「三章以降レギュラーキャラ紹介2」
「三章以降レギュラーキャラ紹介2」
キャラクター説明第三弾!
三賞から六章にかけて、重要人物を紹介します!
<追加>レギュラーキャラ紹介 第二弾(三章~六章)
===========
***
<レギュラーキュラ紹介>
● 拓ルート
■ 萩野 篤志 (はぎの あつし)
身長165.5cm
体重52キロ
15歳。
愛用銃 DE357マグナム(カスタム・ポート付き)
S&WM13 4インチ
HK G36C
第三章から登場するレギュラーキャラ
ドイツ系日本人でハーフ。双子の姉がおり、姉は杏奈。
ドイツで崩壊に遭遇。その後欧州を祖父ハンス、杏奈の三人と長く放浪した末、ドイツ南部で祐次と知り合う。そこで初めて杏奈は結核と診断されて、治療が始まる。
しかしそのドイツの村を狂暴期ALが襲来。祐次とJOLJUの手によって、異星人のレ・ギレタルと共に転送で脱出。ドバイについた後、豪華クルーザー<アビゲイル号>で日本を目指す途中、祖父ハンスが死に、篤志たちは香港で足止めを食っていた時、拓たちと出会う。
その後拓と共に行動する。
実は崩壊歴3年で、長い放浪生活の経験と多くの苦労をしてきたので、サバイバル能力は非常に高い。また祐次と出会うことで、彼から医学を学び始める。もともとかなり優秀な少年で、もう医学生並の知識はある。
悲惨で過酷な生活が長かったが、本人は明るく前向きで礼儀正しく、栗色のきれいな髪と清潔感のある風貌を持つ美少年。自己主張はしないが、拓も時宗も篤志の優秀さを認め、大人同様に扱っている。
免許はないが、車、バイク、船舶関係が操縦できる。
言語も英語、ドイツ語、日本語が喋れる。
拓と祐次、双方を兄事していて、二人を結びつけるような存在。
***
■ 伊崎透 (いさき とおる)
身長185.2cm
体重78キロ
38歳。
愛用銃 コルト・ピースキーパー・6インチ 357マグナム
S&WM5906(海上保安庁仕様でブラックコーティング)
日本臨時政府の防衛大臣。日本臨時政府立ち上げの功労者の一人。
日本の各実働部隊の長。
崩壊初期組で9年。
元々はアクション俳優として世間では知られていた。ただし俳優としては一流ではあるがスターというほどではない。アクション勉強のため民間軍事会社で射撃訓練を受けたことがあり、今の日本では貴重な人材で、純戦闘力では日本の中で五指に入る。
太平洋ヨット横断という冒険企画中遭難し、世間ではその時死んだと思われていたが、漂流後日本の漁船に拾われ、世界の崩壊を知る。その後村上臨時総理らと共に日本をまとめ上げた。行動力と政治力が本来の彼の能力だった。
拓や祐次の能力をいち早く見抜き、特別目をかけている。
温和で冷静沈着で皆からの信頼と尊敬を受けているが、気取らず人当りもいい。
行動力があり、西日本の拠点である<京都>にも自身で赴くし、各地の生産村にも出向く。
拓たちが生きていることを喜んだが、拓が米国に行くという話には驚愕する。
しかしその後事情を知り、積極的に拓のサポートにまわるようになる。
酒好きでよく仲間たちと酒盛りをしている。
元々たばこは吸わなかったが、崩壊後吸うようになった。
***
■ 徳川ユイナ (とくがわ ゆいな)
身長154.6cm
体重42キロ
14歳。
別名<京都の姫>。
<京都>の知事である徳川真二郎の姪で、現在は徳川の養女。父がロシア人でロシアのハーフ。
崩壊の時、母と一緒だったが母はALに襲われ死亡。そのショックで記憶の多くが曖昧に。
その後徳川に引き取られたが、ユイナには特別な第六感があり、<ALに襲われない><ALの襲来が予感できる><高い的中率の占い>ができるようになった。
どうしてそんな力があるかは本人もわからず、「なんとなくできるようになった」。
戦闘能力はなく、清楚で大人しく礼儀正しい女の子。やや無口だが明るく素直で多くの人から愛されている。
神秘的な美少女と銀髪、そしてALに対する能力もあって、徳川が人心掌握と多少の宗教的理由もあって、政治家と巫女のようなことをしている。そのため幼いながら政治の世界に入っている。
それで<姫>と呼ばれるようになった。
「せめて後5年後。でもなんか神秘的すぎて俺とは釣り合わんわ」というのが女好きの時宗の評。
似たようなことを伊崎もいっている。子供っほさはないが印象に残る美少女。
拓たちが<京都>に寄った際、政治的な活動のため一緒に東京に向かう。
拓、時宗は多少距離を置いて接しているが、優美やレン、篤志は普通に接している。俗なところはないが普段の顔はちゃんと年相応らしい。
彼女も拓の理解者として拓をサポートしていく。
***
■ 森山麗美 (もりやま れみ)
身長161.5cm
体重57キロ
27歳。
愛用銃 ルガーP08
日本が誇る軍師!
