キャラクター紹介 ※第1章のネタバレあり
■アンネローゼ・フォン・ペリュグリット
クレイン王国の貧乏貴族ペリュグリット家の一人娘。陰険性悪王子ベルゼに、婚約を破棄されたときに、ふと外遊に来ていた隣国のイケメン皇太子ゲオルグに助けられる。
一見、しおらしく真面目に話を聞いてそうだが、たいして人の話を聞かずに、自分ことばっか考えているというお気楽令嬢。
しかし、まさか自分の婚約破棄が原因で祖国が物理的に炎上するとは思っておらず、現在はアンネローゼ派にドン引き中。絶対に関わってはいけない連中だと思っている。
イケメンに嫌われようと画策するが、大体裏目に出ている。
■ゲオルグ・フォン・ラヴォワ
金髪碧眼のまごうことなきイケメン。右目の下に、泣きぼくろがある。
婚約破棄されても毅然とした態度で、己の運命を受け入れる覚悟を見せた(ように見えた)アンネローゼに一目惚れ。
天才、と呼ばれる自分の予想をはるかに超える(ように見えた)アンネローゼに舌を巻いている。才能に恵まれすぎたせいか、若干天然気味。
■ベルゼ
陰険かつみみっちいクレイン王国の王子。父親である国王が亡くなったが、能力に不安があったので、国王になるにはまだまだである、と止められている。だが、本人は、「俺は次期国王だぞ」と言いふらしていた模様。
ちょっと自分の顔の良さを鼻にかけているが――上には上がいた。
■メアリー
ピンク髪巨乳令嬢。セクシーポーズには定評がある。
■セリーヌ
アンネローゼ派屈指の狂犬。
■アンネローゼの両親
過去に敵同士だったが、何度も顔を合わすうちにお互いのことを意識し始めるようになり――、けじめとして組織の追手を壊滅させ、これまでの地位を捨て、貧乏貴族としてアンネローゼを育てることになった。
ちなみにお母様の方がお強い。