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*詩集*  作者: れむ
82/125

【詩】こたえ

誰もが一度は   考えたことはない?


正義と悪の    お話だよ




たとえば正義と悪  どっちが悪いか決めるとしよう


もちろん悪が悪いと  みな答えるだろう


そしてごく一部は  でも最終的に手を差し伸べると  優しく言うんだろう


それさえも偽善だ  正義は嘘だ  そもそも正義なんてないなんて


わかりあうことさえ       きっと遠い話





すべての答えには   疑問で返せるんだと


気付いたからもう   答えを求めるのはやめた


たとえば  正義と悪が  あったとしよう  君はどちらだ?   問われたとき人は


みな口をそろえて言うのだろう  「 僕は正義のほうだ 」


誰もが     正義になりたがる


なんで?  無意識のうち   心の隅っこ


悪に存在する価値がないから、と     存在を否定されちゃうから、だって


思ってるからなんだ   きっとさ


じゃあさ  じゃあさ  そもそもの話


「どうして  悪が存在しちゃいけないのさ?」


「いたって      悪いことしかしないだろう? 」 


「それじゃあ  なんでそもそも生み出されたのさ?」


きっと  そこで君は答えに詰まるのかな?


もしも  そこで答えかえされたって僕は


まだ   疑問で返せるんだよ


だって   そもそもなんで人ってホントの答えは見つけてすらいないのに


答えは  ひとつだって   決めるんだろう…?








前向きに考えたら  能天気だとなんだと


後ろ向きに考えたら  ネガティブだの痛いだの


ならば  僕らのそばにきっと正解なんかなくてさ


答えがもともと  二つだというなら  



きっと       答えなんて呼吸を始めたときから  





……もうすでにその胸のどこかに隠してるの

「ねぇ なんで悪い人は倒さなくちゃいけないのー?」

「だって、みんなが嫌いでしょう?」

「ねぇ なんで悪い人はみんなに嫌われちゃうのー?」

「だって、悪い人は悪いことしかしないもの」

「ねぇ じゃあなんでそもそも悪い人ができちゃったの?

ねぇ なんで悪い人とヒーローは分けなくちゃいけないの?

ねぇ…




ーーー…なんで?」

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