イラスト依存 ※
12月20日から2月9日までの短歌です
12/20
師走の晴れた日は心地良く暖かい
但し窓
閉めるべし
廿二は冬至だ
さって
イラスト如何しよう
口遊む女子から漏れた
その歌が不協和音で
みんなブーブー
バスケ部で
トラブル起きて朝からとビリビリ怒る
部員の女子が
久しぶり!
クラス全員揃ったぞ!
心で騒ぎ身は静かにと
12/22
「密売人」
何故か呼ばれたそのあだ名
ハーブの本を持ってきてそれ
文学か美術にするか迷ってる
何かけばいい?
うむ悩むなぁ…
帰宅思えば
もしかして僕はイラスト依存症!?
そう思い
黄昏を眺めた冬至
思い出す
綺麗さ耐えず撮ったあの頃
12/23
昔なら
休日は外遊びだが
今は室内籠りパソコン
「暇だ」と言うが
そんな僕四コマがまだ未完成
早くやれ!
暇つぶし
窓の外見るけど同じ風景ばかり
すぐ飽きていき
12/24
冬の曙
独り見る露草の空
美しく寂しいな
嗚呼今日も何もなく
一日が終わったな
あ、宿題!
pixivで
チャットすること楽しくて
何故か孤独を忘れてくれる
12/25
あの頃は楽しく待った
クリスマス
今は全然嬉しくもない
ぐちゃぐちゃと
殴り描きしたデッサンを意味なくやって
意味なく自賛
冬休み
明けたら凄く忙しい
現場実習それに修旅
国語の宿題
選択方式
…俳句だ!
ノートには一応書くよ
小説、詩
短歌は日課だから書かない
これから
暇な日々
やって来ますな
12/26
今日の
夕方の風稍強く
ベランダ見れば枯れ芒揺れ
「暇だね」と自分に問うと
四コマをやればいいでは?
けど気分じゃない
宿題を
何処でやるのか悩んでて
親戚の家もしくは自宅
すっかり冷えた二十六
薄長袖じゃ凌げない
冬らしく
ザ・モールでポンポン買った
恥ずかしく猫のを四種
ならば綺麗に
12/27
パソコンで
待てする僕の狐たち
待ってろよ今仲間増やすから
外からと
雀の声を耳にして
そろそろ今年終りに近い
バス停で
空見れば白い物体が飛んでいるけど
旅客機だろな
12/28
畑に雀可愛くとかくれんぼする
チュンチュンと
楽しそう
電柱に鵤の集団止まってて
じっくり眺め
じっくり書いて
図書部屋を
整理整頓する弟
ガミガミ言われ頭上がらず
せんべい汁を食べてみる
あらま美味いな
モチモチで淡泊だ
12/29
日に
手を当て
暖取る
大掃除
苦労してまで清潔に隅までやって
心も綺麗
12/30
クリスマス
過ぎたのに樅の灯がまだ光ってた
何故なんだろう
大晦日向け
イラストに腕っこきする
目を皿に一心と
冬の日没
早く沈み暗闇にさせたよ
寂し
12/31
今年最後の短歌書き
夜を待ってて思ったよ
「寂しいよ!」
録画した番組見過ぎ
目を痛め
何故か中二のボーズなってく
すっかり
今年を楽しむ
ああもう18
1/1
雀らと共に眺めた
この日の出
寒さに耐えて写真を撮った
1/2
暇すぎて宿題やったでも暇だ
パソコンやった
やっぱり暇だ
1/3
短歌のネタが出ぬ
やばい
どうする?
1/4
宿題で命捨てるの
避けたいが
それほど嫌で心地が悪い
1/5
車
通る風で
寒さ感じ
裸木に居る雀らが鳴き合って
忘年会か?
擬人化させる
自販機のゴミ箱の横
猫眠る
気付けりゃあれれ居なくなったぞ
1/7
寂しさと孤独に耐えて
日々過ごし
猫とたわむり気を紛らわし
何もない日
嗚呼
辛い
明日が終われば学校だ
宿題はあと少しだな
いや待てよ
1/9
久しぶり
この教室の雰囲気は師走と変わらず
凄く煩い
修学旅行
皆キャリー僕はボストン
嗚呼良いな羨まし
窓ガラス
触れてみれば凍えだす程の冷たさ
これぞ冬かな
日が
強く照らすも
まだ部屋は冷蔵庫だ
空見れば
グローブマスター3見え
何時の間にかずっと眺めてた
冬の風ベンチで感じ
短歌書き
黄昏の中轟音聞いて
彼ら為に
買うよ
旅行土産
1/11
電車内
僕の隣に女子座る
年取る度に間が開くだろう
給食を
楽しみに待つ
朝食を食べ忘れた僕一人思う
空に
輸送機飛んでいた
思わず見てた
ジャンパーを
羽織り夕焼け眺めたら
嫌なこと全て忘れれるかな
1/12
ここ最近4コマ漫画描いてない…
日時を決め
やるしかないな…
朝休み
耳にするのは愚痴ばかり
綺麗な会話聞こえるは何時
鏡を見ては
じょりじょりの髭を気にする
日曜に剃ろうかな
あの紙を見てしまった
あれ以来
決意した僕就職するよ
1/13
この暇を
4コマ漫画にぶつけてやりたいけれど
その力出ぬ
羽目外し恥を捨てて
変な絵を一心に描く
変態な僕
1/15
何時も通りに
外は晴れ
眩しく寒い
ウノとトランプ
修旅に持っていこうか
持参する意味果たせ
終いには
同級生も揶揄ってきて生きる価値
持てなくなった
外漏れる日が床当たり輝いて
清々しいと
今日も思った
友人に
扱き使われて
悲しみに満ちて自殺をしたいと願う
1/22
体内の時計狂って
寝坊して
またもや父に車で送って
始まった
地獄の日々がやってきた…
実習、行事嗚呼てんこ盛り
空見れば
チラチラコンコン雪が降る
あらま今日は午前下校や
外降る雪は
バラバラと
綿毛みたいに落ち景色白くなる
見回すと雪、雪、雪と
何処迄も雪、雪、雪と
白い青梅市
積もる雪
踏んでも踏むもまだ増すよ
嗚呼大雪よ何時迄降るの?
