「AL」主人公4人紹介
「AL」メイン主人公たちの説明です。
三人の主人公のデーター。JOLJUの話。<BJ>の話など。
主人公の格は、
拓とエダが二人トップ主人公で、次が祐次、JOLJUという順になります。
現段階で分かっている範囲プラス大体第四章あたりまでの設定まで掲載します。
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● 主人公
■ 仲村 拓
身長180.2cm 体重72キロ
20歳~21歳。
愛用銃はベレッタM9。米軍仕様モデルで元々は伊崎が使っていたものを譲ってもらった。
バックアップ用としてS&W M942リボルバーを持っていることがある。
長物は主にM4系
日本人サバイバー。
日本暫定臨時政府・調達班第八班所属。
日本人サバイバーの若者グループの中の中心的存在。
温和で冷静で人当たりのよく大人から子供たちまで幅広く信頼されている。元大学生。
目覚めてから三ヶ月ちょっとだが、世界に十分順応しサバイバル知識や高い戦闘力を持っている。
仲間と富士登山を計画し、その途中世界崩壊に遭遇。その時の仲間は死んだ。
出身は京都で大学から東京に出た。元々教師志望で、専門は英語と歴史。高校時代二度米国に夏季短期留学したことがあり英語は堪能。また特技は地理を推理すること。戦闘員というより作戦参謀、戦術家的な面がある。
スマホで写真を撮るのは写真が好きというより、歴史好きとして「この惨劇を記録したい」という意志から。
色々出来るし優秀だが、ずば抜けた能力はなく器用貧乏だという話も。
実は高校時代部活は空手部で空手二段、柔道二段……と腕っ節は強い。警察官も目指していたのかもしれない。
そこまでガツガツとはしていないが、多少恋人が欲しいとこぼすときがある。
<BJ>によって横浜から中国大陸に飛ばされた。そして彼から<ラマル・トエルム>のクエストを受けた。
JOLJUとは日本時代から普通に顔見知りだったが、後に色々知り合っていく。
最初は吸わなかったが、なんとなく煙草を吸い始める。煙草を吸う仲間に触発されたのと、「一人で考え事を整理するのに便利だ」という事から段々愛煙家になっていく。
人殺しは否定派。
アジア&日本ルートのメイン主人公である。
■ エダ=ファーロング(ADA FORLONG)
身長145.4cm 体重28キロ
11歳~12歳。
愛用銃 H&K USPコンパクト M1911カスタム S&WM10 3インチ
もう一人のメイン主人公。第一章主人公。
目覚めたのは作中時間通りプラスマイナスゼロ。
ペンシルバニア州モンゴメリー郡ロンドベルの出身。その地でこの災厄に遭う。
遭遇した時、教師2人と子供21人と共に被害に遭った。そしてエダ以外全滅した。
救出にきた祐次と出会い、二人で旅を始める。
両親は共に米国人で生まれたのはロンドベルだが、両親の仕事の関係で10歳まで日本で過ごした。そのため日本語が堪能で日本人同然に日本語が喋れる。日本人の友達の影響で一人称が「あたし」。
金髪碧眼で腰まであるストレートの髪が特徴の美少女。それもかなり絶世の美貌の持ち主だが本人はあまり意識していない。
明るく天真爛漫で聡明。感情も豊か。胸に手を当てる癖がある。見た目と違い芯は強く結構しっかりしている。
物分りも良く大人に好かれるタイプ。普段は年長者を立てるが、絶対譲れないことが起きれば大人相手でも立ち向かう。
その勇気は最初はそうでもないが、彼女の成長に合わせて次第に強くなっていく。
料理が得意。運動も大体得意で父親がアウトドア好きでもあったため色々知っている。また次第に射撃も上手くなっていく。
すごい美貌の持ち主なのだが、あまり化粧やオシャレが特別好きなわけではなく天然美人だが、入浴と髪の手入れは好き。その点祐次と馬が合う。
性善説を地でいくような優しい性格で、誰に対しても人見知りはせず態度は優しく柔らかい。
人類が力を合わせて立ち向かえばきっと希望はある、という強い意志をもっている。
彼女の明るく正しい性格によって、多くの人間が更正していくことになる。そしてその存在が世界を救うことになる。
恋愛に疎く、性的なことは晩生だし苦手で異性の好意ににぶいところがある。
だがやがて祐次に対し強い恋を覚えることになる。祐次との強い絆と愛を感じるようになるが、それが恋愛なのか保護者としてなのか、その事に悩むようになる。
