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痛かった
小2の頃、音楽室の床はカーペットでいつも空気中に繊維が浮いていた。
窓から指す光で反射していたのだろう。
キラキラとひかる繊維は
とても綺麗で
あの頃はそれは自分にしか見えないんじゃないのか?なんて疑ってた。
「痛い…すっごい痛い」
なんて思い始めたのはかなり前のこと。
でも自分はそれを隠そうとはしなかったよ。
周りから少し浮いた存在だったけれどそれが何よりも嬉しくて楽しくて。
痛いのはわかっている。
でも楽しい、それがやめられない。
今では自分から変人ぶるようになってきちゃって止められない。
いつの間にか溜まったポエムや詩集的な何かを前段発射、そんな感じです。