しかしその実態はゴスロリ歴腐女で、マイペースなオタク女。
自他ともに認める<頭脳以外・首から下は役に立たない女>(笑
オタク女である上にドM性癖、エロネタ大好きだけどそのくせ処女……
まさにオタク女です。自分のことは「レミたん」と呼び、いつもお菓子を食べている。糖分をとらないと頭が働かないらしい。
戦闘は全くできない。ルガーは本人が銃を欲しがり見かねた時宗が護身用に与えた。
実は東大卒の歴史小説作家で、専門は軍記。偏差値78の才女。
日本政府が実行した「対AL迎撃作戦」のほとんどは彼女が立案し、しかも実績を上げている。正に頭脳だけは超一流。
ただ性格に問題があるため表には出ず伊崎の頭脳係のようなポジション。
一応同じ歴史好きということで、拓と仲が良く拓にとっての作戦の師匠でもある。拓のAL対策作戦の大半の源泉は麗美。
第六章で意外な活躍を見せ、その後も時折その頭脳の凄さを見せつけるシーンがある。
=====<エダ・北米編>=====
■ スコット=ペップ (Scott Pep)
身長181.5cm
体重81キロ
43歳。海軍中佐→陸軍大佐に昇格
愛用銃 コルト・ゴールドカップNM45口径
外伝「フォート・レオナード・ウッド」の主人公。
ミズーリにあるフォート・レオナード・ウッド軍基地の共同体の司令官。
元々は大西洋艦隊のイージス艦の艦長で、その時部下と共に崩壊に遭った。
しばらくは生存者を集め海で活動していたが、フォート・レオナード・ウッド基地に大規模な軍と生存者の村があると知り合流。AL大侵攻で先任司令官バーバリー=ゲインツ大佐他陸軍高級将校が戦死したため、海軍から転向して陸軍となり、その後部下の再構成に合わせて自身も大佐に昇格した。
本来はどちらかというと戦争向きではなく統率者向き。だが職に対する責任感と最後の米軍(米国合衆国)を維持するためリーダーになっている。独裁的なことはなく人の意見をよく聞き、また元々大学では政治に興味があったこともあり、撫民に努める一方、他の米国国内の大きな共同体とも連携を取り、物資のやり取りをしたり供給をしたりしてなんとか米国の維持に努めている。
先任のバーバリー大佐はどうやら<BJ>と接触があったらしく、<ラマル・トエルム>の情報も聞かされている。
そのため、NYで英雄となった祐次やリーに対しても友好的で、信頼を置いている。
スコット自身は主に船乗りだったため個人戦闘力はさほどではないが、人望は高い。
***
■ デズリー=ブレッド (Desree Bread)
身長164.2cm
体重 55キロ
15歳。
愛用銃 コルトM1911
NY共同体の属する少年。同年代の少年少女7人で少年団を作ってたくましく生きている。
ラテン系のニューヨーカーで、生意気盛りの少年。やや不良といっていいが根はいい子で悪事もせず、ベンジャミンやアリシアにもよく懐いている。
エダのことをどうやら気に入り、たまに言い寄ったりしているが、それが実ることはない。
エダが祐次しか見ていないことが次第に分かり、そして祐次が到底自分ではかなわない化け物だとわかると、素直にエダの友人ポジションに落ち着いた。
行動力は抜群で、大人顔負けの行動力があり、サバイバル能力も高い。
やや無鉄砲で相手によっては生意気な小僧。
一応少年団のリーダーで、最年長のミレインとは友達以上恋人未満。
***
■ メリッサ=オックス (Melissa Ochs)
身長178.3cm
体重 66キロ
36歳。
愛用銃 S&W1006
北米東海岸一帯を放浪して生活する極右自由主義の集団Banditの女リーダー。
かなりの武闘派で男に負けない強さと迫力、冷酷さを持つ。
NY共同体と戦争をしていたこともあるが、今は停戦中。
本編では左腕を負傷し祐次の治療によって左腕切断(第三章)。その後隻腕。だが相変わらず自由主義の生活は変えない。三章の段階で妊娠六か月。のちに男の子を出産。
ちなみに<フリーセックス主義>で誰の子供かは分からない。
元はベンジャミンやアリシアと仲間だったが、人間関係のもつれで殺人を犯し追放。その後自由主義のチームを作った。
この手の自由主義の放浪生存者(ベンジャミンたちは無法者と呼んでいる)は全米で20ほどチームが存在している。その中ではまだメリッサはよく仲間を統制し、一応話も通じるほう。
