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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
最終章
169/172

168 ☆櫂斗視点☆

・・・紗羅に甘えたくなってきた・・・。



今日だけ甘えてもいいかな・・・。


そして俺は少し頭を下げた。



すると紗羅は「どうしたの?」と首を可愛く傾げた。


そして俺は「頭撫でてよ♪」と紗羅に笑顔で言った。


「もう、仕方ないなぁ・・・」と言って紗羅は俺の頭を撫でた。




そして突然のキスが振ってきた。




しかも紗羅から・・・。




紗羅からキスされるのははじめてで、すごくドキドキした。




そう・・・はじめてキスした時のように・・・。



でも足りない・・・。




そして俺は「そんなキスじゃ足りない」と言い紗羅にキスをした。



そして紗羅を見ると顔が真っ赤に染まっていた。



「ふっ紗羅顔真っ赤だぞ!!!」


「櫂斗が急にキスなんかするからじゃん!!!」


「我慢出来なかったんだから仕方ないだろ?」と俺が言った後、更に真っ赤になる紗羅の顔。


そして紗羅は「我慢って・・・櫂斗のエッチ」と言ってきた。



エッチって・・・普通の事だろ?


紗羅は男心がわかってないよな・・・。




「エッチってお前なぁ・・・好きな子に触れたくなるのは当たり前のことなの!!」と俺は紗羅に言った。




・・・。



紗羅から答えが返ってこない・・・。



「紗羅は俺に触れたいとか思わないわけ?」と紗羅に聞いてみた。



これで触れたくないって答えが返ってきたら、俺はどうなるんだろうな?




そして紗羅は「そういうわけじゃないよ」と照れくさそうに言った。



よかった・・・触れたくないって言われたらマジで凹むからな・・・。




「なんだ、じゃあなにも問題ないじゃん♪」


「もう・・・わかったわよ。だけど人前ではキスとかしないでね!!!」


そして俺は「なるべく気をつけるよ。なるべく・・・ね・・・❤」と言いニヤリと笑った。




すると紗羅はまた頬を膨らまして不満げな顔を浮かべた。



ふっ・・・紗羅は可愛いな。



いじめるのを止められそうにないよな当分・・・。




でも、藤堂って言ったか?そいつのことは少し気になるな・・・。




何もなければいいけどな・・・。





・・・。



嫌な予感が胸を掠めた・・・。



俺の気のせいだよな?



きっとそうだ!!

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