降る
降るよ大雪
気が付けば雪化粧や
裸木の
桜の枝に雪積もり
まるで大きな白妙菊に
1/23
何だって!?
乗る予定のバス見合わせだ
やむを得ずに自宅待機だ
わっせわっせと
駐車場にて雪かきをするの見た
ベランダで
1/24
そんなの無茶だ!
今日中に
イラスト六つ描け!言われやりました
1/25
静かなる会社の中の
静かなる実習生の
僕が頑張る
1/26
ザクザク
残る雪踏みつく
足跡が残った
「…もう嫌だ死にたい」と思う
憂鬱な時を過ごし
直ぐに無くなる
おふざけの二人組居ず
物凄く静かなるとは
彼ら大事や
夕焼けの光で雲の先赤く
染め上げて僕
ちょっと感動
1/29
拝島の朝はギューギュー
都会のよう
八高線も西武線も
実習先の社内弁
試しに食べる
ハムハムと鶏旨し
1/30
一週間経つも線路に雪残る
あの時の雪
それ程凄く
雨?
いいや雪だよ!
気が付けばもう止んだよ
1/31
随分と
実習先に慣れてきて
手を抜く恐れ近々と来る
偽善人なって生きてしまった僕
一体何に
向かってるのか…
満月が半月、三日月
変えていき
姿見えなくなる時を待ち
太陽の光消えつつ
僅かなる月光ポツリ
指輪のよう
地球の影と月明り
重なり赤く染まる月
火星哉
ずっと見たいな
紅い月
寒いだから家に帰ろう
2/1
赤い月見た次の日は
眠たくて
本当にあれ見るべきかな
2/2
田舎町がこんな白く
染め上げて
関東の地が東北の地に
また来たか
雪、雪、雪と何処迄も
あの時と同じ風景なる
大雪の
青梅線は大惨事
これじゃ山の手と同じじゃないか!
メランコリーに遊ばれて
命尽きたいと思うの
毎日と
2/3
果たして
僕の短歌は
自由か
こんな
寂しい夜は
何がをしよう
お礼状がまだ終えぬのに
行きたいよ動物園に
どうしようか
2/5
何なんだ!
3DS
持ってきたのに張本人何故来ないの??
コースにて
耳から入る愚痴、愚痴、愚痴
やめて集中出来なくなる!!
お礼状書き
手を傷め心ボロボロ
…終わったぜ!アハハハハ
早く寝る
そう決めたのに何故だ!
今何時?12時だ
2/6
「昼休み忙しいからできない」と
嘘ついてた
校則の為
アイタタタ…
首の筋肉痛めたな
嗚呼イテテテテ…兎に角痛い…
首痛いから
あまり周りを見渡せないよ
だから帰りは命拾いだ
2/7
ワープロの
試験日忘れかけた僕
はあ弟の劇音見れぬ
子供たちの誕生日会で
父親がライフルで乱射
そんな悪夢今日見た
台湾で大地震起き
モイルさんの安否心配
大丈夫かな…
まだ痛い
首筋
何時続くこの地獄は
3DS預けたい
のに友人が「預けるな!」
…分かったよ
2/8
雀、雀…
ああ^~可愛い雀に
思わず僕鼻血出そうだ
友人ゴメン
ロッカーの鍵取りに行くフリをして
預けたよ
…やり直し
…またやり直し
先生に何度も弾かれ辛きお礼状たち
お前誰!?
ハクセキレイだ俺の名は
調べて知ったあの鳥の名を
2/9
ハクセキレイ
今日も何処かで会えるかな
白黒の鳥可愛い鳥
遊ぶ約束したが来ぬ僕
何時逝く知らず
叱られは知る
学園の窓から見た
富士山は
やはり天辺純白染まり
太陽が
蜜柑に変わったら
あの合図だな
柊の垣根眺めて
短歌書き
…一体僕は何してるやら