第4話 手を上げて横断歩道を渡りましょう
登場人物
課長 第二企画室開発部研究課 責任者 単身赴任中
沢渡 第二企画室開発部課長対策係課長代理
平 同研究員 補佐
折田 同研究員 主査 広報担当
市城 同研究員 主査 事務担当
1 平「席順も決まった事だしここで一度整理したい。」
2 市城「なんの?」
3 平「ゾンビあるある。」
4 市城「平君が何か言い出したよ?」
5 沢渡「どうしようも無いな。平はどうしようもない。」
6 平「ゾンビについて知るのも仕事だろ。」
7 沢渡「あるあるじゃなくて大喜利にしろと言っている。」
8 市城「そっち?」
9 沢渡「こんなゾンビはイヤだ。どんなゾンビ?はい折田君。」
10 折田「え?あっえっと、腐らない。」
11 沢渡「他。」
12 平「はいっ。」
13 沢渡「はい平君。こんなゾンビは嫌だ。どんなゾンビ?」
14 平「コミケに誘ってくる。」
15 沢渡「それは許してやれ。10ポイント。」
16 折田「はいっ。」
17 沢渡「はい折田君。こんなゾンビは嫌だ。どんなゾンビ?」
18 折田「人を食べない。ゾンビなのに人を食べない。」
19 沢渡「それ以外で。」
20 市城「はいっ。」
21 沢渡「市城きゅん。こんなゾンビは嫌だ。どんなゾンビ?」
22 市城「ケーキバイキングで迷っている。」
23 沢渡「10ポイント。レアチーズにしとけ。」
24 折田「はいっ。」
25 沢渡「折田君。」
26 折田「タクシーが止まってしまう。こう手をこう前に。」
27 平「はいっ。」
28 沢渡「はい平。こんなゾンビは嫌だ。どんなゾンビ?」
29 平「タクシーに腕を忘れてくる。」
30 沢渡「酔っていましたね。翌朝飲み屋とか電話する。」
「はい折田君。こんなゾンビは嫌だ。どんなゾンビ?」
31 折田「え?あえっとタクシーの助手席に乗ってくる。」
32 沢渡「いいですよ。はい折田君。」
33 折田「ひぃっ。えっとファブリーズを人に向ける。」
34 沢渡「追い込まれるとそれなりに出ますね。」
35 市城「はいっ。」
36 沢渡「市城きゅん。こんなゾンビは嫌だ。どんなゾンビ?」
37 市城「心がぴょんぴょんしている。」
38 沢渡「10ポイント。」
39 平「はいっ。」
40 沢渡「はい平君。こんなゾンビは嫌だ。どんなゾンビ?」
41 平「トクホのお茶しか飲まない。」
42 沢渡「10ポイント。はい最後折田君。」
43 折田「ぎゃっ。実は死んでない。」
44 沢渡「では次のお題にいきましょう。」
45 折田「もう止めて。」
46 沢渡「あいつゾンビっぽくね?と感じた瞬間。」
47 平「はいっ。」
48 沢渡「平君。あいつゾンビっぽくね?と感じた瞬間。」
49 平「生肉を好むようになった。」
50 沢渡「焼肉屋を困らせていますね。」
51 市城「はい。」
52 沢渡「市城きゅん。あいつゾンビっぽくね?と感じた瞬間。」
53 市城「目が死んでいる。」
54 沢渡「10ポイント。」
55 折田「はいっ。」
56 沢渡「はい折田君。」
57 折田「死臭がする。」
58 沢渡「他。」
59 平「はい。」
60 沢渡「はい平君。あいつゾンビっぽくね?と感じた瞬間。」
61 平「ダイエットを諦めた。」
62 沢渡「10ポイント。ジムも解約しましたね。」
63 市城「はい。」
64 沢渡「市城きゅん。あいつゾンビっぽくね?と感じた瞬間。」
65 市城「俺、恋愛に興味ねぇからとか言うよになった。」
66 沢渡「10ポイント。」
67 平「はいっ。」
68 沢渡「平君。あいつゾンビっぽくね?と感じた瞬間。」
69 平「俺の友達がゾンビなんだけどさぁと相談をもちかける。」
70 沢渡「俺じゃないよ?友達の話。いいですね。10ポイント。」
71 市城「はい。」
72 沢渡「市城きゅん。あいつゾンビっぽくね?と感じた瞬間。」
73 市城「なんかゾンビってよくね?て言ってくる。」
74 沢渡「10ポイント。最後折田君。」
75 折田「えっ。あっ、握手の度に腕がもげる。」
76 沢渡「では次のお題。」
「課長が突然ゾンビにっ。本当の原因は?」
77 平「はいっ」
78 沢渡「平君。ゾンビになった本当の原因とは?」
79 平「娘にキモいと言われた。」
80 沢渡「それはショックですね。10ポイント。」
81 市城「はいっ。」
82 沢渡「市城きゅん。課長がゾンビになった本当の原因とは?」
83 市城「お風呂で自分の裸を見てしまった。」
84 沢渡「10ポイント。」
85 折田「二人とも酷くない?」
86 沢渡「じゃあ折田君。課長を傷付けない理由でどうぞ。」
87 折田「沢渡も酷くない?」
88 平「はいっ。」
89 沢渡「はい折田君。」
90 折田「いやいや。平が手を。」
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92 折田「無視すんな。」
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96 折田「いいねが2つ付いた。」
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99 平「はいっ。」
100 沢渡「はい平君。課長がゾンビになった本当の原因とは?」
101 平「奥さんの手料理を食べた。」
102 沢渡「どっちの意味でしょう。10ポイント。」
103 市城「はい。」
104 沢渡「市城きゅん。」
「課長がゾンビになった本当の原因とは?」
105 市城「茶柱が立った。」
106 平「そっちか。はい。」
107 沢渡「はい平君。課長がゾンビになった本当の原因とは?」
108 平「3年振りに娘が口を聞いてくれた。」
109 市城「はい。」
110 沢渡「市城きゅん。ゾンビになった本当の原因とは?」
111 市城「一人でお蕎麦屋さんに行ったから。」
112 平「はい。
113 沢渡「平君。課長がゾンビになった本当の原因とは?」
114 平「きのこの山を買ってしまった。」
115 市城「渋谷で迷子になった。」
116 平「折田の秘密を知ってしまった。」
117 市城「一人で海を見ていた。」
118 平「星空を見ていた。」
119 市城「ワムのラストクリスマスを聞いた。」
120 平「雲に名前を付けていた。」
121 折田「俺の秘密ってて何。」
122 沢渡「これでゾンビあるあるになったか?」
123 平「生肉食っても食ありたりしないとか。」
124 市城「吊り橋効果が効かないとか。」
125 折田「俺に何の秘密があるのか誰か教えて。」
126 平「そして市城君がノリノリなのがよく判った。」
127 市城「またやろうね。」
128 折田「俺いるよ?ここにいるよ?見えてる?」
ボツネタ
沢渡「そんなにイヤなら座布団運びするか?」
折田「ポイント制はどうなった。」
市城「笑点なの?内Pなの?」
平「どっちも賞品がアレだなぁ。」