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創作を一生続けていけるコツを私は見つけた

作者: 木谷日向子

 プロになりたくて、最近毎月のように創作の賞に応募していました。すると、締め切り前に腕に蕁麻疹が出るようになり、創作を義務と感じ、ストレスになっていたことがわかりました。


 諸先輩方にそのことをお話すると、色々とアドバイスを下さり、その中で考えたことは、


 まず第一に、自分の為に創作をすること。


 自分が楽しんで書いた(描いた)ものは、読者にも楽しいと感じてもらえる。


 創作で鬱にならない。


 ということです。


 自分には創作しかないと思いつめて必死になって作品を作って、作品を作っていない時間は、「何で作品を作っていないんだ?」と自分を責め続けていました。


 これは漫画の持ち込みに行った1年ほど前に、編集者に2か月かけて作った作品を「全然描いてねえじゃん」と言われ、量産していないことに対して責められた経験がトラウマとなっているからだと思います。


 何のために作品を作るのかがわからなくなって、作品を作れない自分=ダメ人間だと、自分を必要以上に責め続けていました。


 最近になり、創作界隈で新たな仲間を得ることに恵まれ、その人たちと一緒に作業会をしたり、作品を見てもらったりする中で、作品を作ることが楽しいと感じるようになっていました。


 きっとこの感覚が大切なのだと思います。


 何の為に創作するのか、それは自分の為。自分の為に作った作品が他者の心にも届くのだという意識をまず初めに持つことが、創作をずっと続けていけるコツだと思います。


 子供の頃に誰の為でもなく、自分が楽しいと感じて落書きをしていたあの頃のように。


 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 分かる気がします。 私も2年と少し毎日更新してますが、自分のためですもんね。 自分が読みたくて書いてたりします。
[一言] 編集者にももちろん、当たり外れがあります。 だって人間ですもの。 確かにプロはプロかもしれませんが、本気で全員が全員神様の如く優秀であるのならば、出版不況などという言葉など存在しないのではな…
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