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*詩集*  作者: れむ
48/125

【詩】はじまり

数学と呼ばれる知識  

はじめは足し算なんて 単純だっただろう…



国語と呼ばれる知識 

出会いは母のかたわら読んでもらった  絵本だったろう…


情報化する日常ひび  霞んで消えていくアナログ


わかりあおうと伸ばしあったあの言葉の  意味さえ

今じゃすれ違うばかり  どこに忘れてきたんだ…?



感じてきた想いに  従順だった僕よ

わかりあおうと懸命に  もがいた心よ

今もまだどこかで  息をしていますか…


はじまりはいつも  考えることじゃなくて

心のままに  動いたときから…



数学と呼ばれる知恵よ

はじまりは1+1 解ける楽しさ 大好きだったね…


国語と呼ばれる知恵よ

はじまりはあの物語 泣くも笑うも心は自由になれたね…


すべてのはじまりはそう  いつだって素直になれたとき

偽らないで  目をそらさないで どこかで待ってる

君が  あの頃を  呼んでくれるのを…


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