英語が喋れない(と思い込んでいる)祐次の通訳、そして医者の助手兼相棒として一生懸命に生きている。
祐次が「自分の助手という存在が彼女を生かす」という判断から、医療面から戦闘面まであらゆる助手となっていく。祐次の思惑通り、その事によって後に大人の生存者たちからも一目置かれるようになる。
祐次を叱ったり正面から意見が言える唯一の存在。(JOLJUや時宗を入れると三人だが)
JOLJUとは仲がいい。JOLJUもよくエダに懐いている。
祐次と共に<ラマル・トエルム>探しをしている。
そしてやがて彼女はある重要人物と知り合い、世界の秘密に迫る事になる。
■ 黒部 祐次
身長186.7cm 体重78キロ
22歳~24歳。
愛用銃はDE44マグナム・シルバークロームメッキ。
バックアップにグロック18C(二丁も持っている)、S&W M49。そしてパイソンもたまに使う。
長物はステアーAUGを愛用するが、M4系、HK MP5K、ベネリM3、バレットM82等状況に応じて装備は変える。
射撃の腕は超一流で、50m先のマッチ箱を撃ち抜く腕がある。
日本人サバイバー。
元日本暫定臨時政府 遊撃班第六班所属。そして医療部所属。
米国での活動しているとき、祐次は医者と名乗っている。専攻は脳外科だが希望は救命医療で、内科や産婦人科なども一流の腕前がある。
目覚めて約1年。その後横浜の事件で約300日タイムスリップした。第一章はその2ヵ月後なので、この世界では第一章の段階で2年の経験がある。時宗と一緒に世界崩壊に遭遇した。
北海道生まれ北海道育ち。大学は上京して東京。
福田 時宗とははとこ同士で幼馴染で親友。拓とも仲がいい。
医学大学生だったが、世界崩壊後必要に迫られ医者兼日本の戦闘員をしていた。
そこに横浜事件があり、<BJ>に助けられイタリアにJOLJUと一緒に飛ばされた。そこで<BJ>から自分の才能を覚醒させる<エノラ>を受け、ほとんど天才的な医療技術と戦闘能力、語学力を手に入れた。
元々ガンマニアで高校時代趣味で米国の民間軍事会社の訓練に参加したり、グァムで時宗と射撃旅行に行ったりと、日本人の中では銃に馴染んでいて、元々日本人生存者の中でも屈指の戦闘力があった。DE44を愛用しているのはあくまで趣味だったが、今では利便性が多いので使っている。
特徴は黒ばかりの服と長髪。そしてガンマニア。
イタリア、ドイツ、フランス、スペインと渡り歩き、その後渡米。エダと出会う。
一見クールで勇気も度胸もあり頭脳明晰だが、内面は激情家の皮肉家。ただし滅多にその感情を人に見せないだけ。人見知りではないが、仲間認定するまではぶっきらぼう。
一度仲間認定すると誰よりも仲間想い。ストイックで特に恋愛に興味は示さないが、平和な時代は彼女はいた。皆年上だった。時宗は「年上キラー」と呼んでからかう。別に熟女好きなのではなくたまたま年上が多かっただけ。
能力に対して自惚れはないが自信家でその分ふてぶてしい態度をとるときがある。尊敬する人物がブラックジャックという点も関係しているかもしれない。敬意を表す相手には敬語を使うが基本人には屈しない生意気なところがある。
戦闘、医学だけでなくサバイバル術に長けている。
JOLJUが最初に仲良くなった地球人で、JOLJUは「マブダチ」と呼んでいる。二人は特別仲がいい。
多分<ラマル・トエルム>を除く地球人でもっとも優秀で強い人間。
高校まで合気道をやっていて合気道三段。他に軽音バンドでギターやボーカルをやっていたり、船舶免許を持っていたり、バイク免許を持っていたり、映画や海外ドラマが好きだったりと意外にいろんな特技がある。尚、サバイバル能力が高いくせに全く料理が出来ない。音楽と入浴が好きで飯の確保が出来たら次に入浴の確保を考えるくらい。服の洗濯にはそこまで気を遣わないのでただの風呂好きである。
トビィを死なせてしまった罪の十字架を胸に秘め、エダを守ると誓っている。
やがてエダの強さと魅力を知り惹かれていくが、保護者としてなのか男としてなのか、口には出さないが悩むことになる。ただエダとの絆が本物であることは認め、その点については他人にも公言するようになる。ロリコンではないのであしからず。光源氏ではあるかもしれない……。
■ JOLJU
身長50cm 体重6キロ
約600歳。
自称宇宙旅行者。
全宇宙で一匹……いや一人だけのJOLJUという種族のJOLJU。親も仲間も同種もいない。
へんてこちんちくりんな異星人だが、こう見えても分類上は超生命体で<神>。
