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あの瞬間キミに恋した  作者: 桜川椿
第3章
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そして2時間後・・・。





「やったぁ私の勝ち~~~♪」


「マリずるい~~~!!!」


「ずるいってなにがよ?紗羅がミニゲームに負け続けるからでしょ!!」




うっ・・・それはそうなんだけど・・・なんか悔しい!!




そう私はミニゲームに弱い・・・。



何回もやっているにも関わらず、一向に上達しない・・・。




「悔しいなぁ・・・次は勝つからね!!!」


「ふふっまぁ頑張ってねぇ~~紗羅ちゅあん♪」




完璧にバカにされてるよね・・・。




「そうだ・・・ねぇマリそろそろティータイムにしない?」


「おっ!!それいいね♪」


「瑶子ちゃん~~」


「はいお呼びですか?紗羅様」


「うん、紅茶と適当にお菓子持ってきてくれないかな?」


「分かりました」


「ありがとう瑶子ちゃん」


「瑶子ちゃんって紗羅の専属のメイドなんだよね?」


「うん、私にメイドさんなんていらないのになぁ・・・」


「瑶子ちゃん綺麗だよね。なんかメイドしてるの勿体無い感じさえするよね」


「うん、私もそう思った。瑶子ちゃんも綺麗だけどマリも綺麗だよね。すっごく憧れてるんだぁ私❤」


「あら嬉しいこと言ってくれるじゃない❤でもね紗羅もすっごく可愛いのよ?わかってる?」


「ううん、私は可愛くなんてないよ。普通だって。だからね可愛くなる努力はしてるつもりなんだ」


「ふぅ・・・アンタってば自覚ないのね・・・」





え?なんかすっごく溜息つかれたけど・・・なんで?




「マリどうかしたの?」


「ううん、なんでもないわ。気にしないで」


「うん・・・それならいいけど」



トントンとドアの叩く音が聞こえ「紗羅様失礼します」と瑶子ちゃんが入って来た。



「紗羅様お紅茶とお菓子です。どうぞ」


「ありがとう瑶子ちゃん♪」


「では私はこれで失礼します」


「瑶子ちゃんも一緒に食べたらいいのに・・・」


「そうね。だけど瑶子ちゃんも仕事があるんじゃないの?」


「そっか」


「じゃあ食べよっか紗羅」


「うん」


「うわぁ・・・この紅茶すごい美味しい」


「あっやっぱりそう思う?私この紅茶気に入ってて毎日瑶子ちゃんに入れてもらってるんだ♪」


「そっかぁ・・・。このお菓子もすっごく美味しいし」


「うん」


「あっいっけない!私そろそろ帰らなくちゃ!!!」





そして時計を見ると18時になっていた。




「そうだね。じゃあまたLINEするね♪」


「うん、じゃあまたね紗羅♪」



そしてマリは早々と帰って行った。

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