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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
第1章
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お・お似合い?って私と櫂斗が・・・?

おばさん、目おかしいんじゃないの?

どこを、どう見てお似合いって思えるんだろう?

会えばケンカばっかりしてるのに?

おばさんの言う事って理解出来ない。


あっ!!そうだ!!!話題を変えよう・・・。

変えないと私の気がおかしくなっちゃいそうだ。


「あの、おばさん伶奈ちゃんは、いますか?」


「伶奈?いるわよ。そうよね。久しぶりだから伶奈にも会いたいわよね。じゃあ、呼んでくるわね」と伶奈ちゃんを呼びにおばさんは家の中へ入って行った。


伶奈ちゃんとは、櫂斗の2つ年上のお姉さんの事。

すっごく綺麗な人なんだ。

昔、よく遊んでもらって(もちろん櫂斗も一緒だ)伶奈ちゃんの事が大好きだった私。

私は1人っ子だから、伶奈ちゃんみたいなお姉ちゃんがいたらなぁと本気で憧れてた。

すると・・・伶奈ちゃんが出てきた。


「紗羅ちゃ~ん、すっごく久しぶりだね!!元気だったぁ?」


「伶奈ちゃん久しぶり。私は元気いっぱいだよ」


伶奈ちゃん。ますます、綺麗になってるよ。

本当に芸能人みたいに綺麗。


「紗羅ちゃん可愛くなったね♪」


「えっ?本当?」


「うん、昔も可愛かったけど今の方が断然可愛いよ。もしかして彼氏できた?」


「ありがとうすっごく嬉しい。あっ!彼氏はいないよ。伶奈ちゃん、すっごく綺麗で憧れちゃう」


「ふふっ、ありがとう。紗羅ちゃんに言ってもらうと、すっごく嬉しいな」


「そういえば、紗羅ちゃん櫂斗には会った?」


「うん、同じクラスでビックリしちゃった」


「へぇぇ~~!!同じクラスだったんだ。櫂斗変わったでしょ?昔はあんなに可愛かったのにねぇ」とため息をつきながら伶奈ちゃんが言う。


「うん、初め櫂斗って気づかなくて、後から櫂斗にバカにされたの」

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