ただし神様らしい能力はない……らしい。一部の能力は何者かによって封印されている。
地球にはいろんな理由があってやってきた。自分の宇宙船なんかは持っていない(実は持っていたりするが自分用には使わない)、異星人の文化や科学にも精通している。
地球人以外の異星人たちからは一応<神>扱いされているので中々フレンドリーに接してくれる相手は少なかった。
地球に来てからも何組か地球人と接触したが、みんな打ち解けてくれなかった。
そんな中、気さくに打ち解けたのが祐次と時宗で、後に日本人サバイバーである拓たちとも仲良くなった。
こういうこともあって祐次とは親友関係である。祐次とは馬が合ったようだ。
実は世界中一通り見て回った後、祐次と仲良くなった。そこで色々日本的なことを教えてもらったので食文化や好みは日本人に近い。うな重と寿司とカレーライスが大好物なのは日本人にご馳走してもらって旨さに目覚めた。ついでに日本生活中アニメの面白さに目覚めたアニメ大好きっ子である。
この世界を破滅に追いやった<BJ>含めた残り二人の神とも知り合いだが、仲はよくないらしく本人曰く「天敵みたいなもの」らしい。
元々居た惑星パラの時代からの趣味で釣りは好き。魚を食べるのも好き。機械いじりや発明も好き。あとなんでも操縦できる。運転はテレキネシスなので手足の短さは関係がない。
食べたりアニメを観たりゲームしたりと娯楽は大好き。世界中どこの言葉も喋れるが何故かヘンな訛りがある。そしてひどい音痴である。
知識だけは膨大。正確なことはわからないが、IQ3000以上あるらしい。しかし精神年齢は子供に近い。
性格はかなり子供っぽく、ズボラで暢気で自由奔放で人見知りもせず人懐っこい。
こいつも基本性善説。平和主義者。ついでに偽善者。
<AL>に対する知識は豊富で、拓や祐次たちにそれらの情報を共有させた。ちなみにアレを<AL>と命名したのは、何を隠そうJOLJUであるらしい。
いつから地球に来ているのか、何でやってきたかは不明である。
だがそれもいずれ語られることだろう。
一応人類の味方のようだ。
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■ 異星人の神<BJ>
(人間形態の時)
身長176cm 体重 74キロ(推定)
現れるときは白い服、50代半ばの姿。
異星の<神>。
神話や文明上の神ではなく、宇宙で<神>と名乗るに足りる進化と能力を持ち合わせた超生命体。
銀河レベルでの<神>と呼ばれる存在なので、その立場でいえば地球も<神>としての範囲内。ただし地球人類の保護者ではない。
アルファベットで<BJ>と名乗っているが、イニシャルではなく単に元々の発音がそう呼ぶに近いためそう名乗っている。
他に二人の神がおり、それプラスJOLJUがいて、この4人の神が「地球人類を滅ぼすかどうか」という無責任な討論を始めた。<BJ>は現在は中立である。四人いる神の中では一番能力が高く宇宙生命体階級も高い。※JOLJUは基本能力を自制して使わないため。
<ラマル・トエルム>の事はよく知っている。逆もまた同じで、地球人の中で唯一<ラマル・トエルム>は<BJ>の真意や正体を知っているらしい。
人類に価値があるようならば助けてもいい、という意見で、拓や祐次、他数名に「<ラマル・トエルム>に会え」というクエストを与えた。それによって何が起きるか、唯一知っている。
祐次にだけは自身が開発した<エノラ>を授け、超人にした。
拓や他のクエスト受領者にも多少のサービスはしてくれている。
僅かに存在するAL以外の異星人たちも<BJ>が高位な超生命体の<神>であることは知っている。彼らも<BJ>には歯向かわない。ただしその存在から<BJ>が率先して自分の意志を押し付けることはない。完全傍観者。
世界中の時間を狂わしている時空連続帯<ハビリス>を出現させたのは<BJ>らしい。
数多くの謎に包まれた存在。
しかしこの世界がどうなるか……その鍵はこの傍観者の<神>が握っている。
「AL」メイン・キャラ説明でした。
とりあえず主人公3人とJOLJUの説明です。
他のキャラクター紹介はまた第二章終了時あたりにします。
尚、キャラクター説明の中には基本ネタバレはありません。多少は書きましたが。
次回からついに拓のアジア・ルートが始まります。
これからも「AL」をよろしくお願いします。