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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
最終章
168/172

167 ☆櫂斗視点☆

今日もいつものように授業が終わった後紗羅の病室に行った。



そして今はラブラブタイムの真っ只中だ❤




すると急に紗羅が「ねぇ櫂斗」と俺を呼んだ。


「ん?なんだ?」と俺は紗羅に聞き返した。


「担当の先生が変わったの」



そうなのか・・・それがどうかしたのか?



「へぇ~それで?」


「うん、男の先生で藤堂先生って言うの。すっごくかっこいい先生なんだ❤」




かっこいい?


マジでそう言ってんのか!!!


なんか・・・ムカついてきた!!!!!



「ふ~ん・・・」


そして紗羅は慌ててなにかを言おうとしたのを俺は遮った。「あのね「へぇ~~そんなにかっこいい奴なんだ??俺よりも?」と紗羅を睨みながら言った。



「冗談だってば・・・。ねっ櫂斗の方がかっこいいよ!!」と慌てながら言う紗羅。



ふっ紗羅焦ってる・・・。こういう紗羅も可愛いかもな!!




「ふっ・・・はじめからそう言えばいいんだよ!!」


「それに・・・」


「それになに?」


「俺よりかっこいい奴なんていないよな!!!」



もちろん冗談だ。


けど、なにやら紗羅は本気にしてるようだ。


俺よりかっこいい奴なんて山ほどいるよな。



すると紗羅は「はいはい櫂斗は世界一かっこいいですよ!!」と少し膨れながら言った。




ぷっ膨れた・・・。



紗羅はすぐ頬を膨らませる。それがすごく可愛いくて、ついからかってしまう。




「なんだよ、その言い方は・・・」


「ふ~んだ!一生そう言ってればいいじゃない」


「なに怒ってるんだよ?」


「別に怒ってなんかないけど?」



って・・・紗羅怒ってるじゃん!!!


ヤバイ・・・マジで調子乗りすぎたかもな・・・。



「怒ってるだろ?」と恐る恐る紗羅に聞いた。


すると紗羅は「ふふっ冗談だよ♪でも私をからかわないでくれるかな?櫂斗君」とどうだ?ってな顔で俺に言った。




冗談かよ!!!


マジで焦った・・・。


頼むからこんな冗談は止めてくれ。




「なんだよ・・・マジで焦ったっつうの!!!紗羅見てると、からかいたくなるんだよ。そんな顔してる紗羅が悪い!!」


「もう~櫂斗って本当意地悪だよね!!!」


「褒め言葉サンキュー♪」



紗羅に意地悪って言われると何故だかわからないけど嬉しいんだ。




「褒めてないってば!!!もう櫂斗は・・・」





可愛い・・・。

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