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*詩集*  作者: れむ
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【詩】優しすぎる君へ

君の手を離すのは …不安になる。

ときどき、怖くなるんだよ…


一度離してしまったら最期、

もう二度とその手が見つからなくなる気がして…

二度、

次にその手を握るときは冷えきっていそうでさ…



ねぇ…?

僕がもし、君とほんのすこし離れたら?

君がほんのすこし独りを過ごす時間があったらさ

君はなに思ってるの?

黒いその瞳の奥に 何を映してますか?

少し潤んだその膜は もしかして 涙 ですか?

それとも それとも、、




君を一瞬でも忘れてしまうことは怖いな…

次に振り返ったとき、君はきっと一人笑って

どこかに消えてしまっていそうでさ

「ばいばい…」

って 笑って…

そんで



泣いていそうでさ…

君って  泣くのは上手くできないのにさ

笑うのはすごく上手なんだよね…

         「ねぇ、辛いことがあったらちゃんと言ってよ?」

また一人で背負いこもうとするのだろう。

それを心のどこかで気づいていたのかもしれない。

「平気だよ、大丈夫だからさ ね?」

だけど君はいつも心配する私の頭をくしゃくしゃと何度か撫でてふざけて誤魔化してしまうんだ。

そして、曖昧なままで。誤魔化したままで。


……今日も、何も話してくれなかったよ…。

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