ベンジャミンたちは信用していないが、ただ祐次とエダに助けられたこと、エダが偏見なく接したことで、この二人に対しては内心信頼感を置いている。
後に、北米全土に活動圏を広げた祐次とエダに協力することも。
=====<異星人編>=====
<拓編>
■ レ・ギレタル
身長171.4cm
体重 57キロ
ク・プリ星人の女性。
ドイツで篤志と共に行動を共にし、やがて拓たちと合流して日本のク・プリと合流する。
温和で知識豊富。もともとは<航海士>で、科学知識に長けている。
現在ク・プリの生き残りの中では二番目の階級になる。
ずっと篤志と一緒に旅をしてきたせいか、地球人に対するマイナスの偏見はなく、いろいろと協力的。
拓に対していろいろ助言を与えたり、サポートを申し出たりと、友好的。
地球のクラシック音楽が好き。
地球の食事もだいぶ食べられるようになっている。果物は好きらしい。
JOLJUから多少<ラマル・トエルム>の話を聞いて知っている。(拓編がエダ編より先行しているのでJOLJUはもう<ラマル・トエルム>を知っているため)
<エダ編>
***
■ ニ・ソンベ (地球名 リー=リュー)
身長193.2cm
体重 91キロ
愛用銃 ベレッタM93Rカスタム
(第六章以降)
ク・プリの司令官でリーダー。
彼の場合元々艦隊司令官だった。
崩壊初期はク・プリの生き残りをまとめていたが、転送事故で生存ク・プリが各地に散った。
地球人に偽装し、当初はNY共同体にいたが、地球脱出方法を探すため3年半前にNYを出て北米を放浪。各地の地球人の実態を調査しながら地道に宇宙船修復をしていた。だがバーモンド州の村を助けるため再びNYの戻り、そこで祐次とJOLJUの存在を知り、祐次に接触する。
偽装は東洋人(中国系)をイメージしている。
対ゲ・エイルと対AL対策で、エノラで自身の戦闘力をク・プリ星人としては最高ランクまで強化していて、高い戦闘力を有している。また大艦隊の司令官を務めるだけあり、頭脳明晰。地球人に対しても強い愛情を持っている。
JOLJUが「優秀な司令官がいるみたい」と評するほど、能力は高い。
祐次からは<ラマル・トエルム>最有力候補と目される。
祐次の識見と戦闘力を高く評価し、彼を宇宙世界のほうに導いていく。
そして共に世界の謎に挑む。
***
■ エリス=ルーシェ
身長184.2cm
体重 82キロ
(第六章以降)
パラリアン(惑星パラ人)。
髪が紫色な他は地球人と変わらない。
銀河連合所属の職員で機動宇宙戦艦<パーツパル>の艦長。
銀河連合に出向していたパラ人の生き残りのリーダーで、テラ星系で母国のパラが侵略行為をしていると知り<銀河連合として>調査しに来た。
よってロザミアやALのことは知らない。
事件解決が目的ではなく、事件調査が目的。
ただ、やがてパラの侵略行為が違法だと判明し、ルール内で地球人、ク・プリの地球脱出に協力するようになる。
やや地球人寄りの中立といえるかもしれない。
元々JOLJUも惑星パラ出身ということで、知識としてJOLJUのことはロザミアを除けば誰よりも熟知していて、役目の半分くらいはJOLJUの暴走の監視。ちなみにJOLJUの活躍は600年前の英雄世界大戦の歴史に登場していて、ああ見えて世界屈指の撃墜王。性格は今と変わらず人間好き。そのJOLJUが予想以上に暴走、ルール違反をしていることに頭を痛める。
やがて<BJ>の真意を知ったとき、彼は地球人・ク・プリ救済に本格的に動き出すことになる。
本人は歴戦の宇宙冒険家らしく、偏見もなく抱負な知識と戦闘力を持っている。ただ銀河連合所属という点で制約を受けることが多い。また宇宙冒険家なので好奇心は強い。
JOLJU、ロザミアを除けば現状地球でもっとも高い科学力と科学知識を有している。
「AL第一部」では、本来主人であるロザミアとほとんど接触はなく、また接触はJOLJUから禁じられる。
ちなみにエリスもロザミア同様<ラファ>を持つ。
外見や肉体年齢は30代前半くらいだが、現在約140歳。宇宙生活に順応し、星間移動や異次元宇宙での活動、コールドスリープ移動期間があり、肉体的にはまだ若い。生存したパラリアンの中で年長のパラリアンもいたが、能力を買われ改修、新型艦として復活した機動戦艦<パーツパル>の艦長<レリシア>に就任し、現在30年ほど艦長職をしている。
***
■ ロザミア=フィルニスト=パレ=パプテシロス
身長168.5cm
