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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
最終章
161/172

160

口に出して言わなければいいよね?心の中で可愛いって思ってたらいいだけだもん❤




「じゃあ許してやるよ」





ぷっ・・・また俺様な櫂斗に戻ってるし。




そうだ櫂斗にお礼言わなきゃ・・・。




「ねぇ櫂斗」


「ん?なんだ?」


「あのね。私の意識が戻るまで毎日病院に来てくれてたんだよね?」


「うん当たり前だろ」


「そっかありがとう櫂斗」


「別に俺なにもしてないぞ?ただ紗羅の側にいただけだからさ」


「ううん、それでも私は嬉しかったよ。あのね・・・信じてもらえないかも知れないけど、私2回程櫂斗の声を聞いたんだ。薄らぐ意識の中で・・・」


「俺の声?」


「うん。櫂斗が私に話しかけてた。2回目は櫂斗が泣いてる声が聞こえたの」


「え?」


「櫂斗のその声を聞いて、私死にたくないって強く思ったの。そして目覚めたんだ。だから私が今生きてるのは櫂斗のおかげなんだよ」


「マジで?」



「うんマジだよ。だから櫂斗は私の命の恩人なの。わかった?」


「マジで?そっか・・・。そんな事ってあるんだな。俺びっくりしたよ」


「ふふっ私も」


「まぁ俺の愛の力だよな❤ってか紗羅は死なないってわかってたし」


「なんで?」


「だって俺と紗羅は一緒に生きる運命だからに決まってるだろ?」




出た・・・。櫂斗の大好きな言葉、運命が・・・。



でも櫂斗が言うと、本当に運命なんじゃないかって思っちゃうよ。



櫂斗そんなこと私に言っちゃって大丈夫?



私馬鹿だから、一生櫂斗の側を離れないよ?




「じゃあ一生一緒に生きてくれる櫂斗?」


「ああ当たり前だ!!!」





なんかこれって・・・プロポーズみたい・・・。



私自惚れていいの?




一生櫂斗の側にいてもいいですか?

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