゃ。

櫂斗どうしてるかな?


昨日、急に飛び出して櫂斗は怒ってないかな?

いろんな考えが浮かんできて、不安になる私。

うん、勇気を出すのよ紗羅!!と自分に言い聞かせる私。

そして玄関のドアを勢いよく開けた。


すると櫂斗はいなかった。


私は当然のことのように、今日も櫂斗が待ってくれてると思っていたんだ。


そして昨日のことを謝って、すぐに仲直りするつもりだったのに!!!

もしかして、私櫂斗に避けられてるのかな?

そうだよね。私は櫂斗の話もちゃんと聞かないで、逃げたんだもん!

そりゃ、櫂斗が怒って当然だよ。

でも、理由をちゃんと言ってくれない櫂斗も悪いんだよ?

とにかく、ちゃんと櫂斗と話し合わないといけない!!!

そう思い学校へと向かった。


そして学校に着いた。

私は教室のドアを開けて櫂斗を探した。

そして私は櫂斗を見つけ、話しかけた。


「櫂斗おはよう」と、せいいっぱいの笑顔で言った。


櫂斗「・・・」


ちょ・・ちょっと、無視する気?

話しかけてんのに!!!


「ちょっと櫂斗!!返事くらいしなさいよ」


「なんだよ、うるせえな!!!」


なんなのよ・・・この態度は!!

櫂斗がこんなんじゃ、話し合いたくても話せないじゃない。

櫂斗のわからずや!


そう思っていると先生が入ってきた。

そして、結局櫂斗とちゃんと話も出来ないまま放課後になった。

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