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1話 TS転生したけど想像外のハードラックでした


 初めて小説を書いてみました。処女作ですので色々と拙いところがあるかと思いますが、よろしくお願いします。


 気になる点や改善点があればどんな事でも指摘してください。




 「うわぁ…」






 私(いや、俺と言ったほうがいいか…)の名前は「板野いたの 澪音みおん」、前世での名前は「岩場 幸男」というありがちな感じと名前だった。そんな俺は大学を出てから就職して、幸が降りかかるかと思いきや、思いっきり就活に失敗し、ブラック企業で働いていた。


 毎日毎日働き詰めで、いわゆる社畜みたいな扱いを受けながら厳しい生活を続けていたそんなある日、突然まぁいわゆるTS転生ってやつで新しい夫婦の下に生まれ変わりました。


 …と、ここまでは良かった。「ここまでは」ね。


 生まれて半年で分かったことだが、今世(?)での父親の年齢は、俺が生まれた時点で多分30代後半くらい、そして母親はなんとまさかの16歳!


 (普通に考えて16歳で出産なんてありえないでしょ…。)


 それを知った時にはそう思った。


 唯一の救いは父親・母親が両方共「超」がつくほどの美人だったこと、それだけだ。親の顔を見たからって俺の顔がどうなるかなんて、分からないんだけどね。


 話を戻す、何でこんな年で俺が生まれたかって言うと…




 「母親(当時中学生)、親は両方別の相手を作って不倫三昧、母自身はお金に困る」

        ↓


 「夜な夜な街で男を引っ掛けるようになる」

        ↓


 「お金を貯めて、暇な時には金目的以外で会うようになる」


        ↓


 「色々あって子供()ができる」



 うん、テンプレだな。


 そしてそんな環境でまともに暮らせるはずも無く、2歳にして…捨てられた。


 捨てられたというか何というか、何処か遠い公園に連れて行かれて、母親がいつの間にかフェードアウトしてた。


 まぁ当たり前か、子供を産んだとはいえまだ18歳だもんね。捨てられた時には予想通りすぎて涙すら出なかったよ。


 あたりを見渡すと、そこそこ高級そうな住宅街だったのが最後の優しさだったのだろうか。


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