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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
第3章
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そして次の日の朝


チャラララ~~~♪と携帯の着信音が鳴った。



携帯を確認すると櫂斗と表示されてる。




「櫂斗だぁ♪」





嬉しさの余り笑顔になる私・・・。




「もしもし紗羅?」


「うん櫂斗どうしたの?」


「お前明日暇?」


「うん、すっごく暇だよ~!!」


「ぷっ!すっごく暇って・・・お前面白い奴だな♪」


「だって本当のことだもん・・・」


「ははっ。明日プール行かないか?」



プール?



櫂斗と?

そう言えば櫂斗とプール行ったのって小学生の時以来じゃない!!




「行きたい」


「じゃあ明日の朝10時に迎えに行くから」


「え?迎えに来てくれるの?」


「ああ。紗羅寝坊するなよ!」


「うんわかった。櫂斗ありがとう」





そして電話を切った。



やったあ!!!


櫂斗とプールだ♪




ああっ!!!水着どうしよう?


確か去年に買った水着で新品があったような。


そして部屋中を探し回った。



あった!これだ!


うん、これなら可愛いし露出も激しくないし良い感じ。




これにしようっと♪


ふふっ明日が楽しみ。

そして夜になり只今晩御飯を食べてます。




「今日も美味しい」


「ふふっ紗羅ちゃんたら可愛い❤」とお母様が言う。


「そんなに美味しいか?」とお父様が私に聞く。


「うん、すっごく美味しいよ」


「ははっそうか、それは良かった」と笑顔で言うお父様。


「そんなに沢山食べると太っちゃうよ紗羅」と晃君がからかってくる。


「大丈夫だもん。それより晃君もっと食べなきゃダメだよ?痩せ過ぎなんだから」


「ははっそんなことないって」


「ううん、そうなんだって。もう・・・心配してるのに・・・」


「わかったよ。もっと食べるようにするから機嫌直してよ」


「うんわかった」


「あのね、明日プールに行く約束あるから行って来るね」


「それは友達?」とお父様が聞いてきた。




嘘付くのってよくないし、ちゃんと言った方がいいよね。




「えっとその・・・私の彼氏となんだけどいいですか?」





言った瞬間お父様の顔が固くなった・・・。




え?お父様なんか怖い。


私変なこと言ってないよね?



「彼氏って・・・お付き合いしてる人がいるのか?」


「はい。同じ学校の岡田櫂斗君と付き会ってます」


「そうか・・・。是非会ってみたいな。今度家に連れて来なさい」と笑顔で言うお父様。



「はい」


「紗羅ちゃんお付き合いしてる方いるのね。お母さんも早く会いたいわ~~」



さっきからお父様の様子が変なのは、なんでなのかな?




「晃は会った事あるのか?」

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