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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
第4章
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「おはよう朝からなんか盛り上がってるな。何の話してたんだ?」と櫂斗がやって来た。


「進路の話よ櫂斗君。紗羅は保育士になりたいんだって」


「ははっ紗羅に勤まるのか?」


「それどういう意味?」


「いや紗羅が子供みたいなもんだからさ」


「もう・・・ひどいよ櫂斗!!!」


「冗談だって!紗羅にぴったりだと思うよ」


「はじめからそう行ってよね!!!で、櫂斗はどうするの?」


「俺?弁護士になろうかと思ってる。って言うかなるけど!!」



どっからそんな自信が出てくるんだろ?




「本当になれるの?」


「なれる。俺は頭良いからな♪」


「じゃあちゃんと弁護士になってね櫂斗♪」




本当に弁護士になれるかもね・・・櫂斗なら。

そして昼休みになった。





「じゃあ櫂斗のとこ行って来るね」


「いってらっしゃい紗羅♪」



そして私は櫂斗の元へ急いだ。


あっ!!櫂斗だ。


廊下で見つけるなんて、ちょっとラッキーかも♪





ん?でも・・・櫂斗の隣には女の子がいた・・・。




ねぇ櫂斗、その子は誰なの?




その子は背が高くてモデルみたいに綺麗な女の子だった・・・。




私とは全然違う大人っぽい女の子。



すっごく仲良さそうに話をしている。



傍から見たらお似合いのカップルに見える。



そう・・・私なんかよりも櫂斗に釣り合ってる女の子。



ねぇ櫂斗、そんなに楽しそうに笑わないでよ・・・。



「ねぇ岡田君と吉井さんだ。最近仲良いよね。カップルみたいだし。愛野さんより吉井さんの方が岡田君には釣り合ってるよね絶対」と言う女子の声が聞こえた。



「ちょっと愛やばいって」


「ん?なにが?」


「彼女が見てる・・・」


「えっうそ・・・やば・・・」と言ってその子達は去って行った。





ねぇ・・・そんなに私じゃ櫂斗に釣り合ってないのかな?





ごめんね櫂斗、今はあなたに会いたくない・・・。





そして私は廊下を走り階段を降りた瞬間足を踏み外した。





きゃあ!!!落ちる~~~~!!!




そして私は下に落ち、意識を失った・・・。

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