体重 51キロ
惑星パラの正しい生き残りはロザミアだけ。
惑星パラ統一国家フィルニスト帝国の唯一にして正当な皇位継承者で、現在女王として帝位を継いだ。
濃い蒼髪は<皇族の蒼>と言われ、皇族の証。
滅んでしまったが、第42代フィルニスト皇帝という肩書になり、宇宙世界では変わらず<フィルニストの皇帝>としての扱いを受けている。
惑星パラ滅亡の直前に生まれ、親も兄弟もフィルニストも知らない。
惑星消滅時、JOLJUが神の力を使って先祖の<英雄の血>を覚醒させるエノラを投与して命を助け、以後JOLJUが親として育てた。そのため種族は違うが実質両者は親子のような関係。JOLJUもロザミアだけは特別な愛情をもっている。ロザミアにとってJOLJUは神ではなく家族。そのためJOLJUに対して遠慮はないし尊敬もしていない。
宇宙世界でもロザミアとJOLJUの関係は知られているので、宇宙世界でも特殊なVIP。
また、フィルニストの皇帝は憲法上<神>と密接で、LV4の二人の神とも対等な存在。
このままJOLJUの保護下ではロザミア本人のためにならない、さらにパラ人の未来のためにもならない、とJOLJUが判断し、ロザミアと距離をとって地球に行った。それどころか自分の意に反して地球人の味方になり、結果敵になってしまった。それが家族であるロザミアには不満で、今は多少ぎくしゃくしているが、実際は家庭内の喧嘩レベル(反抗期と親)で、二人が顔を合わせれば普通に会話はしている。
実はロザミアにはロザミアの使命がある。その延長に地球人類の侵略がある。
これに関してはJOLJUも止めていない。だが協力はロザミアのためにならないということで手出しもしない。
尚、ロザミアの使命というのが「AL」の最大の謎で、解明するのは「AL第二部」で。
「全宇宙のルール破ってでも、今オイラが助けたい人間は祐次とエダとロザミィだけ」がJOLJU談。ロザミアの場合愛情が強すぎるため距離をとっているのである。
ALを使役、操作できる。
むろんALは何があってもロザミアは襲わない。
ちなみに長期コールドスリープや星間移動などの時差の関係で、生まれてからの年月は60年ほど経過しているが、本人の年齢は14(地球侵略当初)~20歳(本編エダ編年齢)である。
後にではあるが「AL第二部」では地球と時間の進み方が違うので22歳。
<英雄の血>で強化されているため、非常に高い頭脳と戦闘力を有している。これは強化の結果というより元々先祖の戦闘力と知力が隔世遺伝したためで、元々英雄の子孫で高い才能を有している。科学戦闘力は祐次に勝るとも劣らない。知力に関してはIQでいうと220である。
本人はクールビューティーで冷静な女だが、JOLJUに育てられたせいか他の人間の友人はおらず、対人関係の経験はない。そのため時にすごくトンチンカンな対応や初心なところがある。こういう人生で育ったため恋愛観というものがないが、エダと知り合い、やがてエダに惹かれエダを特別な友人として大切にするようになる。一方祐次に関しては友人というより認め合うライバル……そのあたりはまだ心が幼いところかもしれない。
エダのためにはルール違反も犯す。このあたりJOLJUの影響があるかもしれない。
保護者にJOLJUだけでなく他の神もついているので、宇宙の法律的には無敵の人間かもしれない。
ちなみに厳密にいうとラスボスの一人であり、さらに準主人公枠である。
原則的に自分が認めたエダと祐次以外の地球人と接触することはなく、他の地球人に対しては<敵対的>といえるかもしれない。ただ、今のロザミアにとって一番の敵はゲ・エイルで、地球人やク・プリはどちらかというと監視対象という立場をとっている。
「三章以降レギュラーキャラ紹介2」でした。
ということで今回、すでに出てきてレギュラーにいる篤志や伊崎さん、ユイナちゃんの他、ちょっと六章先行でリーやエリスたちに関しても紹介しました。これがレギュラー枠です。
もうちょっと広げれば大庭さんとか村上総理とかガブスとかマークとかも入るのですが、それを入れだすとページに限りがなく多すぎので、レギュラー枠だけを厳選して公開したしました。
第六章キャラもいるので若干ネタバレもありますが。
エリスやリーは第六章中盤のエダ編にさっそく登場予定なので、そんなに先ではないと思います。
これからも「AL」をよろしくお願いします。




