表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
最終章
171/172

170

藤堂さんってすごい。



なんかお母さんに似てるかも・・・。



うん性格がそっくりなんだよね。



でも私ってお嫁さんにしたいってよく言われるよね。



なんでだろ?


家庭的な雰囲気だとか?


自分ではよくわかんないけどね・・・あははっ。



でも、お嫁さんにしたいって言われることを結構嬉しく思ってる私がいたりもするからちょっと複雑なんだよね。


そんなことを思っていたら櫂斗が部屋に入って来た。


「よお紗羅元気か?」


「うん。もうじき退院出来るみたい」


「マジか?よかったな」と笑顔で言う櫂斗。


「うん♪」と私も笑顔で答えた。




そして日々は過ぎ私は退院する日になった。




「紗羅ちゃん」


「お母様。迎えに来てくれてありがとう」


「当たり前でしょう。お父さんが来れなくて少し残念ね」


お父様は仕事が忙しいらしい。


「ふふっお母様ってお父様が大好きなんだね」と私が言うと「もう紗羅ちゃんからかわないで」と真っ赤な顔をしながら言った。




お母様わかりやすすぎです・・・。


でもお父様もお母様もお父さんとお母さんに負けないくらいラブラブだ❤




「大変お世話になりました」と私は言いおじぎをした。


「いいえ。なるべく病院には来なくていいように祈っときますね」と藤堂先生は言った。


「はい気をつけます」と苦笑いをする私・・・。


「本当にお世話になりました先生」とお母様が先生に言った。


「いえ元気になられて本当によかったです」


「紗羅ちゃん退院おめでとう」


「藤堂さん、いろいろとお世話になりました」


「元気でね」


「はい藤堂さんもお元気で」




そうして病院を後にした。


そしてただいま車の中です。


相変わらず大きい車だなぁ・・・。



「紗羅!!」


「なに?櫂斗」


「何回も呼んだんだぞ!!」


「ごめん。」と櫂斗に謝っていると「ねぇ櫂斗君紗羅ちゃんを部屋まで送ってくれないかしら?」とお母様は櫂斗に言った。



はい?

私自分で帰れるけど・・・。



「はい、もちろんそうさせて頂きます」と満面の笑みで櫂斗は言った。


「ふふっありがとう嬉しいわ♪」



そして家に着いた。



「じゃあ櫂斗君紗羅ちゃんをよろしくね」と言ってお母様は去って行った。




そして私は玄関の扉を開けて中に入った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
書籍化目指しています!
下記サイトから書籍化の
応援出来るので
よろしくお願い致します♪
あの瞬間キミに恋した書籍化の応援はここから♪
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